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ローカルSDGsの「場」づくり【地域デザインの目線#1】

 地エネnoteでは、地エネにまつわるコラム「地エネたいむ」(月1程度)、地エネにまつわる情報のお知らせ「地エネメルマガ」(月2程度)をマガジンにて有料配信しています。それと合わせて「地域デザインの目線」(無料配信)をお届けいたします。今月は本協議会コーディネーター辻本一好さん(神戸新聞社編集委員)がスピーカーを務めた「うめきた Tolkin’ About」(2021年3月24日、大阪ガス都市魅力研究室)、「ひょうご高校生 環境未来リーダー育成プロジェクト」(2020年12月15日、兵庫県立工業技術センター)での講演内容などをもとに連日コラムをお届けいたします。お楽しみに♪

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 みなさん、こんにちは。はじめまして。地エネと環境の地域デザインは、「エネルギーと環境の視点から、持続可能な地域の新しいデザインを描く」ことを主題とした、ローカルSDGsプラットフォームです。
2019年に設立し、神戸新聞社に事務局があります。私はそのコーディネーターを担当しています。

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 シンポジウムやツアー、イベントなどを通して、地域のエネルギー「地エネ」について考える「場」づくりに取り組んでいます。約40の自治体や企業が参加し、日本酒や北摂里山地域循環共生圏、小水力などの分科会もあります。

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 これは、農と食の現場から捨てられる有機物のごみを発酵させて、給湯や発電の燃料となる「バイオガス」と有機肥料となる「消化液」をテーマとした地エネツアーの様子です。

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 日本酒の分科会では、山田錦の3農家と日本酒の4蔵と連携して、消化液を使って無農薬無化学肥料栽培を目指す「地エネの酒for SDGsプロジェクト」を昨年スタートしました。そして、この春ついに、飲むことで地域の資源が循環する「地エネの酒」が完成しました。(つづく)

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