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先生から卒業!いくみんさん 自由業+新たな学びへ


いくみん(びびんがびーん)
@tomokakuugoko

プロフィール

いくみんさん:
もともとびびんがびーんという名前ではろこみに入りました。
はろこみに入った4年前、当時おかあさんといっしょで
おまめ戦隊ビビンビーンという曲があり、
娘とともにはまっていたので、この名前にしたのですが、
この曲も最近はちょっと流れなくなってきているし、
最近リアルとの境目みたいなものがなくなってきているので、
今日を機に改名しようと思って、突然いくみんになりました!笑
どんな人かというと…運と縁と勘で生きている人です。笑
仕事的には、3月まで15年間小学校の先生を行っていました。
年齢ばれますね…笑
4月からは自由な働き方をしております~!よろしくお願いします。

くしびき:
いくみんさんは小学校の先生だったんですね。
現在活動されているウタリトリの3人でやっているスタンドエフエムを拝聴させていただいたのですが、
先生をやってらっしゃったからか、話し方がお上手なのと、着想が素敵で、とっても面白いなと感じておりました。

いくみんさん:
そんな丁寧に聞いてくださっているとは知らず~ありがとうございます。
ウタリトリというのは、私が今一緒にウェブの制作とかをやっているクリエーターのチームです。
そこのメンバーでスタンドエフエムをやっています。

くしびき:
先生を15年間やられていて、4月から自由な働き方を選択されたわけですが、どういったお考えの経緯でご決断されたんですか?

私は何をして生きていたいのか考えた

いくみんさん:
それを語ろうとすると5時間はかかります!笑
ですが、簡単に要素を話すと…
もともと小学校の先生は大好きでした。
子どもといるのが好きで、学校という場所がすごく大事な意味のある場所だなと当時は思っていて、先生をしていました。
今5歳と3歳の子どもが二人いるんですが、ちょうど二人目の育休をとっているときに、コロナ禍ということもあって…
本当、育休って人生を見つめなおす期間ですよね。
たまたまコロナで人と会えなくなったりとか、
私は今地方に住んでいるので、リアルな出会いとかもあんまり無くなったりとかして、
その時に【私は何して生きていたいんだろう】ってすごく考えたんです。
学校の先生ってすごくやりがいもあるし、
私は大事な仕事だと感じているけれど、働き方の部分とか、
本当に自分が望むことできるかなとか考えたときに、
ちょっと一回新しい世界見てみたいなという気持ちが湧いてきた、
というのが要素の一つですね。
あとは、やっぱりコロナ禍での家族の在り方も考えましたね。
夫が同業だったのと、実家も遠いことから頼れる人についても考えたり…。
もし自分の子どもたちの具合が悪くなったり、
自分が体調を崩したってなったときに、
先生として同じ働き方のままで家族として成り立っていくのかなっていうのも想像しました。
先生としての仕事は大好きだし、充実感もあったけど、
育休期間中にはろこみ含め、オンラインでの出会いがたくさんあって、
その中に、教育や子どもに学校ではない形でかかわろうとしてくださっている方々にたまたま運よく出会うことができて、
「別に学校の中だけじゃなくてもできることいっぱいあるのかも!」と思えたので、何ができるかはその時もっていたわけじゃないんですけど、
よし、やめちゃえ~って半分勢いで辞めましたね。笑

くしびき:
確かに育休中っていろんなことを考えますよね。
コロナ禍で家庭がどう回っていくか、
自分の働き方を考えなおすのも、めちゃくちゃわかります。
いくみんさんのTwitterなど拝見していて、
やりたいことに満ち溢れてキラキラしている印象をもったのですが、
今後は子どもたちとどのように関わっていくのか、決まっておりますでしょうか?

