Israel Premier Tech Academy


Israel Premier Tech Academyについて

2020年にIsrael Start-Up Nation(現Israel - Premier Tech)の下部チームとして発足した。
過去に所属した選手としてはMarco FrigoやDerek Geeなどがいる。


選手

Aviv Bental

イスラエル
2003/1/28

ジュニアイスラエル国内選手権のRRとITTで優勝した経験がある。
昨年のチームメイトであり、イスラエル人として初めてIsrael Premier Tech AcademyからIsrael Premier Techに昇格した2名(Oded KogutとNadav Raisberg)が模範であり、モチベーションでもある。

2020 ジュニアイスラエル国内選手権RR 優勝
2020 ジュニアイスラエル国内選手権ITT 優勝
2022 U-23イスラエル国内選手権RR 4位
2022 U-23イスラエル国内選手権ITT 4位
2023 U-23イスラエル国内選手権RR 4位
2023 U-23イスラエル国内選手権ITT 2位


Dylan Bibic

カナダ
2003/8/3

2022年のトラック世界選手権のスクラッチで優勝し、エリートトラック世界選手権で優勝した39年ぶりのカナダ人となった。
家の近くにヴェロドロームがあったためトラックを始めた。
ウィリーで3km走ったことがある。
家の近くの池が凍ったときにホッケーをする。

2019 ジュニアカナダ国内選手権ITT 3位


Joseph Blackmore

イギリス
2003/2/23

パンチャー

元々シクロクロスやMTBを主に行っており、ロードレースに本格的に参戦したのは2023年からである。
チームの首脳陣曰く「ロードレースの経験が少ないにも関わらず、非常に知的なライダー」
2024年は自身の開幕戦のルワンダで総合優勝、続く台湾でも総合優勝を果たし、さらには周りからマークされている状況でありながらもU-23版LBLでは独走勝利を飾った。
いくつかのチームから話が来ていたが、2025年からイスラエルのエリートチームに昇格することが決まった。

2023 Tour du Rwanda 総合6位
2024 Tour du Rwanda 第6、第8ステージ優勝、総合優勝
2024 Tour de Taiwan 総合優勝
2024 De Brabantse Pijl 4位
2024 Liège-Bastogne-Liège U23 優勝


Pier-André Côté

カナダ
1997/4/24

パンチャー
スプリンター

Human Powered Healthに5年間所属していたが、2023年をもってチームが解散してしまった。いくつかのプロチームから興味を示されていたが、チームオーナーのシルヴァン・アダムス氏に「一生懸命働いて、やるべきことをやれば、来年チームに加わる(=エリートチームに昇格する)ことになる」と言われ、加入を決めた。
チームのレベルはPRTからCTになり、給料も下がったが、「前進するために一歩後退した。しかし、時間が経てば経つほど、一歩も退いていないように感じる。」と語った。
所属しているのは下部チームの方だが、エリートチームの方でスポット参戦し、エースをアシストする機会が多くなると思われる。
選手をあと5~10年は続けたいと思っている。
大学では保険数理学を勉強していた。

2014 ジュニアカナダ国内選手権ITT 優勝
2022 Giro di Sicilia 第3ステージ2位
2022 カナダ国内選手権RR 優勝
2023 パンアメリカン選手権RR 優勝


Luca d'Hollander

ベルギー
2003/11/25

ファンアーベルマートの甥。また、父はWTに所属したこともある元プロ選手。
TTが好き。アイドルはサガン。
好きな食べ物はステーキとフライドポテト。

2021 ジュニアベルギー国内選手権ITT 4位


Emry Faingezicht

イスラエル
2003/2/11

ジュニアとU-23カテゴリーの国内選手権ITTで優勝したことがある。
本チーム所属のイスラエル人選手の中で最も有望な若手選手と目されている。
2023年11月のトレーニング中に車に追突され、頭蓋骨を骨折し、脊椎にはひびが入った。医師曰く、麻痺の一歩寸前だったという。幸運にも身体は数週間で回復したが、精神的に回復せず、外にサイクリングに出かけるのには時間がかかった。(イスラエルでは車の運転が荒く、クラッシュが多発するレースですらイスラエルでのトレーニングライドより安全と感じるほどだという)しかし、チームでのトレーニングキャンプを通してようやく安心することができた。

2021 ジュニアイスラエル選手権ITT 優勝
2022 U-23イスラエル選手権ITT 2位
2022 U-23イスラエル選手権RR 2位
2023 U-23イスラエル選手権ITT 優勝


