Team ColoQuick


Team ColoQuickについて

Team ColoQuickはデンマーク籍のチームである。
チームの起源については諸説ある(歴史がつながっているか微妙…)が、2015年からColoQuickがスポンサーについている。
デンマークの才能を育てるチームであることを自負しており、ヴィンゲゴーが2018年まで所属していたチームである。
プロチームやワールドチームになるという野心はないが、可能な限り最高のコンチネンタルチームになるのが目標である。
過去にはヴィンゲゴーの他に、カンプ、チャーミ等が所属していたことがある。
タイトルスポンサーのColoQuickは畜産(子牛)の管理に関連した製品を発売する企業である。


選手

Simon Bak

デンマーク
2000/2/12

パンチャー

MTBをバックグラウンドに持つ。
MTBで生計を立てるのは難しいと考えたため、ロードレースに転向した。
ロードレースに転向するにあたり、長距離のレースに対応するため、トレーニング時間を増やした。
2023年はいくつかのプロチームから興味を示されたが、契約には至らなかった。
チームには居心地の良さを感じているが、ワールドツアーチーム(もしくはプロチーム)にステップアップをしたいため、2024年がColoQuick所属の最終年となることを望んでいる。
シクロクロスは毎年出場している。

2022 U-23デンマーク国内選手権RR 7位


Kevin Biehl

デンマーク
2004/1/8

自転車が好きだった父に勧められて8歳の時に自転車を始めた。
山岳のステージレースで輝きたいと思っている。
TTの能力を改善するのが2024年の目標の一つである。

2022 ジュニアデンマーク国内選手権RR 8位


Joshua Gudnitz

デンマーク
2001/8/19
177cm 69kg

ルーラー
パンチャー

デンマークで最も有望な選手の一人である。
DS曰く「集団スプリントでも勝利でき、TTも速い。それにテクニックもある。非常に多才である。」
自己分析ではパンチャーで、アルデンヌやブルターニュの地形向きだと思っている。
2023年にコフィディスのトレーニーとなったように彼の才能は広く知られており、2024年にプロ入りする可能性もあったが、ColoQuickにもう1年在籍することに決めた。
2024年の最大の目標はデンマークルント。

2019 ジュニアデンマーク国内選手権RR 優勝
2019 ジュニアデンマーク国内選手権ITT 2位
2020 デンマーク国内選手権ITT 4位
2023 U-23デンマーク国内選手権ITT 3位
2023 U-23 Eschborn-Frankfurt 優勝


Peter Øxenberg Hansen

デンマーク
2005/10/23

自転車を本格的に始めたのは2021年頃である。
元々2024年はTeam Aalborg - Sparekassen Danmarkに所属する予定だったが、当初ColoQuickに所属する予定だったTheodor Stormがイネオスと契約したため、その空いた枠で加入した。
自己分析では「15分未満の小さな登りは得意だが、登山はまったく得意ではない。どんなレースでもある程度はこなせるため、どんなタイプの選手か言い表すのは難しい。典型的な万能なデンマーク人だと思う。」
自身の計画では、2025年にワールドチームかプロチームのデヴェロップメントチームに加入したいと思っている。
チームメイトのTore Troelsenは親友で、シェアハウスしていたこともある。

2023 ジュニア版Liège-Bastogne-Liège 6位


Conrad Haugsted

デンマーク
2005/1/13

父と母が熱心なサイクリストだったため、自然と自転車に乗り始めた。初めてレースに出たのは9歳の頃だった。
自己分析では「山岳寄りだが、激坂は得意ではない。」
DS曰く「彼はオールラウンドな選手で、自転車レースを本当によく理解している。」
デンマークルントに出場するのが直近の夢である、
トラックも行っており、2023年のジュニア世界選手権のスクラッチで銅メダルを獲得した。
パリオリンピックでは仮に補欠でもいいので、チームパシュートの一員に選ばれたいと思っている。


Nikolaj Mengel

デンマーク
2002/3/9
182cm 65kg

ルーラー

幼少期はサッカーやセーリング(ヨット)を行っていた。
長くてハードなレースが好き。また、逃げに乗るのも好き。
コペンハーゲンの自転車店で働いている。

2020 ジュニアデンマーク国内選手権RR 4位
2020 ジュニアデンマーク国内選手権ITT 6位
2021 U-23デンマーク国内選手権RR 5位
2021 U-23デンマーク国内選手権ITT 7位
2022 U-23デンマーク国内選手権ITT 6位


Pelle Køster Mikkelsen

デンマーク

2003/4/25

ルーラー

2011年のコペンハーゲン開催の世界選手権を見て、8歳の頃にサイクリングを始めたが、その後一旦中断してサッカーをしていた。16歳のときに再び衝動に駆られ、サイクリングを再開した。
明らかにクライマーではないが、丘陵地形ならこなすことができ、スプリントもある程度できる。また、TTも得意であり、最高のTT機材で走るのを楽しみにしている。

2020 ジュニアデンマーク国内選手権RR 7位
2020 ジュニアデンマーク国内選手権ITT 4位
2021 ジュニアデンマーク国内選手権ITT 4位
2023 U-23デンマーク国内選手権ITT 5位


