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地エネたいむ「地域デザインのDNA」


≪2020年10月1日発行≫


 「地エネと環境の地域デザイン」は2018年にスタートしました。地域の自然エネルギー=「地エネ」視点のデザイン力にポイントを置いた事業を立ち上げたのは、先人たちの「地域デザイン」を知ることの重要性を強く感じたからでした。
 農林水産業や近年広がるエネルギーの取り組みを取材していると、旧五国からなる兵庫には個性豊かな風土と地勢に応じた、日本の縮図というべき多様な地域資源利用のデザインがあることに気づきます。


 太陽光、水力、バイオマスなど現代のエネルギー技術が学べる講座はあっても、自分たちの地域が発展する原型となった自然エネルギー利用の発想、 そして現在とのつながりを考えるような「場」はありません。


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