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【選挙ウォッチャー】 クルド人ヘイトデビューをした河合悠祐と日本保守党。

 10月5日、N国信者の「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐が、周回遅れのネトウヨウケを狙って、夜8時から蕨駅に集合し、「クルド人から川口市の治安を守るためにパトロールする!」と宣言したもので、「えっ、パトロールするの? 何それ、めっちゃ楽しそうやん! 俺も参加する!」という人たちがたくさん集まってしまい、とても賑やかで楽しいパトロールになってしまいました。

たくさんのパトロール好きのお兄さんたちに囲まれて、不安そうな顔の「鬼スベりピエロ」

 夜8時からパトロールを開始するということで、7時50分に蕨駅の改札集合という話になっていたのですが、大のパトロール好きが「楽しみ過ぎてしょうがない!」という感じで集まった結果、10分前には河合悠祐を囲んで、熱烈な歓迎していました。

パトロールをすると聞いて、駆け付けたお兄さんたちにゼロ距離で囲まれる「鬼スベりピエロ」

 基本的に熱烈歓迎なので、皆さん、河合悠祐にゼロ距離です。
 バカみたいに「クルド人から市民を守るために、自警団を作ってパトロールだ!」と宣言して、ノコノコと駅に現れた鬼スベりピエロに、お兄さんたちは次々に「何しに来たんだ、この野郎!」と声をかけていきました。
 Nanishinikitanda-Konoyaro。
 これはクルド語ではありません。荒々しく聞こえるかもしれませんが、これは「今日はとても楽しみにしていました、よろしくお願いします」という意味です。

「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐の真隣でパトロールに密着する「NO HATE TV」

 あまりにもたくさん集まり過ぎてしまったので、とりあえず改札の近くにいたら邪魔だということで、ひとまず駅のロータリーまで移動することになった「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐。

振り返ったら、めっちゃたくさんのパトロール好きのお兄さんたちで溢れていた

 鬼スベりピエロも、こんなにたくさんのパトロール好きが集まるとは思わなかったようで、振り返ってビビっていました。ゴミを拾いながらパトロールするらしいので、「ゴミを拾うのは、めちゃくちゃ偉い!」となり、皆さん、ゴミ拾いを応援してくれていました。「おい、ゴミ! ここにゴミ落ちてんぞ! 早くゴミ拾えよ、おい、ゴミ!」

集まった人たちの1割が河合悠祐の仲間、9割は「パトロールを見に来た人たち」

 お兄さんたちはとても親切なので、ゴミが落ちているところを次々と教えてくれます。なのに、ゴミを拾いに来たはずの河合悠祐は、せっかく落ちている所を教えてくれているのに、なぜか不機嫌そう。皆さん、河合悠祐のゴミ拾いに協力してくれているんですけどね。

「おい、落ちてるゴミは、ちゃんと拾えよ!」
「どこ見てんだよ、ゴミが落ちてないか、ちゃんと下を向いて歩け!」
「おい、ちゃんと小さいゴミも拾えよ! ゴミ拾いに来たんだろ?」

結局、集まったお兄さんたちに言われるがまま、ゴミを拾う「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐

 集まったお兄さんたちに励まされながら、結局、ゴミを拾う河合悠祐。
 せっかく街をキレイにしながらパトロールすると言ったんだから、落ちているゴミは丁寧に拾って、街をキレイにしないと。普段、社会に迷惑をかけてばっかりなんだから、こういう時ぐらい、ちゃんとゴミを拾わないとね!

せっかくゴミの場所を教えてくれているのに、「有形力の行使だ!」と叫ぶ鬼スベりピエロ

 行動がいちいち鬼スベっている河合悠祐は、自分が川口市民(日本人)の安全を守る「良いこと」をしているので、褒められることはあっても、こんなふうにカウンターされるのはおかしいと思っています。
 しかし、河合悠祐がやっていることは「人種差別」であり、何の犯罪もせず、静かで穏やかに暮らしているクルド人たちを全部まとめて「犯罪者予備軍」みたいにして扱い、まったく犯罪とは無縁に生きている人たちを敵視することによって、ヘイトクライムを起こす可能性を高めています。余計に治安を悪くしているのが、行動がいちいち鬼スベっている河合悠祐なのです。