システム思考

いくみんさん:
そこでいうと先生をやめるときに、
やめるからには自分がこれをやりたいとか楽しいとか、感じられることをやる私だけじゃなく家族や私の大事な人たちに意味があることを選ぶと決めました。
なので、毎回自分の心に、「本当は私はこれをどうしたいの?」って問いながら挑戦している感じなので、
あ~失敗!うまくいかない~とかももちろんあるんですけど、
自分で何かを選んでいくってことにリアルに直面している4月からなので、
そういう風にキラキラ見えているのかもしれないです。
私の大事にしていることのひとつとしては、子どもに見られていると意識して自分をごまかさないこと。
子どもって大人のことめっちゃ見ているんですよ。なので、「楽しく生きれるよ!やりたいことをやったらいいよ!」って言ってる大人を、本当にそれやってる?って見ているんです。
そこに向き合って、私はごまかさないっていうのを決めています。
もちろん人それぞれ大事にしていることは違うので、
みんなにとって大事かはわからないけど、
私にとってはこれが大事にしたいって思っていることです。
例えば夫は、生きていれば大変なこともあるけど、
一生懸命にきちんときめられたこともやるのが大事だよっていうタイプ。
つらいことがあっても頑張り続けることが必要だって伝えることを大事にしています。
子どもたちはそういった多様な考え方に触れて、「あ、選べるんだな。」っていうのを感じてもらいたいし、伝えたいです。
先生であった時も、学校だから何かしなきゃではなく、
みんなでこのクラスを作っていく、友達との関係も自分がどうしたいか?で関係性を選ぶことができるよ、与えられたものだから仕方ないではなくって、自分の関りとか、自分のあり方とか、自分でそれって選べるってことを大事にしようと伝えていました。
ただ、言われるだけでなく、それって経験しないとわからないんですよね。
私たちって、感覚として生まれてから結構与えられた環境で生きてきているっていう感じがあると思うんです。本質的にはそうではないんですけど。
変えられないものの中にいる感覚ってのがある。
でも本当はその中でも「私」ができることはたくさんあるよっていうのを経験できる場を作りたいなと思っていて、
それが学校でやりたかったこと、子どもたちと一緒にいるときに意識してきたことの一つでした。
それをまた学校の外で、子どもたちに対してだけでなく、
関わってくれる方々ともやりたいと思っていて。
自分の気持ちを大事にすることや、自分は本当はこれをやりたいってことを思っているのに言えていない現実があったりとか、
なんか自分の気持ちを大切にできない瞬間ってみんなあるけど、
でもそれって口に出したら、そうなるようにする!みたいな、力ありますよね?そういうことを、些細なことからでも経験できるように、意識して行動するようにしています。
子どもたちには、それをシステム思考というアプローチを用いていこうとしています。
あくまでアプローチの一つではあるのですが、どういうものか一言でいうと、
いろんなつながりの中に私たちはいるけれど、
じゃあ私はそこでどんなことができる?っていうのをすごく考えていくこと
です。
実は子どもたちはもうすでに自然にやっているんですね。
でも、それを忘れずにいるためのレッスンをやっていこうと思っています。

くしびき:
私いくみんさんみたいな先生と出会いたかったです。
思ったことを口に出すのが怖かったり、心が何も感じずに何も思わなかったりした時期も個人的にはあるのですが、いくみんさんみたいな人がそばにいてくれたら、正直にやりたいことを口に出してやっていこうと思える気がしました。

いくみんさん:
私もこうはいってても、言えない瞬間っていうのをすごく自覚したことがあります。笑
特にやっぱりお母さんになったり、あとは先生であるという職業柄もあったとは思うんですけど、
いいお母さんでいようとか、先生らしくいようとか役割で私を存在させようと思ったときに、
本当に私の言いたいことって何だろう?
私は今いいお母さんとしてこの言葉を言っている?
これは何なんだろうと思うことがありました。
ぶっちゃけ、先生としてクラスを担当していたときにも、もちろん全員本当に大切な存在だとは思っているけれども、
やっぱり人間と人間だから、この子とはあわないな~と思う瞬間があってもおかしくないじゃないですか。
でもそういう小さな違和感みたいなのも、ないことにして過ごしているうちに、本当に大事なことが逆に見えなくなっていくみたいなことはあるなと思ってたりはしました。
あとは、言えなくなる時って、「私がいけないんだ~」モードになるじゃないですか?笑
私には勇気がないから…とか、私も○○があれば入れるんだけど…とか。
それで、ムムム…となっていくとき、ありますよね。
でも、みんな一生懸命生きているんだと思うんですよ!
先生だった時に、ちょっと課題があるお子さんのお母さんとか、
問題をおこしちゃった子とか、うまく子育てがいっていないと感じているお母さんとか、いっぱいお話しさせていただきましたけど、
一生懸命じゃない人なんて誰もいないと思いました。
だから、困っている人は、助ければいいんじゃない?その人が困っていることは、みんなが何とかするようにしようって考え方とかができればいいのにって。
私が学校にいてあんまり起こしたくないと思っていたことがひとつあって、それは何か問題行動が起きたときに「あの子○○だよね」とかお母さんを主語にして「愛情が足りないんじゃないか」とかなってしまうことがありますよね。
そんな時、特定の誰かのせいにするって簡単だけど、問題の解決には何もならないじゃないですか。
そうじゃなくて、じゃあそういったお母さんに私たちは何ができる?って支えてくれる人とか、どうやって解決していこうって一緒に考えてくれる人がいるって伝えたい。
伝えることで、解決に進んでいったこともいっぱい見てきました。
そういったこともシステムなんですよ!
ひとりじゃなくて、そこにかかわっているいろんな人たちが影響しあって、ソレが起きているんです。
みんなで見えていないものがたくさんあるんじゃないかってことを想像して見に行ったり、ソレに対して私は何ができるか?って考えたり。
外から見ているだけじゃなくって、
いろんな問題が世界や社会では起きているけど、そこに私はどうかかわっていく?っていうことを考えていこうっていうのがシステム思考なんです。

