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いま生まれでる自分を感じて生きる

昨日の記事で、人の在り方を惑星の自転になぞらえて考えてみた。


自分軸がしっかりとあり、時代の変化やまわりからの刺激をしなやかに吸収しながら、あたらしいものを生みだしていく。

この動きを体現しているなぁと感じられる好きな言葉がある。
ミュージシャンの松任谷正隆さんのインタビュー本より。

僕の音楽は絶対に枯渇しないと思っています。
生きている限り、僕は枯れない。枯れるときは死ぬ時です。
ミュージシャンを引退するなんて、考えたこともありません。

というのも、音楽というのはゼロから生まれるものではないんですよ。ミュージシャンにとって音楽は ”反応” です。世の中で鳴っている音を聴くだけでなく、映画を観たり、お芝居を観たり、こうしてインタビューを受けていることも含めて、そこで生まれた感情や頭の中に描いた風景から音楽は生まれます。

つまり、自分が生きている限り、音楽は生まれるんですよ。ミュージシャンにとっては、呼吸や食事と同じだと思います。

『僕の音楽キャリア全部話します』(松任谷正隆)


松任谷さんは音楽という表現について話している。この ”音楽” の部分は、「在り方」「今を生きる自分という表現」におきかえて考えてもいいんじゃないかな。

何らかの作品をカタチとして生みだすわけではなくても、今、生きている自分の在り方そのものが表現といえると思うから。

変わることのない自分軸。それは、生まれ持った固有の生命エネルギー。でも生まれもったそのままで生きるわけではない。

松任谷さんが言っているように、人は、日々を生きるなかで、さまざまな刺激:他の人やモノのエネルギーを受けとり、揺らぎながら、あらたな状況のなかで自分の軸をみつけていっている。

わずかな変化だと感じられるとしても、あらたな状況のなかで、あらたな自分が、日々、瞬間瞬間に生まれているんだね。


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思考も顕在意識も無意識も肉体もすべてふくんだ、自分全体が感じること。その情報を伝えてくるのは身体の感覚なんです。

過去からもちこした感情や思いこみを解放し、今を生きる自分と対話する方法をお伝えするワークショップを開催しています。第4期はあと2回を残すのみ。(さびしくもあるけど、ここからはじまるコミュニティとしてのつながりが楽しみでもあります)

来年もあらたな募集をしますので、詳しく熱くまたご案内記事を書こうと思います。自分とつながり幸せを感じながら生きる体質づくりに、ぜひ。





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