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◆地エネと環境の地域デザイン新酒完成【地エネメルマガ<2021 Vol.16>】≪サンプル≫


地エネに関連する記事をピックアップします。


◆<地エネと環境の地域デザイン>新酒完成、25日お披露目 環境に配慮、4蔵元と4農家連携 神戸・三宮で試験販売

 地域の資源循環を進める「地エネの日本酒for SDGs」プロジェクトで完成した新酒の試験販売会が2月25日午前11時~午後7時、JR三ノ宮駅南の「ストリートテーブル三ノ宮」で開かれる。
 エネルギーと環境の視点から新しい地域デザインを描く「地エネと環境の地域デザイン協議会」(事務局・神戸新聞社)に参加する日本酒の4蔵元と4農家の連携から生まれた。
 日本酒はいずれも、兵庫県内で昨年収穫した酒米山田錦を使って今冬に醸造。山田錦は除草剤や殺虫剤を使用せず、食と農の現場で発生する生ごみや家畜ふん尿を発酵させた消化液(液体肥料)で栽培した。
 会場では、盛典の岡田本家(加古川市)、播州一献の山陽盃酒造(宍粟市)、福寿の神戸酒心館(神戸市東灘区)の日本酒を販売。醸造中の富久錦(加西市)は、山田錦を使った同じ造り方の酒を販売する。
 ※富久錦の新酒完成後にも試験販売を計画中



◆自然素材燃料で5月打ち上げ エコロケット 資金募る 洲本高・科学技術部 目標100万円 廃材で機体、高度1000メートル目指す

 燃料にデンプンなどの自然素材を使ったエコで安価なハイブリッドロケットの開発に取り組む洲本高校(洲本市上物部2)の科学技術部が、ロケット打ち上げのための資金を募ろうと、クラウドファンディング(CF)を始める。ロケットの目標高度は、淡路島最高峰の諭鶴羽山(608メートル)を超える千メートル。寄付額は100万円を目指す。(赤松沙和)


◆「1.17のつどい」で使った2000キロ 竹・紙灯籠 エコ燃料に再生

 神戸・三宮の東遊園地で開かれた阪神・淡路大震災の追悼行事「1・17のつどい」で使った竹や紙の灯籠約2千キロが、今年もRPF(廃棄物から製造される固形燃料)としてリサイクルされた。
 以前は、竹灯籠を用意していた「神戸・市民交流会」(解散)が竹炭にしていたが、2016年から、ごみの収集、処理業者など20社でつくる神戸市環境共栄事業協同組合がRPF化に取り組んでいる。


◆家庭の食品ごみ 世界5.7億トン 19年、日本は1人当たり64キロ

 世界各国の家庭から出る食品廃棄物の量は2019年には年間5億7千万トン近くあり、これまでの推計値の約2倍に上るとみられるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が4日、発表した。日本の家庭からの食品廃棄量は年間約816万トンで1人当たり64キロと推計され、日本政府の推計値783万トン(2017年度)より多い。UNEPは「この中には食べられる食品も多く含まれ、削減が急務だ」と警告する。
 小売りやレストランなどを含めた総量は推計9億3100万トンで、世界の食料生産の17%が廃棄されている計算になるという。UNEPは「食料安全保障上の問題であるだけでなく、生態系破壊や地球温暖化の原因ともなっている」とした。(共同)


◆脱炭素社会へ活動開始 神大の教職員や学生 共同で取り組み 学内に新組織 大学へ提言書提出

 世界的に脱炭素社会への機運が高まる中、神戸大学の教職員や学生が共同で脱炭素化に取り組めるよう、同大の学生や大学院生ら4人が活動を始めた。学内に「環境会議」という新たな組織を立ち上げ、議論を深めて学外とも連携を図るほか、目標を定めた具体的な行動を大学に促す提言書を作成。このほど大学側に提出した。(安福直剛)
※この取り組みは、神戸大法学部と経済学部による「神戸大エコノリーガル・スタディーズ(ELS)」とIGESの連携による「脱炭素」をテーマとした授業がきっかけとなっています。

神戸大エコノリーガル・スタディーズ(ELS)


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