カルマの汚れを落とせるのは自分だけ
悪いカルマは、自分以外の誰かから教えられたり、指摘されたりしても、素直にそれを認めようとはしない、とても頑な「心のクセ」「性格の歪み」「短所」です。
それは、身も心も悪いカルマに慣れきってしまって、「住めば都」ならぬ「住めばより居心地のよい自分のカルマ」としか考えなくなるためです。
いくら要領良く生きている人や、表面的に「良い人」を演じていたとしても、自己中心的で人を見下す心があったり、優越感や傲慢さを隠し持っていたり、あるいはまた、何かあると原因を他人のせいにして、自分は正しいと思い込んでいたり、人を許すことができなかったり、感謝の心や謙虚さがなければ、心は汚れたままなのです。
まったく悪いカルマ、欠点がない人はおらず、多かれ少なかれ誰もが心の汚れ、罪を背負っているからこそ、この世に生まれてきているのです。
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