Alvaro Garcia

スペイン
2005/4/6

クライマー

2023年まで2年間バルベルデチームに所属していた。
首脳陣曰く「登坂力とTT能力があり、GCライダーとしての素質がある」
イスラエルを選んだ理由は育成システムが確立されており、良いレースカレンダーを持っているから。
2024年がU-23カテゴリー1年目で、本チームとは2025年までの契約となっている。

2023 ジュニアスペイン国内選手権RR 優勝
2023 ジュニアスペイン国内選手権ITT 3位


Moritz Kretschy

ドイツ
2002/5/12
183cm 63kg

2023年のU-23世界選手権では、先頭グループに残り優勝したローランスから9秒差の6位となった。
2023年のU-23ドイツ選手権ではRRとTTの2冠となった。

2023 U-23世界選手権RR 6位
2023 U-23ドイツ国内選手権RR 優勝
2023 U-23ドイツ国内選手権ITT 優勝
2023 Tour du Rwanda 総合9位


Karl Kurits

エストニア
2005/6/14

スプリンター

2023年はBORAのジュニアチームに所属していた。
最大の夢は世界選手権のRRで優勝すること。また、シャンゼリゼで勝つのもスプリンターとしての夢である。

2022 ジュニアエストニア国内選手権RR 3位
2022 ジュニアエストニア国内選手権ITT 2位


Daniel Lima

ポルトガル
2004/12/12

パンチャー

小集団スプリントなら上位に食い込む力があり、長すぎない山岳なら超えられる登坂力を持っている。
同世代で同胞のモルガド(現UAE)は別次元の強さで、彼を目標としている。
直近の目標はWTチームに加入し、グランツールや大きなクラシックレースを走ること。

2022 ジュニアポルトガル選手権RR 3位
2023 U-23ポルトガル選手権RR 4位
2023 U-23ポルトガル選手権ITT 3位
2023 Czech Tour 第4ステージ7位
2023 Tour de Taiwan 第2ステージ5位


Jesse Maris

アメリカ
2004/3/19

クライマー

2022年はAG2R Citroën U19 Teamの一員としてレースに出ていたこともあった。
小柄な体格で、クライマーである。本人曰く「登りは急であればあるほど良い」


Pau Martí

スペイン
2004/11/24

U-23カテゴリー1年目となった2023年はシーズン序盤こそレース距離の適応に苦労したが、シーズン後半はU-23ロンバルディア13位、パリトゥールエスポワール12位など好成績を残した。
2022年のパリルーベジュニア18位など、石畳も走れる。過去にシクロクロスをやっていたこともあり、その経験が生きたと感じている。
色々なことができるが、本人は第一にクライマーだと考えている。また、小集団限定で勝負できるスプリント力も持っている。逆にTTは改善する必要があると思っている。また、レースを読む能力が高いと自負している。
憧れの選手はマチュー。
2024年の目標は、世界選手権や欧州選手権のスペイン代表に招集されることと、勝利を収めること。
音楽も好きで、パーカッションを叩く。

2022 ジュニアスペイン国内選手権RR 5位
2023 Giro Ciclistico della Valle d'Aosta - Mont Blanc 第5ステージ6位


Carson Mattern

カナダ
2004/2/24

主にトラックで成績を残している。ジュニア世界選手権で個人パシュートやオムニアム、スクラッチなどで優勝したことがある。
パリオリンピックにトラックで出場したいと思っている。
趣味程度でシクロクロスもやっており、そのスキルが石畳など悪路の走行スキルに生かされている。
大学で芸術や科学を学んでいる。

2021 ジュニアカナダ国内選手権ITT 4位
2022 ジュニアカナダ国内選手権ITT 2位
2022 ジュニアカナダ国内選手権RR 3位


Viggo Moore

アメリカ
2004/5/8

2022年のジュニア世界選手権RRでは追走集団に残り、11位となった。
U-23カテゴリー1年目の2023年にはU-23アメリカ国内選手権ITTで優勝した。
2020年のバーチャルエタップデュツール(プラットフォームはZwift)では第2ステージで3位に入った。(フランスのポンデュガールやモンサンミシェルの近くを通る少しの登りを含むコース)
アメリカ出身だが、ジュニアの頃から欧州に住んでいる。

2021 ジュニアアメリカ国内選手権RR 8位
2021 ジュニアアメリカ国内選手権ITT 2位
2022 ジュニアアメリカ国内選手権RR 優勝
2022 ジュニアアメリカ国内選手権ITT 4位
2023 U-23アメリカ国内選手権ITT 優勝


