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2023年とハムチーズトースト、来年もよろしくお願いします

ハムチーズトースト、わたしの朝ごはんの定番。

2023年12月31日の朝、今日も例外なくハムチーズトースト。
サクッと心地良い咀嚼音を立て、リビングでひとり噛み締める。

9時になって布団から抜け出して、いつもの定番トーストをかじる。
ハムチーズトースト、一年で300食くらい食べたハムチーズトースト。何しろ朝はハムチーズトースト率が高い。わたしの朝ごはん。ハムチーズトースト。

普通のどこにでもある食パンに、どこにでも売ってるスライスチーズに、どこにでも売ってるハムを乗せる。

美味しい食パンならなお美味しくなるけど、そこはあまりこだわりはない。チーズはスライスチーズ、とろけるのはダメ。このとき、チーズは下、ハムは上。ハムを下にするとパンと密着しなくて、運ぶときうっかりすべって落ちるし、食べるときずれてしまうかもしれない。そしたら、パンとチーズとハムのハーモニーが大なし。だからこの順番は必須。そしてオーブントースターで焼き目多めに焼く。

これのお供はカフェオレにりんご、めだま焼き。大体決まっている。思考ゼロの朝ごはん。

8月後半から急に更年期症状見たいのが酷くなって、やばい、女性ホルモンの味方になる、大豆イソフラボンを摂るべく、朝は納豆ご飯にしようと思ったけど、朝から、これはお腹が重かった。それにコーヒーが合わない。朝はコーヒーが飲みたい。欲望に打ち勝てず、あっという間にハムチーズトーストに戻った。

この朝ごはんは、お腹がほどほどに満たされ、昼にちゃんとお腹が空くのが気に入っている。昼間の仕事中にお腹がいっぱいで思考が妨げられるのも、体が重いのも嫌だった。いつもと違うものを食べて、お腹の調子が変わるのも嫌だった。

だからハムチーズトーストとカフェオレは、一日をやり抜く、朝のわたしの強い味方。正義だ。英雄だ。

娘と夫は今日も朝寝坊でまだ寝ている。休みだし、よく眠るがよかろう。わたしは朝を満喫中だから、静かで良い。

だけど、あと数口で食べ終わるってところで、娘がトテトテとリビングにやってきた。「うーたんには、このお洋服をずっと着せていたいんだ」ゆうべ一緒に寝たぬいぐるみのうーたんを抱いて、ニコニコで報告しながら、豪快な寝癖の娘がやってきた。

ああ、終わりか。心の中でわたしは思った。あと数口のハムチーズトーストを口に入れながら、モゴモゴと返答するわたし。

そのうち夫も起きてきて、二人の朝ごはんを作って、娘に、いとこにあげる手紙を作るよう命じて、夫に託し、そそくさと買い物にやってきた。そんなに買うはずじゃなかったはずなのに、周りが色々勝手いる熱に押され、食良品売り場、無印、セリア、と回ったら、なぜか買い物袋二つに、持っていたトートバックにも品物がたくさん。重い。

疲れたので、スーパーにある喫茶店でメロンソーダを飲んでいる。そして、今日の朝、無性にハムチーズトーストっていう記事を書きたくなったから、今年の振り返りをしながら、ハムチーズトーストのことを書こうと思ったけど、一年の振り返りしてたら、帰れなくなる。ここまで買いて、そう思った。

一年の大きなイベントはやはり、小説を1冊買いてエッセイとともに書籍化して文学フリマで売ってみたことだろう。そしてキンドルにも実は出版してみた。
一年、とても有意義に過ごせた。これもきっといつもと変わらないハムチーズトーストのおかげ。ありがとうハムチーズトースト。

文学フリマで出会った方の中に、エビフライについてエビフライの概念を熱く語る団体の本を読んで感銘を受けた。わたしもハムチーズトーストについての概念を書いてみようか。なんて。

来年もハムチーズトーストとともにあゆむだろう。もちろん。
来年は、ブログの記事の雛形をまず作る。ブログを頑張る。収益を増やす。
入れたWeb制作会社のライターの仕事にまず慣れる。

そして5月、また文学フリマに出る。
そのくらいかな。

ああ、メロンソーダも終わっちゃった。
年明けに親戚に会いに行く。
今日も帰ったら、束の間休んだら、すぐ主婦ギョできっともう秒で1月4日になっているだろう。

正月はハムチーズトーストとお別れかもしれない。
でもきっとすぐ1月4日の朝にすぐ会えるよね。
こんがり焼かれて待ってておくれ。

ハムチーズトーストともども、みなさま、来年もよろしくお願いいたします。




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