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心に響くもの。

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2023年4月8日
noteをはじめました。
御年49歳。
気持ちだけはあの日から変わらぬままの
永遠の○○歳。
なにもない日々に
何かを始めたくなった初老の戯言。
宜しくお願い申し上げます。
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2023年6月13日
no.99
★心に響くもの★

食べず嫌いがあるように聞かず嫌いがある?
わたしは少しひねくれているのか?それとも歳をとったからなのか?最近の音楽がちょっと理解できないというか、聴いていても何も感じないものが多くなったように感じていました。その中でも昭和なわたしにでもハマるアーティストも数名はいるのですが、見た目や雰囲気で避けていたアーティストがいたとこの度気づきました(恥笑)

数年前から人気のあったアーティストの『YOASOBI』さんです。『夜に駆ける』がヒットして、多くのタイアップなどもしていますよね。ですが、わたしはどうも男性の方の見た目がチャラくて聴く気にならなかったのですよね(笑)これも歳のせいなのでしょうがいけませんね。

先日、車で聴く曲が同じものばかりになったので、久しぶりにゲオに行ってCDをレンタルしてきたのですが(もうレンタルすること自体が化石でしょうかw)その際に5枚借りるとお得というサービスがあって、今まで避けていた『YOASOBI』を借りてみました。それでも、すぐには聴いていなくて、しばらくして聴いてみたのですが本当に人生で何回あったか?くらいの曲を聴いて泣いてしまいました(驚)

その曲が『ハルカ』です。鈴木おさむさん(森三中の大島さんの夫)の著書の『月王子』を元に作られた曲だそうです。月王子とはハルカが買った月王子の絵が描いてあるマグカップなのですが、そばで見守っている様子がなんとも健気で泣けたのです。マグカップというのは後から調べて知ったのですが(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=vd3IlOjSUGQ&t=3s

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ハルカ
YOASOBI

思い出すのは
出会った日のこと
誰の元にも帰れないボクを
見つけ出してくれた
救い出してくれた
忘れることない君の笑顔

暮らしのすきま
よふけの祈り
いつでも君と共に歩いてきたキセキ
つらいことも
うれしいことも
分かち合えるそんな
日々よ

ふりかえれば数え切れない
思い出があふれ出してくる
だれにも見えないところで
がんばってる
君のそばにいられること
それだけで
こんなにほら幸せなんだよ
こみ上げてくる
想いはただ
ありがとう

訪れた
よろこびの春は
旅立ちの季節
はなれた街にも
連れ出してくれたね
ひとり不安な日々に
さみしそうな君に
送るエール
ボクがついてるよ

楽しいことばかりじゃない日常に
あふれだした君の涙
それでも
前を向いて歩いて
そうやって大人になってく
君のそばにいられること
君のよろこびは
ボクのよろこびで
君の大切が幸せが
いつまでも君とありますように

ねえ
君のそばにはもう
たくさんの愛があふれてる
だから今は
どうか泣かないで
あの日のように笑顔で

ふりかえればいくつもの
思い出がよみがえってくる
だれにも見えないところで
流した涙もほら
今の君につながってる
たくさんの愛につながってる
こみ上げてくる
想いはただ
ありがとう

いつまでも
幸せで
いつまでも
愛してるよ
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歌詞が泣けるのですが曲もいいのです!その歌詞を書いたのがわたしが避けていた彼『YOASOBI』のAyase君です(笑)たぶん、口のピアスが苦手(笑)余計なお世話ですね。あのチャラそうな風貌からこんなに繊細で感動的な曲が生まれるのですね(驚!?)本当に人を見た目で判断してはいけませんね(痛笑)

どうして泣いてしまったのか?きっと自分の人生のどこかのなにかに化学反応したのだと思います。自分が月王子なのか?それとも、ハルカなのか?どちらにしてもとても素敵な関係で、そして悲しい関係?そんな風に感じてしまったのかもしれません。

心の琴線に触れたので、その後も聴くたびに泣いてしまいます(笑)これも歳のせいもあるかもしれません。でも、まだ自分にこんなピュアな感覚が残っていたと思うとうれしくもあります(笑)もう、荒んでなくなってしまったものかと(激笑)

Ayase君の曲はストーリー性を大事にしているそうで、それを知ってからほかの曲を聴くとまた違って聴こえてくる。という単純な自分に少し呆れたりもします(痛笑)

音楽とは不思議なものだなとも思います。それは音楽に限らないとも言えますが、それを聞いたり見たりすることで思い出がよみがえったり、忘れていた感覚が戻ってきたり、遠い記憶にタイムスリップしたり…。人の記憶はつねに書き換えられているけれど、そのどこかには消えずに残っているものがたくさんあるのだな…と。

目に見えない記憶というものが脳のどこかに消えずに残っている。よくドラマで大切な人が亡くなってしまったときに『私の中で生きている』というフレーズが出てきますが、あながちウソでもないなと。私の中の大切な記憶、大切なものとして消えずに残りつづけているものがあるのだと。

聴かず嫌いも勿体ないことですね。これからはとりあえずは見た目などでは判断せずに新しいアーティストにも触れて行こうと思います(笑)



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