Frederik Muff

デンマーク
1993/8/2
195cm 78kg

TTスペシャリスト

もともとサッカーでゴールキーパーを務めていた。
20歳で自転車を始めた。
1982年にBrian Holmsが記録した10kmの最速記録、2000年にFrank Hyldgaardsが記録した30kmの最速記録を、両方2023年8月に更新した。
TTスペシャリストであり、TTバイクやウェアなどの装備にはこだわりがある。サイクリングウェアの企業であるFUSIONと関わっており、最速のウェア作りに協力している。
また、ColoQuickの親会社であるCalvexにも雇用されている。

2020 デンマーク国内選手権ITT 3位
2021 Chrono des Nations 7位
2022 デンマーク国内選手権ITT 7位
2022 Chrono des Nations 8位
2023 デンマーク国内選手権ITT 5位
2023 デンマーク国内選手権RR 9位
2023 Chrono des Nations 7位


Magnus Lorents Nielsen

デンマーク
2003/11/23
185cm 66kg

叔父も祖父もサイクリストだったので、自分が自転車に乗ってみたいと思うのも自然なことだった。
身体の成長が遅い方だったので、少年時代はレースでほとんど活躍できなかったが、成長して筋肉量が増えるにつれて活躍できるようになっていった。
基本的に何でもこなせるタイプだが、スプリントは得意ではない。アムステルが自分に合っているレースだと思っている。
自身を「真のチームプレーヤー」と称し、自分よりも優れた脚を持ち、勝利の可能性が高いチームメイトがいる場合は自らが犠牲になることを厭わない。チーム首脳陣からもその点は高く評価されており、契約延長時のコメントとして、「マウヌスは素晴らしい仲間であり、100%チームに尽くし、チームとしての成功のために働いてくれている。」とあった。


Aksel Bech Skot-Hansen

デンマーク
2000/6/11
180cm 62kg

ジュニア時代に輝かしい成績を残しU-23の1年目にColoQuickに加入した。
しかし、怪我の連続だった。2019年に脳震盪、2020年にオーバートレーニングによる股関節の痛み、落車による肘の骨折、2021年に再びオーバートレーニングによる膝の怪我。最も深刻だったのは膝の怪我で、本人曰く「最初はそれほどでもないが、1時間から1時間半後に壁にぶつかり、痛みの限界を超える、そんな感じだった。」そして、その痛む膝をかばうあまりもう片膝に負荷がかかりすぎたため、結果的に両膝を痛めてしまう最悪の事態になってしまった。
チームは負傷している選手に常にプレッシャーをかけ続けることはできず、また年に数レースしか走れない選手に枠は割けないとの判断で、契約を解除した。ただし、理学療法士による治療は続けながらチームと彼は連絡を取り続けていた。
チームに所属していない間に、マヨルカ島のワイン用のブドウ園で仕事をしていた。そのブドウ園のオーナーがサイクリングが好きでチームを持っていたので、膝が回復するにつれて小さなレースに出ていたりもした。
完全に膝の痛みはなくなったため、2023年のデンマーク選手権RRで10位に入ったように、力も戻ってきていることから、2024年からColoQuickに復帰できることになった。
大学では分子生物学を学んでいる。

2017 ジュニアデンマーク国内選手権RR 9位
2023年 デンマーク選手権RR 10位


Tobias Svarre

デンマーク
2004/7/19

クライマー

夢はツール制覇。
自分が最も輝けるのは山であり、それも「できるだけ高く、できるだけ長い山」であるという。とはいえ、デンマークの平坦なレースをたくさん経験しているので平坦のレースも得意である。GCライダーになりたいので、現在はTT能力の向上に努めている。
2023年中にもいくつかの「ビッグチーム」と話をしたそうだが、もう1年ColoQuickで経験を積むべきだと感じたので残留した。プロに転向するのは2025年になるだろうと語っている。あまりにも早くにトップチームに入り何もできないまま終わるのは嫌なので、トップチームに加入することに対しては慎重な姿勢である。
2024年の目標はベビージロで成績を残すことと、デンマークルントでヤングライダージャージを獲得すること。(2023年はヤングライダー2位)
模範とするのはスケルモースとヴィンゲゴー。

2022 ジュニアデンマーク国内選手権ITT 8位
2022 ジュニア版Gent-Wevelgem 2位
2023 ジュニアデンマーク国内選手権RR 8位
2023 PostNord Danmark Rundt - Tour of Denmark 第3ステージ8位


Anders Vos Sørensen

デンマーク
2004/3/11

父親がダイエットのために自転車を始め、その自転車に興味を持ったのがサイクリングを始めたきっかけだった。
2023年は落車起因の怪我に悩まされ、シーズン前半はほとんど活躍できなかったが、秋にはアマチュアレースで好成績を残すことができた。


Emil Toudal

デンマーク
1996/5/28
187cm 72kg

長年BHS - Almeborg-Bornholmに在籍していたが、デンマーク国外のレースの経験を買われて2023年にColoQuickに移籍してきた。
移籍初年度の2023年は不本意な成績に終わってしまったことは本人も認めるところだが、チームからはロードキャプテンとしての姿勢を評価され、契約延長に至った。

2022 International Tour of Hellas 第5ステージ優勝


Tore Troelsen

デンマーク
2005/6/17

父親が熱心なサイクリストだったため、8歳でサイクリングを始めた。
デンマーク国内のチームに所属するなら、ColoQuickに所属するのが夢だった。
姉も選手活動を行っている。
サイクリングと並行して、工業技術者としての教育を受けている。

2022 ジュニアデンマーク選手権ITT 5位
2023 ジュニアデンマーク選手権ITT 6位




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