見出し画像

渋谷教育学園渋谷に子どもを通わせてよかったと思うこと(中学受験):友人関係

 会社の後輩に、中学受験を考えており、渋渋のことを教えて欲しい、といわれ、どこから話してよいのかわからないのですが、回想しながら、書いてみたいと思います。

 (※個人情報の問題もあるので、○期かなどは、敢えて曖昧にしてます。ちなみに、息子です。すでに、渋渋を卒業し、すでに社会人ですので、古い情報かもしれませんが、先生方も変わらずですので、今でも普遍的なことも多いと思います)

 親として、この学校の良さは、友人関係だと思っています。大学の友達より、高校の友達との関係の方が、強そうです。約200人で6年間、毎年、クラス替え。帰国子女も多く、男女共学。とても仲がよい。

 進学を考えたら、もっと他の選択肢があると思います。成績のよい子たちをとにかく東大を受験させれば、もっと東大合格率も上がりそうですが、そうでないところが、この学校の良さと思っています。

 同級生は、海外の名門大学や、国内大学に入学してから、海外大学へ留学している友達がけっこういます。男女問わず、仲がよいので、大学に入ってからは、高校の時の友達と連れだって、留学している友達に会いに行くというのを口実に、旅行ばかりしていました。自然に、そういう友達に囲まれるので、世界情勢や社会問題に目が行くようです。世代なのか、時代なのか、渋渋の影響なのかわかりませんが、世界がとても近く、私の大学時代とは隔世の感があります。

 特に女子は、東大が現役でご縁がないと、慶応や早稲田にとりあえず入り、9月から、留学というパターンの多さに、驚きます。男子は、浪人する子が多いですけどね。

 親同士も仲良く、大学に入ってからも、ママ会(母の会)があり、たまたま、座った席では、半分以上のお母さんが、留学してる、させる予定を話していました。(留学した女子たちは、外資系や、コンサル、大手総合商社の総合職で就職されているようです。男子の就職先の方が、昔からの日本企業が多く保守的な印象。)

 男女共学の良さにかんしては、私自身、公立の男女共学だったけど、こんなにに仲良くなかったな。男女、グループに距離があった。 渋渋は、行事が多く、真剣に取り組ませるからか、それをきっかけに、仲良くなるようです。飛龍祭(学園祭)の時に、息子が、女子に「○○(苗字、呼び捨て)、早くやれ!」と、命令されて、小動物の様に、素早く対応していた姿をみかけました。この刷り込まれた女性へのリスペクトがあれは、社会に出て、得となる美徳となることでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?