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【選挙ウォッチャー】 濃度と総量の説明が分からないアホの大騒ぎ。

 先日、中国の原発から、福島第一原発から排出されているトリチウムの最大で9倍のトリチウムが排出されていることが分かり、アホのネトウヨたちがフル勃起で大喜びしていました。
 そして、「あのバスクリンおじさん、息してるぅ~?」になり、上念司をはじめ、濃度と総量の説明が分からないアホのネトウヨたちが、自分たちこそ賢いつもりでプギャっていましたので、改めて、ネトウヨ以外の人には分かるように、記事とYouTubeで解説したいと思います。
 なお、僕の解説は小学生でも分かると思うのですが、アホのネトウヨにはどんなに工夫をして易しく説明しても分かりません。そこはもう最初から諦めています。


■ 中国から9倍のトリチウムは問題か

 まず、正常に動いている原発から、事故を起こした福島第一原発の最大で9倍となるトリチウムが放出されていることは、問題にならないのか。この答えは、もちろん「大問題だ」ということになります。
 原発というのは、事故を起こした福島第一原発のみならず、正常に稼働している原発であっても大量のトリチウムを排出します。なので、世界中のすべての原発が問題であり、中国の原発はもちろん、日本の正常に稼働している原発も問題なので、結論としては「すべての原発をなくした方がいい」ということになります。
 続いて、福島第一原発の汚染水の海洋放出に、あれだけ大騒ぎしたのだから、中国のトリチウム放出には9倍ぐらい騒がないとおかしいのではないかというアホのネトウヨの主張ですが、答えは「そんなことはない」です。
 まず大前提として、「原発」というものが大量のトリチウムを排出しなければならない構造なので、理論上は規模が大きければ大きいほど排出するトリチウムの量は多くなります。トリチウムの排出が起こっているのは「中国だから」とか「韓国だから」とか、国の事情によるものではなく、アメリカでも、インドでも、フランスでも、すべての原発でトリチウムは排出されていて、福島第一原発を超える量のトリチウムを排出している原発は、他にも存在すると思います。
 なので、日本の原発から排出されるトリチウムはダメだけど、中国の原発から排出されるトリチウムはOKということはなく、本当はトリチウムを排出するものはすべてダメだけど、放射性物質の中には「トリチウムよりも人体に影響を及ぼす可能性がある」と考えられる核種が存在するため、9倍のトリチウムを放出している中国の原発より、福島第一原発から放出されている汚染水の方が「人体に影響を及ぼす懸念がある」ということです。「ヨウ素129」「ストロンチウム90」などが、代表的な物質です。