くしびき:
物事が俯瞰してみれる、仮説だてて行動できる感じでしょうか。
私もちょうどその力がもっと欲しいと思っていて。
それを子供のころから育てていけるのがシステム思考の魅力ですね。
…申し訳ないんですけど、娘が近づいてきました…言いたいこと忘れちゃった。笑

いくみんさん:
全然いいんですよ!大丈夫です!
こういったこともシステムですよね。何かをしていると誰かが気になる。
お母さんがニコニコ楽しそうにしていると、子どももニコニコになっていく。本当は人と人がいるとそれが自然と起きていくけど、
一人だとそこを忘れがちになっちゃいますよね。
例えば自分がニコニコおはようって挨拶したら、
子どももニコニコおはよって返してくれるけど、
自分がイライラしているときにつっけんどんにおはよ…って言ったら、
シーンってなって、家の中の空気がギスギスして悪くなる、みたいなことってよく起きるし、
それって無意識な行動の中でたくさん起きているので、
そこを立ち止まって考える練習をするっていうのをやっていきます。
子どもたちと一緒にやるときは、よく絵本を使ってやりますね。

くしびき:
いくつぐらいから学べるものなんですか?

いくみんさん:
幼稚園でも取り入れているものなので、何歳から学び始めても大丈夫だといわれています。アメリカとかオランダでは幼少期の教育に割とスタンダードにとりいれているようですね。
ただ、私たちが今やろうと思っているレッスン自体はオンラインでやるので、小学生になってからの方が落ち着いてできるかなと思います。

くしびき:
そうなんですね。そのシステム思考のレッスンというのを今後いくみんさんがサービス提供されていくってことですか?

いくみんさん:
そうですね。子どもたちにこういうことを知ってもらいたいので、一緒にやっている仲間と行っていきます。
もうすでにもっと大きい子にむけては行っていて、
今度入門編を行っていく予定です。

https://systems-thinking-for-kids-230111.peatix.com/

結構子どもたちがレッスンのなかで、ハッとするようなことを言ったりするんですよ。
例えば、こないだ学校で体育の時間にいつもミスしちゃう子がチームにいたんだ、で、負けたと。
そうなると子どもたちってだいたい、なんであの子とチームなんだ…ってなりがちじゃないですか、当然人間の感情として。勝ちたいですし。
でもそういった場面で、きちんとシステム思考を意識している子がいると、じゃああの子が強くなるにはどうしたらいいかな?って考えるんです。
私たちもカバーできることがあったんじゃないか?
例えばお昼休みに一緒に練習しようよ~!みたいな楽しい気持ちで、みんながうまくいく方法が何かあるんじゃないかなっ考えていくんです。
もちろんシステム思考を学んでいなくても、そういった考えにいたる子もいます。ただみんなで意識的にそう考えていくと、どうなるかなーってことですね。


くしびき:
そんな考え方をみんなができたらめっちゃハッピーですよね。

いくみんさん:
そうですよね。私も自分の子どもたちにもたまにですけど絵本とかでやります。あ、でも毎日だといやになっちゃうじゃないですか。笑
なので、たまになんですが。
うちの場合だと、ときどきすっごい兄弟げんかするんですよ。
そしたら、ほんとたまーに「これってこないだとおんなじことが起きてる!」とかって言いだすんですよ。笑
おんなじこと繰り返して、これっておんなじだって気づくことって一個大事なことだなって思っていますね。
大人もね、同じ失敗しちゃうことあるじゃないですか。
私自信もよくある自分の負のループってあるんですけど、それって一人では気づききれない部分もありますよね。それをいろんな人たちで見ていくような世の中になったら、自分も救われるなーって思いますね。

