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赤い髪の人魚が伝えてくれたこと〜イメージワークによる内面の変化のストーリー
今日の朝、目覚めたとき、先日のイメージワークの最後にでてきた人魚の意味が腑におちていた。
このイメージワークのはじまりは、わたしにとっての”書く”ことへの抑圧が重く黒い塊としてあらわれ、その後、粘土になり、熱い火で溶けたガラスになり、最後にパソコンの黒い画面にふわりと浮かんでいる人魚、と変わっていた。
下半身が魚で、上半身が人間の姿をした人魚は、まさにいま無意識から顕在意識へと生まれ出でようとする状態をあらわしている。
それは、すでにカタチが出来上がってこの社会に流通している型、にはまるのではなく、いままさに自分の無意識から生まれでてくるものを感じとって言葉にしていく、何かまだわからないところからカタチにしていく、そういう創造性をあらわしている。
髪が赤いのは、そのまえに出てきたガラスを溶かす火のイメージを引きついでいるのだろう。情熱、インスピレーション、太陽のように燃える生命のエネルギー。
ところが、ここまで理解したあとにも、イメージのなかの人魚はまだじっとこちらを見つめている。まだ何か伝えたいことがあるのだろうか。。
そのあとも、分析をするではなく、ただそのイメージを胸の一隅に置いたまま、ふつうに過ごしていた。ときおりつらつらとそのイメージに触れてみながら。
それで、なるほど~、とわかったことがある。
わたしは占星術をつかって、人がまだ自分の中に眠らせているその力を表にだし、それが現実のなかで花開いていくのを見たいのだ。目覚めのサポートをしたいのだ。
人魚は、無意識に眠らせている望みがその人のなかで生まれ出で意識にのぼり、言葉にされる瞬間をもあらわしているんだ。
「そうなんだね、わかったよ」とわたしの内にいる人魚に伝えると、人魚はかすかにうなずき、パソコンの黒い画面の奥へと泳ぎ去っていった。
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