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過ぎゆく夏の空の下(ちいさな詩と絵)





眩しく 遠くを仰ぎ見るふりをしながら

瞳の隅っこに あの人を映していた





あの人の瞳は 私を通り越し





輝く人を そっと見つめている







この 静かな恋を知っているのは

過ぎゆく夏の空と

ちいさくうつむく 私だけ




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