くしびき:
やさしい空間ですね。
私、お母さんになってからこうであるべきだとか、私がしっかりしなきゃとか思いがちだったんですよ。
夫が自由に見えて呪った時期もあったんですが。笑
みんながお互いにできる部分で、支えあって、どうやったらうまくいくのか想像し、手を取り合う家族、世界になっていけたらいいですね。

個として選択する機会が多く、不安感がつよくなりがちな、今だからこそつながりを大事に

いくみんさん:
本当!これは私の主観というか考えなんですが、
お互いを思いあって手を取り合うことって今までの社会の中では普通にやってきたことだと思うんですよね。
ただ今って世界が成熟して本当にいろんなことが選べる、個として選ぶ機会が増えているからそういう葛藤とか悩みとか、今まで生きてた人たちが経験してこなかった一人一人の不安感とかがすごく強くなっているからこそ、
システム思考をあえて学んでいきましょうってなっている、ただそれだけだど感じるんですね。
いろんなやり方が世の中にはいっぱいあるけど、心の中のしんどさがほっとする一つの手段であればいいなという思いがあります。
これがあったらすべてがうまくいく!!ってわけではなく、
こういうやり方もあるんだーって思っていただきたいです。
こういったツールって1個しか持っていないと、それうまくいかないときしんどくて困っちゃうけど、いくつか自分の中のしんどいに向き合うツールをシステム思考以外にも持っておくと、なんかちょっと頑張れる気持ちになったり、誰かが困っているときに力に慣れたりするなーって思います。

くしびき:
たしかに、システム思考というものもある、と認識しながら生きるだけで、生きやすくなりそうな感じがありますね。
わくわくしますね。

いくみんさん:
大丈夫ですか、私わくわくの強要してないですか?!笑

くしびき:
大丈夫です!めっちゃわくわくしてます。笑

いくみんさん:
そうですか!?笑
私はそれが好きだなと思っているんですが、その世界観も人それぞれじゃないですか。

くしびき:
私はいまとってもシステム思考に惹かれています!娘にもやらせたいな~。
次はウタリトリの活動についてお伺いできればと思います。
ウタリトリとは、先ほど3人でやってらっしゃるクリエーターチームとおっしゃっていただきましたが、具体的にどういう活動をされていらっしゃるのでしょうか?

クリエーターチーム ウタリトリ

いくみんさん:
そうですね。先ほどの私の大事にしていることのお話と重なるんですけど、クライアントが本当にしたいこととか、自分らしさに気づくことってひとりだとすごく難しいと思うんです。
だから、例えば名刺代わりにウェブのページ作りたいです~って依頼があったとして、その時は本当にあなたの伝えたいことって何ですか?ここで本当に来てほしい人だれですか?とかを対話しながら、クライアントさんの気持ちを大事にして一緒に作り上げていく活動を行っています。
それがウェブページのときもあるし、チラシのようなもののときもあります。
こんなこと言いながら、私自身はウェブページも作れなければ、デザインもできないんですけどね。笑
なので、ウェブページ作れる人~デザインできる人~って集まってもらってみんなでやっているのが、ウタリトリです!笑
メンバーはいつでも絶賛募集中です!笑

くしびき:
そうなんですね。笑
みなさん「対話」を大事にするって結構スタエフの中でもおっしゃっていて、私自信ははそれが大事だなと感じる側だったんです。
やっぱり誰かにお願いするときって、自分が大事にしている信念とか思いとかを同じ共通言語をもったクリエーターさんが作ってくださった方が、
顧客に伝わりやすいだろうなと感じました。
全部そういうサービスだったらいいのに…!

