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【選挙ウォッチャー】 座間市長選2024・分析レポート。

 9月15日告示、9月22日投票で、神奈川県の座間市長選が行われ、現職と新人の一騎打ちとなりました。
 新人の沖本浩二さんは、自民党のみならず、日産労組出身ということもあって、「右から左までウイングの広い人」だと考えられていたので、構図としては「どちらが勝つのかが分からない面白い市長選」と見られていましたが、実際に選挙の現場を見てみると、実力差がハッキリしていることがわかりました。

佐藤 弥斗 54 現 2期目を目指す
沖本 浩二 64 新 無所属(ざま大志会)

 佐藤弥斗さんは、旧来のハコモノへの投資に慎重な人です。コロナ禍の時も実施していますが、昨年も物価高騰や原油価格の高騰で市内の事業者などがダメージを受けているとして、水道料金の20%減免を実施するなど、市民生活を支えるための政策を実施しています。
 しかし、「俺たちのやりたいことは、そんなことじゃないんだ! もっともっとたくさん工事をせぇ!」という自民党のオッチャンらが、現職市長に対して「ノー」を突き付けるべく、このたびの選挙戦に突入しています。




■ 座間市長選・選挙ボード解説動画


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