第3夜。夜のやさしい言葉たち。

おかえりなさい。

あなたとわたしの こころの部屋へ。

ゆっくり息をして あなたの鼓動を感じてみて。

ね、聞こえるでしょ。
生きてる音が。

この世でいちばん 聖なる音楽が。

あなたがここに生きてること、感じてみて。
涙が出るほど うれしいでしょう？

あなたには ほら。     安らぎが似合う。

力をほどいて。  ゆっくりと。

いつもいつも、あなたはひたむきに生きている。

まっすぐに 今を見つめて生きている。

あなたがもし
今の自分を誇りに思えなかったとしても

わたしはあなたの誇らしさを知っている。

あなたの輝きを知っている。

全部うまくいくことも知っている。

だから、ね、こころをほどいて。

ゆっくりと、

ゆっくりと、

ゆっくりと。

あなたの鼓動に

その音楽に

今は そっと 寄り添おう。

明日も、きっと好い日に。