いくみんさん:
そうなんですよね。愛さんが対話を大事にしているのはこのインタビューでなんとなく伝わっていました!
でもやっぱり世界にはいろんな人がいるので、
その対話を大事にしたい人としたくない人がいると思うんですよ。
たまたまこないだ出会ったクライアントさんが別にはやくとかうまくとかがポイントではなく、今まで本当に自分の伝えたいことを伝えてくれるクリエーターに出会えて来なかったとおっしゃっていて、
何回もウェブページつくるのがうまくいかなかったといっていました。
そういうのを大事にしている人たちにウタリトリのサービスが届けばいいな~と考えています。
とにかくなるはやで、来週までにいい感じのよろしくっみたいな人たちと、私たちとはマッチしないと思うんですけど。笑

くしびき:
私はめっちゃすきです。

いくみんさん:
なかなか会社だとできないですよね。
納期があったり、目標数値があったり、できないタイミングがあったりで。私たちが今それが叶うクライアントさんに偶然出会えているだけであって…なのでほんと運と縁だねって思っています。

くしびき:
いくみんさんにすごい引き寄せるパワーがあるんじゃないんですか?笑

いくみんさん:
だといいけど!笑
お母さんありがとう、そんな私に産んでくれて!笑

くしびき:
いくみんさん含めて、ウタリトリのお二方もきっと同じ考え、大事にしていることが似ている人を引き寄せるパワーがあるんだと思います。
あと、みなさん行動力半端なくないですか?
なんでみんなあんなに毎週「これやったよ」とか「これ読んだよ」とか、ネタがあるんですか?!その行動力がめちゃくちゃすごいなと思っていて。
なんか、なんにもやりたくないときって無いんですか??笑

いくみんさん:
確かにみんな結構多動なところもあると思う…笑
けど、やりたくないときもあります!
私たち3人とも一人ではできないことがたくさんあるっていう前提があるから、志とか大事にしている部分を尊重しあえているんだと思うんです。
私たち3人が大事にしていることって、全くおんなじではないんですよ。
お互いの大事に思っていることを想いあっていて、尊重しあえる関係という感じです。
子どもたちとクラスを作るときもおんなじなんですけど、あなたはあなたでそう思っていていいよ!私は私でこう思うよってことが起きると、すべてがポジティブになっていくんですよね。だから、基本的にいいことしか起きないんですよ。

くしびき:
そうなんですね。いいチーム…!
いくみんさんも、毎週本読んだり、焚火したり、毎週なにかしらに挑戦されていますよね。その元気はどこからくるんですか?私も焚火したいなって思うんですけど、なかなか腰が重くって…笑

いくみんさん:
やりましょ!やっちゃおやっちゃお!!笑
私も、やりたいけど、やれないって思ってたことがたくさんあったなって思います。何かしら理由を付けて、やらなかったり。
それはそれで優先順位が今じゃないと感じて判断することも大事なことではあるんだけど、私はいまやりたいとおもったときにやりたいことをやれる状況にあるってこともあるし、
やりたいことはやろうと決めている今の時期だから、そう見えているのかもしれないです。

くしびき:
やらない理由ね…たしかにそれを生み出している気がする。
やりたかったら、やれるのに。やればいいのに!

やりたいことはたいていやれる。けど、今それをやらないようにしている理由が大事な時もある

いくみんさん:
だいたいのことはね。誰かをめちゃくちゃに傷つけたり、道徳的にダメなことでなければ、基本的にやろうとおもって、やってやれないことはないと思っていますね。
ただ、やらない理由の中にも、大事にしたいことがある…ってこともあると思うんですよ。
例えば、私は外国に行ってもっとたくさん友達を作りたい!と思うんですけど、今それをやらない理由としては、子どもと一緒にいる時間を大事にしたいという気持ちを大切にしているからで、外国の友達作りは今タイミングじゃないってだけなんですよね。
それを忘れないように、書いておくってことはしています。
本当にやりたければ、子どもがいてもいける方法を考えると思うんですよ。
例えば一緒に行くとか。
だから、大事なのは、お母さんだからやりたいことをやるのはダメとか、
やりたいと思うことすらいけないと思ってはいけないってことですね。
やりたいと楽しいは最強だと思うんですよ。
そんな私も、1年前まではやりたいこと…楽しいこととは?私の気持ちはどこへ!?って思ってたんですけどね。

くしびき:
そうなんですか??私は、やりたいことリスト書いてて、あれ?なんか少なくない??わたしのやりたいことって?!ってなっています。

いくみんさん:
やりたいことリストが、買い物リストになっていたりね。笑
私もそうでしたよ!でも、そういう自分に気が付いたというところが、まず自分がスタートラインに立ったということですし、
そこから自分がどうありたいか?なにがわくわくできるか?って探すようになれると思いますね。

くしびき:
そうですね!どうしよう…ただただ楽しい時間!
私ももっとわくわくなやりたいこと探していきたい!

