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向上心はイキイキした望みを生かすサポーターにしたい

人と自分をくらべて、自分のできていないあれこれにフォーカスして、落ちこむときってある。たしかに、すごいなぁと思う人を探せばたくさんいて、くらべるには困らない。

すごいなぁというやり方、考え方は素直にとりいれたい。

ただそこで終わらせない。自分の内側としっかり触れあう時間も必要だと思っている。

なぜなら、人とくらべて学びをえて、「がんばろう」と言い聞かせるだけでは自分にきびしいだけになってしまう。お腹の底からあふれでるエネルギーというより、やらなきゃとムリしてとりくんでいるような気分を感じてしまうから。

さらに深く掘り下げて、「自分が人とくらべることで、本当のところは何を求めているのか」をあるがままに理解する、まではやるといい。

そうすると、ただ自分を追いたてるのではなく、ちゃんと腹の底からの望みをたずさえて、前へ進む勇気もわいてくる。

といまの自分に話しかけるように書いてみている。

実のところ、さいきんはじめたnoteは、さまざまな方の記事を読むのも楽しくていろんな発見がある。と同時に、すごいなぁと思う人をたくさんみて、ひさしぶりに落ちこみの沼に近づいていく自分がさっきいた。

ということで冒頭に書いたようなことを思い、ノートに感情と望みを書きだすワークをした。

いつでも使えるように持っている「ニーズ(望み)のキーワード表」を眺めながら、身体感覚でこれだ!と感じる言葉を抜き出していく。

抜きだされた言葉は、こちら
「喜び、ユーモア、楽しみ、自覚、命の祝福、明晰さ、発見、探求、成長、学び、超越、選択、自由、独立」

そして、この中で特にひびくのは、「喜び、ユーモア、楽しみ」だった。

このワークは、キーワードを抜き出しただけでは終わらない。
見つけたキーワードをもとにして、いま自分が感じていることをていねいに言葉にして出していく。相手がいたら聴いてもらうし、ひとりだったらノートに書いていく。

いま抜き出したキーワードをもとにして、自分の内がわをていねいに感じていく。わたしは魅力的な文章を書いてたくさんの人に読んでもらえたらいいな、という成長への向上心もある。けれど、それよりもっと強い望みは、「書くことを楽しみたい。自分が思うままに書いてみたい。喜びや笑いにつながる表現をしたい。」というものだった。

自分の望みのなかで、楽しさや喜び、ユーモアの比重が大きいのは、ちょっと意外に思ったかな。あるのは知っていたけれど。

そのもっとも強い望みをちゃんと受けとめて、自分の内側に「そう感じているのわかったよ」と伝えると、温かいどっしりとしたエネルギーがじわりじわりと身体の奥底から全身に広がっていくのがわかる。

そう。向上心も大事な自分のいちぶ。けれども、それが支配的になり「どうしてもそうできなければいけない」という執着レベルに自分を管理すると息苦しくなって、いちばん大切な生命体としてのエネルギーが弱ってしまう。

こうありたい向上心や成長への意欲は、イキイキと前へ進む喜びを生かすためのサポーターにするとちょうどいい。

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