スポットで受けた検査・治療【プレ妊活2】

今回は、スポットで受けた検査や治療について書きます。
こんなラインナップです。

・子宮頸がん検診と超音波検査(年1回)
・子宮鏡検査
・ブライダルチェックと風疹ワクチン
・低用量ピルの処方を希望
・カンジダ症
・月経移動

子宮頸がん検診と超音波検査(年1回)

住んでいる自治体では、20~40歳女性に子宮頸がん検診の助成が出て、2年に1回は安く検診を受けることができます。この検診が普段の通院のきっかけになりました。
子宮頸がんは再検査や治療の必要もなく過ごしていますが、問題は超音波検査にありました(詳しくは次の項目にて)。
月1度通院するようになってからは、子宮頸がん検診は年に1回受けるようになり、同時に超音波検査をやるようになりました。

子宮鏡検査

3年前、子宮頸がん検診を2年半ぶりに受けました。初めて行く産婦人科で、がん検診と同時に超音波検査を受けましたが、主治医から言われたのが、
「左の卵巣が、癒着している気がする」
「内膜症か何かありそう、検査しましょう」
私は非常に慌ててしまいました。
まずは子宮の中を見る、という事で子宮鏡検査することになりました。月経が終了して、子宮内膜がない状態の子宮を内視鏡で観察します。
私が通う産婦人科では、月経が開始したら電話予約を入れ、7~9日後の平日に、1日3人まで受けられるようになっていました。
子宮鏡検査を受けるためには、肝炎ウイルス検査が必須で、この検査も受けましたが、自治体の助成を利用して、安く受けることが出来ました。肝炎ウイルスもB型、C型共に感染なしでした。
子宮鏡検査では、子宮鏡を入れるのがとにかく痛く、検査をやめるか?頑張るか?と決断を迫られました。頑張って耐えて、子宮の中を見ることが出来ました。片方の卵管入口に、小さなポリープが出来ていましたが、「思ったほど大きくない」とのこと。
無排卵月経だと悪化する恐れがあるようで、ここからテルグリドの服用が始まりました。
子宮鏡検査を受けるまで、生理初日は出血量が少なく、翌日から出血量が増えていましたが、子宮鏡検査の後1年ほど、初日から普通量の出血がありました。

ブライダルチェック

子宮鏡検査を受けることが決まった頃、結婚の話が出ました。子宮鏡検査の時に、彼氏(今の夫)に付き添ってもらいました。
検査結果を聞くときに「お子さんはいつ頃欲しい?」と主治医から聞かれて、顔を見合わせてしまいました。それがきっかけで、いつ頃子どもが欲しいか、何人欲しいか、どのように育てたいか、婚約期間中に話す事が出来ました。
ブライダルチェックを希望すると、子宮頸がん検診と超音波検査は受けたばかりなので、足りない項目を、保険診療の範囲で検査をしました(クラミジアと淋病は問題なしでした)。
当時患者数が急増していた(現在も)梅毒やHIV感染も気になりましたが、「自費診療になるし、妊娠したら調べる」とのこと。そして、自覚症状が出たこともなく、感染リスクのあること(輸血やコンドームなしでのセックス)をしたことがなかったので、受けていません。
卵巣機能のチェックのため、基礎体温を測定し始めたのもこの頃です。
社会問題になっていた風疹ですが、自治体の事業で、抗体検査を無料で受けられました。抗体が少な目だったので風疹麻疹混合ワクチンを接種しました。ワクチンの接種は月経の間(確実に妊娠していない時)に行い、摂取後2ヶ月は避妊をします。
ワクチンも助成があって、安く打つことができました。自治体の助成で、抗体検査・ワクチンを接種する場合、年度をまたがないようにする必要がありました。

低用量ピルの処方を希望

結婚前に転職をし、産休育休をちゃんと取るために、1年は妊娠しないようにしよう、と決めていました。
同棲を始めるにあたり、セックスの回数が増えるだろうと思い、確実に避妊をするために、コンドーム以外の方法を検討し始めました。実際には、セックスの頻度は減りました!
コンドームと低用量ピルの併用が一番良さそうだと思い、低用量ピルの処方を希望しました。生理痛も軽くなりそうだし、卵子は温存出来る、一石二鳥ならぬ一石三鳥だと思いました。
しかし、安易なピル処方をしない方針の主治医は、「本当に飲んで大丈夫か検査しましょう」とのこと。月経中や排卵時期に増えるホルモンを調べる必要があったため、時期を変えて何度も何度も通院しました。半日有給休暇をたくさん使いました。
たくさんの検査を重ねた結果、「低用量ピルを服用することで、子宮内のポリープが悪化する恐れがあるので、おすすめできません」と言われ、落ち込みました。
テルグリドの服用を、妊娠するまで続けます。避妊はコンドームを正しく使うようにするしかありません。

カンジダ症

引越と退職前の引継ぎが重なり、非常に忙しくしていた時期、デリケートゾーンの強烈な痒みを覚えました。同時に、黄色っぽいおりものもたくさん出てきました。
症状をインターネットで検索すると、カンジダ症の市販薬が見つかりました。しかし、市販薬は再発の患者専用のものでした。
仕方なく産婦人科を受診しましたが、まずは本当にカンジダ症なのか、検査をする必要がありました。子宮頸がんの検査のような感じで、おりものにいるカンジダ(カビの仲間、常在菌)を調べます。
検査結果が出るまで1週間程度かかりました。とりあえずのかゆみ止めはもらえましたが、大して効かないため、結果が出るまでの1週間は地獄でした。
殺菌処置のために、しばらく足繁く通うように言われましたが、なかなか通院出来ませんでした。「中途半端な治療だとカンジダ再発するよ」と怒られたこともあります。
実際再発しやすく、「ああ、今日は疲れたな…」と感じる時に、あの痒さが蘇ります。今のところは、よく寝ることと、市販薬ですぐに収まります。
妊娠したらカンジダ症を発症しやすい上、市販薬の説明書には、妊婦は使ってはいけないと書かれているため、少し不安です。

月経移動

旅行に重なるため、月経移動をすることも何回かありました。これは自費診療です。
私が通う産婦人科では、中用量ピルが¥4,000/1シートで処方され、月経が起きて欲しくない時期から計算して、服薬期間を指示され、月経の開始を遅らせます。
遅らせた後の月経は、出血量が少なかったり、塊状の血が多く出たりと、通常の月経とは様子が違います。

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