雨の日の子ども達 児童発達支援センターのいろとカタチ

週に1度、児童発達支援センターを訪ねます。
気がつけば子どもたちと出会って4年が経っていました。今日はセンターに通うAくん(5年生)の
ライフワークを紹介します。

発語がなく左半身付随のため、表現スタイルは限られています。A君が入所した当時(1年生)は身体のパーツという感覚が未発達のため、「座ってモノづくりをする」ところを目指すことは出来ませんでした。
けれど支援する側はそれを「不自由」と捉えず、表したい気持ちを読み取るためのツールを開発してきました。題材開発のプロセスを振り返る時、特別支援教育と図工美術教育はやはり類似性があると感じます。
さらに教育に療育(医療の視点)が入ると、子どもたちの困り感を払拭するまでの期間が短くなっていきます。そのための学校地域医療連携なのだと再確認します。


動画の中では、発語のないお子さんへの支援として
仮面ライダーボードが登場しています。
想いを可視化するツールを生活の至るところに
配置すること。「可視化」は特別支援教育に限らず、
人の生や営みを豊かにしていくための工夫です。

        大人の図工塾管理人 米光智恵
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