妊活、流産、自然排出10 妊婦健診 流産の診断
妊活記録を長々失礼しました。ここから流産についてです。
===妊活期間まとめ===
1年4ヶ月の妊活を経て2023年4月初めての妊娠。
3つの子宮筋腫との共存、卵管造影検査、高プロラクチン、フーナーテストの精子数ゼロなどなど妊娠にまつわる色々なことを経験しました。
流産は無縁だと思っていたのですが10週目に心拍が見られず稽留流産の診断を受けてしまいます。
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5月16日 2回目の妊婦検診
つわりが軽いなーもうピークは過ぎたのかしらー。なんて話しながら夫と車で向かいます。
血圧、体重測定、尿検査を終えます。2回目なのでスムーズです。
「今日は助産師さんと話してもらいますから、この問診票に記入してください。」
渡された問診表を書きつつ少し待つと診察室に呼ばれます。
まずは前回の血液検査、がん検診の結果から
「A型ですねー。がん検診も異常なし。
風疹の抗体もありますねー。諸々問題なし。健康ですねー。」
「じゃあお腹見せてくださーい」
はーい
優秀な結果に夫も満足げ。
診察ベッドに横になりお腹をまくりあげます。
じゃあ診ますねー。
…
…
……ありゃあ?
…………あーこれは心拍が見えないなあ。
大きさは…2cmか。成長が9w1dで止まってしまっていますね。残念ですが稽留流産でしょう。
……心のどこかで可能性は考えていたはずでした。
37歳、筋腫、卵子も精子も元気がないかも。
流産の確率は15% 40手前ではもっと高い
珍しいことではない
流産のほとんどは自然淘汰
染色体の異常によるものでお母さんの過ごし方は関係ない
ほとんどは、とは?私のせいだったのかもしれない
それに前回のがん検診で子宮の入り口を擦ったら鮮血がでたじゃん
あれのせいでは?
血が出やすいねーなんて慌てて抜いて
そのあとの経膣エコーは
うーん見えないねーよし省略って
あの辺りからなにか問題があったのでは?
先生の前の検査が乱暴だったせいじゃないの?
そんなことまで考えました
頭が真っ白になる と仰る方もいますが
私は割とフルスピードで色々考えていました
夫の顔が見られません。
まだ涙もでません。もっとよく見てください、とも言えませんでした。
先生にとっては一週間に何度も宣告することもあるのでしょう。
病院はサービス業じゃないんだから
先生に心のケアまでもとめてはいけない
優しい言葉を欲しがるのは違う
優しくされたところで心拍が復活するわけでもない
あくまで今後の処置をしっかり聞かないといけない
割と冷静にその場にはいました
「下からも見せてください。旦那さんは外で待っててね」
超音波の診察台に移動します。
カーテンの向こうで先生と看護師さんが準備をしています
そこで初めて涙が出ました
もう止まらなくて
エコーを入れて中の様子を確認します
先生にとってはもう、流産処置モード
私の感情は関係なく膣の中に色んな道具が入ります
病院はそれでいい。そこは理解してます。
「あー筋腫がなーあるからなー手術はしにくいなあー。一週間待ってみましょうかー。」
手術ができるか、心電図と血液検査とレントゲン撮ってもらいますねー。
軽いな。
頭で自分に言い聞かせます
大丈夫 しょうがない 次は大丈夫
しょうがない しょうがない
「じゃあ 外で待っててくださーい」
軽い。ヘラヘラしてんじゃねえ。 ありゃあ?じゃねえ。
ムキになってこちらも誠心誠意笑顔で大人な対応をします
(出来ていたかは分かりません)
「ありがとうございましたー」
そとの長椅子に夫が座っていました
まだ顔は見れません
並んで座ります
丁度エレベーターの前に座ってしまい
お昼休みに入る病院のスタッフさん達が通りかかります。
しょうがないんだってよー こういうこともあるって
夫に話しかけてみます
続きます
続きノートはこちら
※次の記事に「はじめに」が来てしまっています💦
その先に続きのノートがありますので、下の次の記事へから進まれる方は2回押してお進みください。
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