入浴は蘇りの生活習慣

禊をしないと
ケガレる。（氣が枯れる）

大丈夫、日本人は毎日入浴していて
これは神話に伝わる蘇りの手法。

キリスト教世界では
バプテスマといって
水に沈められる儀式。

日本は本来、神仏習合だから
古神道の作法に則って禊ぎさえすれば
清まりました、
新しく生まれ変わりました、
と云うわけでは無い。

その前に、懺悔が肝心だと思っている。
ざんげ　じゃなく　さんげ　と読む。

朝晩の勤行であげる「懺悔文」が
罪深い私には毎回沁みる。

原因の三毒
貪（とん）＝貪る事
瞋（じん）＝怒る事
痴（ち）＝真理を知らない事
によって、

三業
身（しん）＝行い
語（ご）＝言葉
意（い）＝思い
より生じる諸々の悪行を懺悔する。
と、唱えている。

心当たりが無い日が無い・・・

誰でも清廉潔白では生きられないから
それを受け入れるのが懺悔だし
ハワイだとオホノポノとかいって
「ごめんなさい
許して下さい」
と、シンプルに唱えるそうだ。

神社参りをする前に
自宅の神棚の神様に
「◯◯神社に参りますので
どうか〇〇の神様にお繋ぎください」
と、アポを取って頂いておくが、

その神様に繋がるのが
ご先祖様と云うことになる。
日本人だと必ず
系図が神につながるはずだ。

敬神崇祖を宗とする所以はそこにある。
理屈じゃ無い、
日本に生まれたという、
事実を背負っている。

祈りの威力を高めて
世のため人のためになるには
霊感があるとか無いとかじゃなくて
日々の敬神崇祖を宗とする
行いが肝心と云う事。

宗家や正大先達など、
修行を積んだ人が
それだけ神通力があるのも
言ってみれば重ねごとの力。

戦前、当たり前だった事が
戦後、生活様式が変わり
家に仏壇も神棚も無いから
天との意思疎通ができない人が増え続けた。
その上、シャワーで済ます。
蘇れない。

本当の日本弱体化は
一人一人が天と繋がれなくなったから。

日本人は霊性民族だから
祈りの神通力が底上げされれば
日本は存続し続けられる・・・かも。

諦めずにここに生きよう。