捨て活〜ミニマリストへの道〜14

順調に進んでいる捨て活。
昨日、アトリエに友人を招き一緒に絵を描いた。
タワマンの最上階に住むその友人は
女性で170cm以上の高身長体型。
その彼女と私自身も165cmあり、
小さいとは言えない大人が2人余裕で足を投げ出しながら絵が描けるスペースが出来たことに、私は「やっとここまで来た!」という達成感を感じたのだった。
タワマンの最上階ではなく、
狭小三階建の最上階のアトリエで
中年女子が楽しくおしゃべりしながら絵を描く至福の時を味わった。

とは言え、まだまだ片付けの余地のあるアトリエ。
ラスボスである巨大タンスは未だ
部屋の中に居座っている。
これが無くなればもっと広くなって、
近所の子どもを集めてアート教室なんかも出来るのではないか?
と思っているのだが、なかなかハードルが高い。
なんせ、このタンス、
部屋のドアを通らない。

この家が出来た時に、
窓から吊るし上げて入れたらしい。

夫はそんな大掛かりなことを
許すわけがない。

なんせ、
キッチンの三角コーナーを処分した時に

「ストレスになるからやめてくれ」

と言われた。

普段朝食の時だけ、自分の食器を洗う時ぐらいしかキッチンには入らない人が

どんなストレスやねん!

と頭の中で突っ込んだつもりが、

「ほとんどキッチンに入らないのに?」

と心の声がつい漏れてしまった。

夫は黙ってしまったので
三角コーナーは今のところ置かずに済んでいる。

そんな夫にタンスを三階から出すと言った日には
きっと、蕁麻疹ができるだろう。

分解できるタンスに関しては

やれるもんならやってみな

的な感じの夫だったが、私が簡単に処分してしまったことに
少々困惑しているようだった。

ラスボスのこの巨大タンスと
私、そして夫の攻防はまだ続きそうだ。


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