Matar Peretz Hardeball

イスラエル
2005/10/6

2023年のジュニアイスラエル国内選手権RRチャンピオン。
チームの2週間の集中トレーニングキャンプに参加した。本人曰く「ブートキャンプにいるような気分だった。」

2022 ジュニアイスラエル国内選手権RR 6位
2022 ジュニアイスラエル国内選手権ITT 4位
2023 ジュニアイスラエル国内選手権RR 優勝
2023 ジュニアイスラエル国内選手権ITT 6位


Guy Tahar

イスラエル
2004/11/1

これまでプロに結び付くようなチームに所属したことがなかったので、メカニックが自分の自転車を整備してくれることにすら感激した。チームに加入するに値する素質があることを証明しないといけないというプレッシャーを感じる一方で、このような機会を欲していたので楽しみにも思っている。

2021 ジュニアイスラエル国内選手権RR 3位
2022 ジュニアイスラエル国内選手権RR 2位
2023 U-23イスラエル国内選手権RR 6位


Rotem Tene

イスラエル
2001/3/30

スプリンター

2023年のラヴニールではスプリントステージで一桁フィニッシュが2度あった。
トラックでは2022年世界選手権のエリミネーションで5位になったことがある。
プロ契約を掴むためには2024年にベルギーを含むハイレベルなレースで好成績を残すことが必要であると首脳陣から言われている。また、自身も勝利、そしてプロ昇格のチャンスを掴みたいと思っている。
2020年のパンデミックの時はロックダウンのせいで外に自転車に乗りに行くこともできなくなり、「突然、すべてが無駄になったように感じ」、モチベーションがなくなってしまった。しかし、しばらくして外出できるようになり、友人とライドに出かけたことで再びモチベーションを取り戻した。

2021 U-23イスラエル国内選手権RR 2位
2022 イスラエル国内選手権RR 5位
2023 イスラエル国内選手権RR 5位
2023 Tour de l'Avenir 第1ステージ6位、第2ステージ3位


Luke Valenti

カナダ
2004/6/5
186cm 69kg

2023年に「トップ10を目指して出場した」というTour de Beauceで歴代最年少で総合優勝を果たした。(当時19歳)
シクロクロスもやっており、U-23カナダ国内王者に輝いたこともある。
2023年はイスラエルのウルが立ち上げにかかわったカナダの育成チームに所属していた。

2021 ジュニアカナダ国内選手権RR 8位
2022 ジュニアカナダ国内選手権ITT 8位


Floris Van Tricht

ベルギー
2001/6/23

スプリンター

現アルペシンのStanの弟。
父は兄弟に対してレースをするようプレッシャーをかけたことはなかったが、StanとFlorisは自ら自転車に乗るようになった。なお、さらに下にPieterという弟がいたが、彼はレースに興味がなく自転車に乗っていない。
冬にはシクロクロスも走る。
2025年からのエリートチーム昇格が決まっている。

2023 U-23ベルギー国内選手権RR 2位


Kiaan Watts

ニュージーランド
2001/7/27
183cm 72kg

スプリンター

スプリンターだが、他のスプリンターと比べて爆発力はないと感じている。ただし、位置取りに自信があり、「4番手か5番手あたりから抜け出して勝つ」タイプ。
2023年はAT85に所属していたが、スポンサーからの資金が滞りチームが解散してしまった。しかし、チームのボスだったTim Elversonには感謝している。なぜなら、スポンサーの契約不履行が原因だったが私財をつぎ込んでまで足りないお金を補填したから。
2023年後半は無所属かアマチュアチームで主にベルギーのアマチュアレースを走り、成績を残したことで2024年のイスラエルの下部チーム加入を決めた。
2024年初頭には "Blake Quick vs. Kiaan Watts" という題目で "Quick" と "Watts" という自転車選手らしい名前同士の対談が行われた。その中で、自転車に乗り始めてから名前に関してのジョークを何度も言われたことがあること、2人は面識があり一緒に出掛けることもあること、最大ワット数はQuickの方が高い(Wattsは約1480W)がWattsの方が位置取り含めスプリントがうまいことなどが語られた。
一番好きなレースはロンド。
2019年のトラックジュニア世界自転車のマディソンではローレンス・ピシー(現グルパマ)とペアを組み優勝した。

2019 ジュニアニュージーランド国内選手権RR 2位
2021 U-23ニュージーランド国内選手権ITT 6位
2023 ニュージーランド国内選手権RR 8位

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