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感度のアンテナをさらに高めると気分がかわる。幸せ体験もふえていく

だいぶ前だけれど、他県に行って湾岸沿いの道をドライブしていたとき。車窓からみえる海の景色をみながら、何か足りない気がした。

わたしの住む場所では、30分くらい車で走ればすぐに海岸につく。絶壁の上につくられた道を走りながら、眼下に広がる海を眺める。うち寄せる波は大きなうねりをみせる。

太平洋の波はドラマチックだ。潮風がぶわ~っと吹きよせる。カーブを曲がりキラキラと光る青い海が見えてくると胸がいっぱいになり、つい深呼吸をしてしまう。

他県でみたあのときの海は湾だから、きっとおだやかすぎたんだ。慣れ親しんでいる風景が好ましくて比べてしまうのもあるのだろう。

いつもすぐに来られるからすっかりあたりまえになっていたけれど。家の近くの、波がザッパーンと打ちよせる海岸はものすごく気持ちのよい場所だ、と再発見。

以来、わたしは「自分の住んでいる場所はなんて素敵なところなんだ」と考えて、そういう感じ方のアンテナを立てている。

それまでも「住みやすい、良いところだ」と思ってはいた。けれど、「なんて素敵なところなんだ」という想いは、もっともっとトーンが高く、明るくて弾む気分をよびよせる。

いつも目にする風景もクリアになったよう。きれいだなぁ、幸せだなぁ、と感じる瞬間がさらにふえた。

いつも考えていることが大事だよ、とはよく耳にする。その通りだと思う。ネガティブなことはわざわざ考えない。

今回の体験は、もともとがネガティブなものではなくても、自分の考え方をさらにパワーアップするとちがいがあるぞ、ということだった。感度のアンテナをあげると、受けとる幸せ感もパワーアップする。

今日の夕焼けもすごくきれいだった。

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