足るを知る人は幸福にしかなれない
人様の陰の部分、裏の裏までも見ながら時には愚かさを指摘し、そこから脱出する方法について理解してもらうために忍耐を持って望まなければいけない。
これが私の仕事です。
この仕事を通してつくづく感じることは、社会的な地位が高いとされる職業で自分が他人より優れているかのように思い込んでいる人がいかに多いか、ということです。
上辺だけで心が養われておらず、見栄やプライド、欲望、他人の目ばかりを気にしている人に限って気づくべきことに気づいていない、トラブルや問題という魂の課題を乗り越えられずにまた不幸の種を蒔いている、私にはそう思えてなりません。
例えば、医者や弁護士の妻だから、夫が会社の社長をしているから、などとそれだけでよい人、できる人を演じ、仮面をかぶっている人も少なくありません。
よい人を演じ、上辺だけよく見せることだけに心を砕いている人は、その反面、とても被害者意識が強く、周囲に対して感謝ができない。
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