見出し画像

【選挙ウォッチャー】 横芝光町長選2024・分析レポート。

 3月12日告示、3月17日投票で、千葉県の横芝光町長選が行われ、この選挙には、あの「小西彦治」が立候補してきました。2回連続で供託金が没収されてしまったので、もう懲りて立候補してこないのではないかという見方もありましたが、まったく懲りていませんでした。しかも、同じ県内に住んでいる僕ですら面倒臭い場所に、わざわざ伊丹から立候補しているというのですから、こんなに効率の悪いことはありません。もはや何のために立候補しているのかが全然わかりません。

佐藤 晴彦 67 現 5期目を目指す
小西 彦治 52 新 公金チューチューバカ

 小西彦治が立候補する選挙は、必ず取材をする。
 山形で立候補した時も、和歌山で立候補した時も、長野で立候補した時も取材をしている僕なので、地元の千葉で立候補するとあらば、取材に行かないはずがありません。
 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の構成員だった原博義にお金を流し続ける小西彦治をどこまでも追いかけ、このスキームを止める必要があると考えています。しかし、和歌山や長野では供託金没収に追い込むことができましたが、千葉では難しかったと思います。




■ 横芝光町長選・選挙ボード解説動画


■ 小西彦治の主張

 小西彦治の公金チューチューチャレンジは、およそ1か月ぶりです。
 この間に無投票当選だった選挙がなかったわけではありませんが、2週連続で供託金が没収される運命にあったため、慎重になったのか、ここ最近は選挙に立候補するのを見合わせていました。
 もしかして公金チューチューチャレンジを見直し、しばらく選挙に立候補することがなくなったのかと思いましたが、そんなことはありません。より確実に供託金が戻ってくるところを選定していたのではないかと思います。

小西彦治の公金チューチューチャレンジは、12戦9勝3敗である

 ここまでの小西彦治の通算は12戦9勝3敗。今年に入ってからは3連勝の後、2連敗をしており、立て直しが急務でした。
 おそらく小西彦治は2連敗した敗因を「選挙公報がなかったから」だと考えていると思います。なので、出馬する選挙の選定の条件に「選挙公報があること」を設定していると思います。
 しかも、この横芝光町長選が訪れるのは12年ぶり。久しぶりに訪れる選挙では小西彦治に投票する人は潜在的に多いと考えられ、供託金を確実に回収する大チャンスだったと思います。
 これまでも長らく選挙が行われていなかった自治体では20%を超える得票率を得たこともあり、今回は12年ぶりの選挙ということで、得票率が10%超える条件は満たしていたのではないかと思います。
 この横芝光町は、森大地というアホのN国信者を当選させていることからしても分かるように、市民に一定数のバカがいます。森大地に投票するバカがいるのであれば、小西彦治に投票するバカは当然のようにいるので、今回はかなり有利な条件が揃っていたのではないかと思います。

まったく同じポスターの使い回しであることが発覚した小西彦治

 既に金城ガンヂさんが検証してくれていますが、今回もこれまでの町長選とまったく同じデザインのポスターが使われていたことが分かりました。書かれている文章も一字一句変わりません。
 新たに印刷費がかかってるとは思えず、いっぺんに発注することで印刷代は安くなっているはずで、少なからずデザイン費はかかっていないと思います。
 こうしたことからしても、本当にキックバックを受けていないのだとすれば、元N国党員の原博義が不当に利益を得ている可能性があり、このあたりはしっかりと調べる必要があります。


ここから先は

3,540字 / 2画像

¥ 110

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。