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【選挙ウォッチャー】 宮城県議選2023・多賀城&七ヶ浜選挙区レポート。

 10月13日告示、10月22日投票で、宮城県議選が行われました。
 この多賀城・七ヶ浜選挙区の定数は2で、ここに4人が立候補してきました。ここには自民党が2人を擁立し、共産党も新人を立てましたが、何より注目は、あっせん利得処罰法違反で逮捕、起訴された県議が懲りずに立候補してきたことです。果たして、有権者からの信頼は得られるのか。このあたりが見どころとなります。

伏谷 修一 60 現 自民党(公明推薦)
渡辺 淳  67 新 無所属(自民・公明推薦)
仁田 和広 73 現 無所属(あっせん利得処罰法違反)
藤原 益栄 67 新 日本共産党

 仁田和広さんは、あっせん利得処罰法違反で逮捕・起訴されてしまいましたが、こうなった原因は2021年の福島県沖地震をめぐって、グループ補助金が交付されるよう水産加工業者から依頼を受けて県職員に働きかけるなどした見返りに現金50万円をもらったからです。そんな人間が、よりによって「復興完遂」などというキャッチフレーズを採用している時点で、だいぶ頭がおかしいと思いますが、こんな人が投票するのかどうかが最大の見どころです。




■ 多賀城&七ヶ浜選挙区・選挙ボード解説動画


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