差別に反対する人たちを「左翼団体」だと思ってしまう頭の悪さの河合悠祐(引用元リンク

 そもそも「何の事件も起こさず、平和に暮らしている善良な市民を、外国人っぽい見た目をしているだけで差別をするな!」というメッセージは、イデオロギーではありません。「資本主義から共産主義への大転換を目指すべきだ!」とか言われているのではなく、「犯罪とは一切無縁の、善良な市民を勝手に犯罪者扱いして大騒ぎをするな、バーカ!」という、人間として当たり前のことを怒られているに過ぎません。

鬼スベりピエロの呼びかけに、「日本保守党」の石濱哲信も参加していた

 さて、ここからは少し僕の専門分野の話になります。
 この「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐の呼びかけに、「日本保守党」の石濱哲信が参加していました。とてもややこしいことに、百田尚樹や河村たかしで構成される「日本保守党」よりも先に、参加者がほとんどない「日本保守党」を作っていたのが石濱哲信であり、現在は百田尚樹らによる「日本保守党」と緩やかに連携し、「こっちが元祖だ!」みたいな感じで活動しています。つまり、「日本保守党」という政治団体は2つあります。
 そして、これまで2つの「日本保守党」を、あまり区別する必要はなかったのですが、石濱哲信が河合悠祐の活動に参加しているとなると、この2つを区別して話をしなければなりません。いまや「日本保守党」と言えば、100人中99人が百田尚樹の方を思い浮かべ、石濱哲信の「日本保守党」と百田尚樹の「日本保守党」では、個人商店と「イオン」ぐらいの差があるので、石濱哲信の方は無視で良かったのですが、そうも言っていられなくなってしまいました。

自分は政治家見習いとして、どんな感じかを見に来ただけだと説明する「しんやっちょ」

 今回の河合悠祐の呼びかけには、「しんやっちょ」という名前で活動している迷惑系配信者も参加していました。大原誠治は、焼肉屋で大暴れする配信をして、懲役10ヶ月・執行猶予4年の判決を受けています。執行猶予の年数で言えば、同じ迷惑系YouTuberの「へずまりゅう」や立花孝志と同じです。
 そして、へずまりゅうが豊島区議選、煉獄コロアキが武蔵野市議選に立候補してきたように、「しんやっちょ」を名乗る男も石濱哲信の方の「日本保守党」で政治家見習いをしていて、将来的には政治家になろうとしていることがわかりました。ただ、ものすっごくアホなので、「クルド人問題」とされるものが何かもよくわかっていません。

お兄さんたちに、なぜかパトロールのコースを決められていた河合悠祐

 河合悠祐もアホですが、河合悠祐の呼びかけで集まった数人の仲間も全員アホなので、蕨駅を出発し、一番最初の角に差し掛かった時に、お兄さんたちから「はい、ここ右でーす!」と言われ、素直に右に曲がった鬼スベりピエロ軍団。

次の角に差し掛かった時も、また「ここを右でーす!」と言われる鬼スベりピエロ軍団

 そしてまた次の角に差し掛かった時も、同じように「はい、ここを右でーす!」と言われ、やっぱり言われるがまま、また右に曲がりました。
 駅を背にして出発し、最初の角を右に曲がり、その次の角を右に曲がったらどうなるか。たぶん小学1年生でも分かると思いますが、言われるがままに右折をして、さらに言われるがままにもう一度右折をした結果、河合悠祐の目に映ったのは・・・、蕨駅でした。
 駅に戻っとるがな!!
 それはそうです。90度右に曲がって、90度右に曲がってを2回やっているので、90度+90度で180度。駅に戻ってくるピタゴラスイッチです。いつも限界までスベっている「鬼スベりピエロ」で初めて笑いました。

