見出し画像

くぅの日常第34話 絵本世界と天地創造

コミチ(https://comici.jp/)でスパダリにゃんこを毎週更新しています、ちえむです。こちらでは過去回を追っかけ更新しています。

1連載スパダリにゃんこ第34話絵本_001

1連載スパダリにゃんこ第34話絵本_002

1連載スパダリにゃんこ第34話絵本_003

1連載スパダリにゃんこ第34話絵本_004

絵本の読み聞かせ。

普段は絵本のお話に書かれた文章を文字通り読むのだけど、たまに

ただ文字面を読み上げてるだけでいいのかな?

情操教育のためには、登場人物のキャラに寄せた声音を使ったり、アレンジを加えたりした方がいいのかな?

と思うことがある。

セリフや状況に合わせて情感豊かに読む、後者の方がなんだか文化的に上質な気がして、ならば上質な方を子供には触れさせてあげるのが親のやるべき努力ではないか?

という、謎の努力義務がわいてくる。

そこでためしに子供のセリフは子供っぽく、年をとったキャラはそれっぽく、効果音的な擬音はリアルに…とやってみた。

すこぶる疲れる。

普段の私は淡々とした物言いなので、自分にないキャラで絵本読んでるようなものである。

でいて、子供にすごく好評かと言えばそうでもない。

「そんなに大げさに読まないで」

と言われたりする。

お話の種類にもよるだろうし、子供の好みにもよると思うけど、結局自分の読みやすいように読めばいいんだろうな。

お話のアレンジと言うのは、すでにある世界に新たな自分なりの世界感を投入するような、いわば天地創造みたいな作業。

くぅのオーダーで桃太郎に猫を登場させれば、それは新たな桃太郎伝説なのである。

エネルギーだって使うだろ、と思う。

なので、ドラマティック読みは10冊に1冊くらい、私の気力に余裕がある時にとどめました。

神様だって7日間天地創造した後休んだし。

読んでくれてありがとう。


スパダリにゃんこ、最新話はこちらから。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?