志賀原発周辺の壊滅ぶりを見ても安全を信じて疑わないアホのネトウヨたち

 トリチウムは「水素」であるため、原発を推進する側の人たちは、ネトウヨのように「最終的には地球上の海の水や雨などになって薄まる」と主張しています。
 しかし、日本のみならず、世界中の原発立地自治体で、トリチウムを大量に放出しているエリアの白血病などの発症率は疫学的に高く、原発との関連性が疑われています。
 なので、福島第一原発の9倍という量のトリチウムが放出されているということは、その原発の周辺に住んでいる人たちの健康は、かなり脅かされそうだという懸念があります。個人的には、世界中のどの国の人でも健康被害に苦しむのは良くないので、中国も原発を止めるべきだと思いますが、仮にネトウヨのように「日本人だけが大切で、中国人はどうなってもいい」というスタンスに立つならば、中国がどれだけの量を放出していても、日本人には僕たちは知ったこっちゃないということになります。健康が脅かされるのは中国の原発周辺の人たちだからです。
 一方で、事故を起こした福島第一原発から放出されているのは、トリチウムだけではありません。ほとんどが「トリチウム」であるため、「正常な原発でも放出されているものだから大丈夫だ!」という理屈で、放出を認めるというロジックになっていますが、問題となっているのは「トリチウム」ではなく、ALPSで取り除ききれない「トリチウム以外の核種」で、代表的なものが「ヨウ素129」「ストロンチウム90」です。
 先ほども書きましたように、トリチウムは「水素」なので、体内に蓄積するという概念がありません。純粋にトリチウムだけで汚染されている水を飲んだとしても、体にあるうちは内部被曝をしますが、やがては体外に排出され、その後は被曝しないと考えられます。
 ところが、「ヨウ素」「ストロンチウム」といった放射性物質は、体の特定の器官に集まり、内部被曝をし続けるという特徴があります。チェルノブイリで小児甲状腺がんを引き起こしたのは、主に「ヨウ素131」という放射性物質ですが、「ヨウ素129」はよく似ていて、甲状腺に集まるという特徴があります。また、「ストロンチウム90」は、骨や脊髄などに集まる特徴があり、白血病などのリスクが高まります。
 こうした放射性物質は、正常に稼働している原発から出てくることは、あまり考えられません。事故を起こした原発特有の放射性物質で、ALPSで取り除いていると主張していますが、やはり完全に取り除くことはできないので、少しずつ少しずつと言いながら、着実に海は汚れています。
 そして、「ヨウ素129」「ストロンチウム90」は、トリチウムと異なり、生物に蓄積し、濃縮します。せっかく薄めても、濃縮してしまうのであれば意味がなく、だからこそ「濃度」「総量」について学ぶ必要があるのです。
 アホには「濃度」「総量」の話をしても、なかなか伝わらないかもしれませんが、最近、アルコールの表示が「アルコール度数」だけでなく「総アルコール量」も示すようになりました。要するに、習慣的に飲む(時間軸が発生する)ことを考えた場合には、濃度だけでなく「量」という概念も合わせて考える必要があり、濃度だけを気にすれば良いというわけではないということが反映されています。


■ 「琵琶湖に耳かき1杯だぁ!」の話

選挙ウォッチャーちだいを「バスクリン野郎」と罵っていた上念司(引用元リンク

 アホのネトウヨたちに、ネトウヨの思想を植え付ける「上級ネトウヨ」としてご活躍中の上念司先生が、僕のことを威勢良くディスってくれていました。
 多くのネトウヨではない方々は、「バカを相手にするだけ無駄だ」ということで無視を決め込むところですが、僕は上念司先生がポンコツであることを可視化したいタイプの人間なので、売られたケンカは、ちゃんと「ブレイキングダウン」よろしく、「おぅ、やんのか、ワレェ! おぉん? 誰に向かってケンカ売っとんじゃい!」と椅子を蹴飛ばしてから買うことにしています。なので、「おい、出てこいよ、上念!」で言わせてもらいましょう。
 上念司先生は「ニッポンジャーナル(笑)」という名前のネトウヨしか見ないYouTube番組にご出演し、このように述べていらっしゃいます。

上念:「あのバスクリン野郎が変な動画出してたよな。バスクリン野郎とバスクリンババァいたでしょ。おまえ、ほんと、ふざけんな、てめえ!」

居島:「わかりやすく例えられるの、ご趣旨は分かるんですけど、あんまり連呼されるとバスクリンさんがトバッチリで、バスクリンさんがなんかトバッチリでご迷惑というか、なんかね、ネガティブなイメージになっちゃうんで。ちょっとそのへん、バスクリンさんが気の毒ですよ。バスクリンには罪はないですからね。何の罪もないんだから」

上念:「でも、バスクリンやるんだったらね、正確な再現動画っていうのはバスクリンでも砂糖でも何でもいいです。塩水でも、塩でも何でもいいですけど、耳かき1杯、ほんのちょっと、琵琶湖に入れて、よーく混ぜて、『うーん、しょっぱい』みたいな。バァーカ! バァーカ!」