いくみんさん:
ただもちろん、みんながみんなわくわくやりたいことだけをやっていたら、世の中大変になるから。笑
落ち着いて、大事なことをきちんと大事にして、着実に歩みたいっていう人がいても全然よくって、私がいまそういういことを望んでいるってことなので…。そこはあえて、言っておきます。笑

くしびき:
そうですね!
自分はどうありたいか?大事なことは何か?っていうのを持っておくっていうのが大事なことですね。
年末ですしね!自分のことを振り返ってみるのもいいかもしれないですね。

いくみんさん:
自分軸手帳を使いながらね!

くしびき:
自分軸手帳使いながらね!!!

いくみんさん:
そして、できたら一人じゃなく、みんなでできたらパワフルだなって思います。
私もやっぱりこういう風に思ったのは、本当はどうなの??って聞いてくれる人が身近にいてくれてことかなと思います。
あとは、私自身は本当に得意がないのがコンプレックスだったんですけど、
例えば小学校の先生だから何でも教えられるけど、例えば音楽が得意です!みたいなものがなくって。
なので学校の先生をやめて就職するってなったときに、じゃああなたの得意はなんですか?強みはなんですか?って聞かれたときに、「…。」あ、私なんかとくに役に立つことないな…って思っちゃったんです。
でもそんなときに、「そんなことないよ!何かが特別にできるわけじゃなくても、でもだからこそ一生懸命やろうと思ってやってくれてることがうれしいよ」って言ってくれる人がいました。その声が光になった。
だから、仲間やチームがいることは大事ですね。
誰かとつながる、つながりあいながら、お互いに助け合えたらいいですよね。これもシステム。

くしびき:
すべては、システム…!感動。
最後にもう一つだけ、いくみんさんがこれから挑戦していくこと、夢とかがあれば聞かせてください!

いくみんさんの挑戦、夢

いくみんさん:
私はもうそれは強くあって。
私は、その人がその人らしく生きることが最強で、何より大事だと思っているんです。それは子どもたちが教えてくれたことで、どんなにいいやり方やいいことをこちらから伝えるよりも、
その子が自分は自分でいいんだって思えた時に、すっごく変化したり、成長したりするのを目の当たりにしてきたので、だから私は私の人生を私らしく生きていくってことは決めているし、
それって特別なことじゃなくて、自分でやろうと思えば、目の前の関係性とかも全部自分で作り出せるって思えることだな、と思っています。
だから、誰といたいかだって自分で決めていいし、何をしたいかだって自分で決めていい。何を食べたいかだって。でも、一緒に過ごしてくれる人や大切な人のことを想ったときに変えることももちろんある、けど、それすらも自分で決めていいってことを、いろんな場所で、みんなができるってなったらいいな~ってことはすごく思いますね。
だからみんな環境を作る力があるんだよっていうことを伝えられるようなことを、いろんなやり方を通して伝えていきたいです。
そして、そういうことを「わかるよ~そうなったらいいよね~だけどそれっていくみんだから出来るんじゃないの~??」みたいなことにはしたくないので、ちゃんと研究しようとおもっていて、4月から大学院に行きます!
自分から環境を生み出せる人って、具体的にどんな要素があって、どんなことがあって、どういうことが起きたら、自分でもできるって思うんだろう?みたいなことを証明したら、みんなができるようになるのでは?!と思っています。私の勝手な思いですけど。そんなことをやっていきたいなと思っております。
これ何年後とかに見直して、私出来てない!とかって思いたくないので宣言しておきますね。笑
そうやって自分を追い込んでみます。笑
自分の子どもたちが大人になったときに、そういうことが自分でできる人がたくさんいたらいいなと思って研究していきます。

くしびき:
すごいです!応援しております。
そして、システム思考、もっと若い時から知っていたかった…。笑

いくみんさん:
私もそう思います!!
でも本当に、はろこみに入って、同じように悩んでいる方だったり、同じ状況でも頑張っている方、何かに挑戦している方に、私はすごいエネルギーをもらったから。
本当に環境の力だったり、出会う人の力ってあるな~って思っています。
このようなインタビューの機会をもらって、あらためてそう思いました。
ありがとうございます!

最後に

どんな人かというと、運と縁と勘で生きている人!と最初におっしゃっていたいくみんさん。
お話することで、どんどん魅力にひきこまれて行く時間でした。
みんながお互いの考えや思いを尊重しあって、そして手と手をとりあっていく、そんな世界に向かって私ももっと行動していこう!と決意しました!
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