「自分たちの信念に基づいて行動しろ!」とブチギレる「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐

 駅に戻らされていたことに気づき、ブチギレる河合悠祐。
 お兄さんたちに対して「なんで妨害してくるんだ! 自分たちの信念に基づいて、それぞれが行動すればいいだろ!」と言っていましたが、「差別を許してはいけない」という確固たる信念に基づいているからこそ、今、「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐が、駅に戻らされているのです。
 結局、めちゃくちゃ駅前の、最初のブロックを1周しただけで帰ってきてしまった「鬼スベりピエロ」。距離にして約200mほどでしょうか。これでは当然、消化不良なので、駅前にいた警察官に泣きつき、「ただゴミを拾っているだけなのに、この人たちが妨害して、有形力の行使をしてくるんです!」と言っていましたが、ネトウヨ慣れしている地元の警察官はまともに相手にしてくれず、盛り上げ隊のお兄さんたちから「警察にも相手にされてねぇじゃーん!」とプギャーされ、笑われていました。
 あとで、鬼スベりピエロの話を親身になって聞いてくれる警察の方が来てくれたのですが、その方もまた「オマエがそんなんやってるからカウンターされるんじゃん。とっとと帰れよ!」を、めっちゃオブラートに包んで優しく丁寧に説明していました。

蕨駅東口の活動は失敗したので、そのまま西口に移動した「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐

 結局、蕨駅東口での活動は、最初の角から右折と右折で駅に戻って来てしまったので、この消化不良をどうにかしたいと「西口に行くぞ!」となったのですが、まるで来日したハリウッドスターのように、たくさんの人がゾロゾロとついてくることになり、西口はもっと酷く、今度は警察の皆さんに誘導されて、駅のロータリーを1周しただけで終わりました。途中、商店街の奥まで入っていきかけたのですが、警察も含め、みんながついてきてしまうので、結局、ゴミを拾いながら駅に戻ることになり、解散となりました。

なんだかんだで、駅前に落ちているゴミだけを回収して帰っていくことになった河合悠祐

 ちなみに、河合悠祐はネトウヨウケを狙ってクルド人ヘイトをかましているので、当然、「NO HATE TV」の取材を受けているのですが、情弱の河合悠祐は「NO HATE TV」のことをよく知らず、かねてからN国党を取材している僕のことは知っているので、野間易通さんのことはスルーで、僕のことを嫌そうに見ていました。珍しい奴です。
 河合悠祐は僕に「立花さんを追いかけていればいいじゃん、なんで俺なんだよ!」と言っていましたが、N国信者にして、実質的にN国党員の「鬼スベりピエロ」は、11月の兵庫県知事選に立候補すると表明していることもあり、これまで衆院選や参院選でN国党の公認候補として立候補しているのですから、完全に僕の専門分野です。今後も河合悠祐の取材は続けることになりますが、このたび、正式に「ヘイト」をやらかしたため、当クリニックでは処理しきれなくなり、「野間総合病院」の患者となりました。だいぶ末期だということです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

わずかな距離しか歩いていないが、一応、少しはゴミ拾いができた河合悠祐

 結局、お兄さんたちに見守られながら、東口をワンブロック、西口はロータリーを1周して帰ることになった「鬼スベりピエロ軍団」。保育園のお散歩ぐらいの距離しか歩いていませんが、保育園のお散歩は、優しい保育士のお姉さん先生が「お手手つなぐんだよ!」とか言ってくれますが、「大人の保育園」は、「おい、ゴミなんだから早くゴミ拾えよ、このゴミ野郎!」です。大変だなぁ、43歳児は。およそ40年を無駄に生きてしまったばっかりに。もっと涙なくして見られないのは、河合悠祐は「京都大学・総合人間学部」を卒業して、今、この状態なんです。人間って難しいなぁ!

結局、仲間たちと電車に乗って退散することになってしまった河合悠祐

 最終的に、河合悠祐は数人の仲間たちと電車に乗って帰るためにエスカレーターに乗っていったのですが、僕は駅の改札口まで見守らず、「ここらへんでいいか!」と思いました。理由は、うだつの上がらない仲間たちの後ろに、一人だけ清潔感のある人が混ざっていたのですが、腰のあたりをよく見たら、ベルトに本物の拳銃がついていたからです。この国でまったく合法的に拳銃を所持できる職業の人たちっていうのは、つまり、そういうことでございますから、最後はパトロールすると豪語していたバカの方が「ガチのパトロール対象」になっていたというオチでございます。鬼スベりピエロ、社会に迷惑かけすぎ! 選挙に立候補してくるな!

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