KAZUYA:「神の舌を持ってますね」

上念:「もうどうしょもないです。そういうことなんですけど、それの耳かき9杯入れて、今度、『やっぱりしょっぱい』アハハハハみたいな話!」

 僕も日頃からアホのN国信者と触れ合う中で「極限のアホ」の思考を理解するようにはなってきたのですが、こいつらは自分で言っていて矛盾を感じないのでしょうか。
 ネトウヨになってしまう極限のアホの理屈では、「福島第一原発の汚染水の海洋放出は、琵琶湖に耳かき1杯の塩を入れるようなもの」なので、その9倍ということは、上念司先生が言うように「琵琶湖に耳かき9杯の塩を入れるようなもの」であり、ネトウヨの理屈に基づけば、たかが9倍程度ではまったく危険ではなく、100万倍にしたとしても、目くじらを立てるようなものでもないということになってしまいます。
 ちなみに、中国もネトウヨほどアホではないので、中国の主張は「ストロンチウム90をモニタリングして数値を公表せよ!」です。「オマエのところは9倍出してるじゃないか!フガフガ!」と言っても、最初からトリチウムを問題視していないので、ブーメランにはなっていません。そして、トリチウムはともかく、ストロンチウム90が検出されるほど海が汚染されているとなった日には、いよいよ中国のみならず、世界中で日本の海産物が売れなくなってしまう可能性があるので、日本側は頑なに拒否しています。この姿勢が見透かされ、中国に思いっきり足元を見られ、外交を優位に進めるための道具にされ、輸入を止められてしまいました。
 なので、ネトウヨの言論をまとめる「上級ネトウヨ」として活躍している上念司としては、本来、「足元見てんじゃねぇぞ、中国、オラァ! ほんでもって、岸田も岸田でシャキッとせんかい!」と言わなければならないにもかかわらず、何を言ったかと思えば「バスクリン野郎、バーカ、バーカ!」でした。やっぱりコイツの座っている椅子を蹴飛ばしましょう。


■ しょせんN国信者はアホである

福永活也「知能指数が一定以下の人の話は何一つ聞くに値しない」と自己紹介(引用元リンク

 尊師・立花孝志を「天才」だと思っているN国信者のガムテ弁護士こと福永活也先生が、「知能指数が一定以下の人の話は何一つ聞くに値しない」と自己紹介しておられました。
 これは「濃度」「総量」の説明をしている動画ですが、ネトウヨやN国信者になるくらいに知性の限界を迎えている人たちは、自分たちこそ賢いつもりで、「お風呂の水=すべての海の水」と解釈し、先程の上念司先生のように「忠実に再現するなら琵琶湖に耳かき1杯の砂糖だ!」になってしまうのです。
 しかし、セシウムをはじめ、ヨウ素やストロンチウムなどの放射性物質の約8割は近海の土に留まり、近隣の魚や海藻によって生物濃縮を起こしてしまいます。なので、いくら濃度を薄め、ちょっとずつ流したところで、時間という概念を加えて総量を考えた時に、30年後ぐらいに大変なことになっている可能性があるのです。
 アホのネトウヨは「30年後のことを心配してるのかよ!」と思うかもしれませんが、ストロンチウム90の半減期が約30年である一方、ヨウ素129の半減期は約1570万年。少しずつ流していったところで、最終的には近隣の海に体積し、生物濃縮を起こし、その魚や海藻を食べれば、我々の健康が脅かされることになります。それでは子や孫の世代の日本人に申し訳が立たないじゃないかというのが、我々の主張です。一体、どちらが保守的なことを言っているでしょうか。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

選挙ウォッチャーちだいを指し、「サル」と表現した井川意高(引用元リンク

 最後に、N国界隈と仲良しの「ティッシュ御曹司」の井川意高が、福永活也に便乗し、僕を指し、「こいつらは言葉を喋れるサルです」と投稿しました。
 こいつは「大王製紙」のお金をカジノで106億円溶かして迷惑をかけた男ですが、「エリエール」のティッシュやトイレットペーパーを使うと、こいつの親族が儲かります。僕のことを「サル」とか呼んじゃうような奴らが作っているトイレットペーパーでケツを吹くのは、ケツが汚れます。僕のウンコの方がまだキレイなんで。
 ということで、本日より「エリエール」を断固として買わないことを決めました。謝ってくることもないでしょうから、永久に買いませんし、家訓に定め、末代までティッシュやトイレットペーパーで「エリエール」は使いません。どうぞよろしく!

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