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セカンドハンドとうまく付き合いたい。

最近の暑すぎる日本で暮らしていると今後この世界はどうなってしまうんだろうかと心配になります。既に子供がプール遊びができないほどの暑さ。子供の頃よく「次の世代が心配」という声を聞いたのですがとうとうその未来が来たかという感じ。
一般人である自分にできることは正直殆どありませんが、それでも庶民なりに今までのライフスタイルを考え直す必要があるのかなぁ…。できるだけ公共交通機関を使うとか、無駄な電気や水を使わないとか、そもそも無駄な買い物をしないとか、モノを大事に長く使うとか。私一人がやったって焼石に水だけれど、日本人全員でやったら少しは違うのかなとか。
私の場合、その気持ちと自問自答ファッションがカッチリはまって今に至ります。

これ系のことを考えるといつも「セカンドハンドを上手く取り入れられないかな?」というところに行きつくんです。「もうこの世に生まれてしまったもの」を有効活用できないかな~と。
そのくせ古着屋では基本的に「売る専」なんですけどね~ダブスタ~😂
昔は買ってみたこともあるんですが上手く着こなせた試しがない。the!古着!みたいなレトロなものは中高生の私にはコーディネートが難しすぎて買ってみてもどうにも活用できなかったです😵
一方でメルカリで手に入れたワンピースは今でも大切に着てるし、大事な腕時計もヴィンテージ品。中古が嫌なわけじゃなくて、自分に合うものを選び出せないから古着屋さんてちょっと苦手意識があります。

買うのは抵抗があるものの誰かが再利用してくれて数十円でもお金になり、部屋も片付くなら万々歳なのでよく持ち込んでいました。要するに罪悪感なく手放せる先として古着屋を利用しています。環境負荷を考えて始めたはずが、結局押し付けるだけで利用する側に回れてないって歪な状態。

でも数年前にアフリカには毎週1500万着の古着が届くと知って愕然としました。毎週?!しかも半分近くはそのままゴミだそうです。しかもその結果誰もお金を出して服など買わなくなり、地場の繊維産業が育たないんだとか…。
誰かが着てくれる可能性はあるので途上国直行コースよりは全然いいと思うのですが、正直一定期間売れない古着もこういうところに送られてそうですよね。私のやっていたことってワンクッション置いただけで結局は途上国に私のゴミを押し付けていただけなのかも。
一方的に引き取ってもらうだけだと世界のバランスはどんどんおかしくなるばっかりなんじゃないか、自分もリサイクルの循環の中に入りたいって思うようになったのです。

先日「汚してもいい服が必要だから古着屋で買おうかな」と思ったのはそんな理由からでした。Tシャツと形が決まっているので探しやすかったし、失敗しても構わない服だからこそ挑戦してみようかなと思ったのです。
あの後ユニクロ等も覗き、結局古着のTシャツが一番良かったかなと思ったので購入しました。お盆のセールでなんと275円。お茶するより安い。
それを毎日のように着た結果心の治安がめっちゃよくなりました。子に汚くされても何の感情も湧かない。本当に凪。なんならもっと汚しなさい位の気持ち。電車に乗らない範囲ならこれでいいかなって位には似合ったデザインが見つかったこともあり気に入ってます。
ただね…お店では気づかなかったんだけどちょっと柔軟剤くさい😂昔の古着ほどキツくはないんだけど、元の持ち主が使ってたんだろうね。香り抜きしつつ、着ていくうちにだんだん落ちていくといいな。
こういうことがあるからセカンドハンドは本当に難しいんだけどきっとこれも無駄じゃないと思って無理のない範囲で取り入れていきたいと思います!どうでもいい服万歳!!

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