CTF Victorious


CTF Victoriousについて

数年前にBahrain - Victoriousと提携するまではCycling Team Friuliというチーム名だった。
現在のチーム名のCTFはCycling Team Friuliの頭文字を取ったものである。
過去にはジョナサン・ミラン(現リドル)やジョバンニ・アレオッティ(現BORA)、フラン・ミホリェビッチ(現バーレーン)などが所属していた。


選手

Marco Andreaus

イタリア
2003/9/25
180cm 68kg

パンチャー

トレンティン(現チューダー)と同じ村出身。
6歳の時にトレンティンと知り合いの友人から誘われたため自転車に乗り始めた。
短く急な登りが得意で、小集団ならスプリントで勝利を狙えるタイプ。長い登りと夏の暑い日が弱点。
憧れのレースはパリルーベで、ジロのステージ優勝が夢。
グラベルレースに参加してみたいと思っている。
14歳になるまでは競技レベルでアルペンスキーをやっていて、今でもスキーが好き。


Alessandro Borgo

イタリア
2005/2/6

クライマーであり、TTも速い。
2022年はジュニアのアマチュアレースで10勝以上を挙げた。

2023 ジュニアイタリア選手権ITT 4位


Thomas Capra

イタリア
2005/2/3
180cm 73kg

ルーラー

自己分析ではルーラー。また、スプリント力があり、長い登りでなければこなせるタイプ。
活躍すればエリートチームに昇格できる可能性が高いため、CTFを選んだ。
冬にはスキーマウンテニアリング(スキーで雪山を巡るスポーツ)をする。
好きなサッカークラブはミラン。

2022 ジュニア版Gent-Wevelgem 優勝


Alessandro Da Ros

イタリア
2004/7/19

アタックを好むクライマー。
首脳陣からは攻撃的なレーススタイルと、独走に持ち込むスキルを評価され、期待されている。


Matteo Donegà

イタリア
1998/4/1

Cycling Team Friuliがまだクラブチームだった2017年から所属しており、長年所属しているチームのことを家族のように感じている。
トラックも行っており、2020年の欧州選手権ポイントレースで銀メダルを獲得している。


Roman Ermakov

ロシア
2004/10/6

クライマー
パンチャー

2023年途中にNicolò Burattiがエリートチームに昇格し、空いたその枠に収まる形でシーズン途中にCTFに加入した。
身体が大きいため長い登りや激坂は得意ではないが、持久力には自信があり、丘陵系のレースは得意。TT能力は改善していきたいと思っている。
アシストするのも好きで、自分の日でなければスプリンターやGCライダーのために働くことを厭わない。
ベルギーのレースが好き。
2023年はU-23カテゴリー1年目ながらGiro Next Genで総合18位となった。


Žak Eržen

スロベニア
2005/10/19

スプリンター

父であるMilan Erženは元選手であり、現バーレーンのGMである。
最初にやっていたスポーツはスキーだったが、父の影響もあり、そのうち自然と自転車に乗るようになった。
スプリンターであり、短く急な登りも好き。ベルギーのクラシックも自分に合っていると思っている。
2024年はU-23カテゴリー1年目だが、GP Adria Mobilでいきなりコラテックのマレツコをスプリントで破った。しかも、去年はAdria Mobil Junioresに所属しており、これ以上ない格別な勝利となった。
トラックも行っており、2022年のジュニア世界選手権ではエリミネーションでアルカンシェルを獲得した。
カヴェンディッシュのようにロードもトラックもやっていきたいと思っている。でもどちらかを選ばないといけないとなればロードを選ぶと思っている。
同胞であるポガチャルとログリッチが好き。マチューやワウトも好き。
2025年からのバーレーン入りが既に決まっている。

2022 ジュニア欧州選手権RR 9位
2022 Danilith Nokere Koerse Juniores 5位
2023 ジュニア欧州選手権RR 3位
2023 ジュニア世界選手権RR 9位
2023 Kuurne - Brussel - Kuurne Juniors 2位
2023 Danilith Nokere Koerse MJ 3位


Lorenzo Mottes

イタリア
2005/9/15

2023年の途中あたりまでは自分がプロを目指せるような選手であるとは思っていなかったが、あるレースで世代別のイタリア王者を破ったことから自分の可能性を信じ始めた。
3~5kmの短い登りが得意だが、長い登りは好きではない。理由は登りに飽きるから。
登りの麓からアタックするのが好きで、最後まで行けると信じて踏み続ける。仮に捕まってもそれが自分のスタイルなのでそれでいいと思っている。
大学を卒業した後は自転車選手の傍ら、理学療法士になる予定。


Ahmed Naser

バーレーン
2000/11/14
170cm 62kg

CTFとしては初の中東の選手。
2024年のバーレーン国内選手権はRRとITT両方でバーレーン所属のAhmed Madanを破って優勝した。
国内選手権の他にも、2023年には2クラスのステージレースでステージ優勝したり、スペインのアマチュアレースで2位になったりしている。
また、「ヨーロッパ以外の自転車分野の発展が著しい国々でサイクリングのやり方を知ってもらう」という広告塔でもある。

2022 バーレーン国内選手権RR 2位
2024 バーレーン国内選手権RR 優勝
2024 バーレーン国内選手権ITT 優勝


Bryan Olivo

イタリア
2003/1/4
180cm 70kg

ルーラー
TTスペシャリスト

2023年のU-23イタリアITT王者に輝いたように、TTが得意。また、登りは得意ではないが、耐えることができると感じている。
長い登りのレースは勝機がないが、丘陵地形が続くような長距離のレースはむしろ自分に合っている。また、過去にシクロクロスも行っていた(ジュニアイタリア王者になったこともある)ので悪路や石畳も得意で、ヘントのようなレースが好き。また、風や悪天候も苦にしない。
逆にスプリント力や短い登りの爆発力は弱点だと思っている。
憧れのレースは世界選手権RRとパリルーベ。

2020 ジュニアイタリア選手権ITT 6位
2022 U-23イタリア選手権ITT 3位
2023 U-23イタリア選手権ITT 優勝


Valery Shtin

ロシア
2004/7/24

2022年はCannibal Team(現Cannibal B Victorious)に所属していた。
2023年からCTFに所属している。


Daniel Skerl

イタリア
2003/3/21

スプリンター

Skerlという姓はスロベニアの姓で、父から受け継いだものである。また、南米系の顔立ちはコロンビア人である母から受け継いだものである。
少年時代はサッカーのGKをしていた。自分の役割がチームの結果に大きく結びつくのでGKが好きだった。
2013年、母親と同じコロンビア人であるキンタナの登坂をテレビで見て自転車に乗り始めた。
自身をピュアスプリンターと定義するが、登りをこなせるようトレーニングしている。
過去にはMTBをやっていたこともあり、位置取りにはMTBのスキルが活きていると感じている。
勝ちたいレースはミラノサンレモ。
MotoGPやF1を見るのが好き。特に好きな選手はルイス・ハミルトン。オートバイ雑誌をよく読む。

2022 Okolo Slovenska 第1ステージ8位
2023 Okolo Slovenska 第2ステージ5位、第4ステージ5位


Oliver Stockwell

イギリス
2002/6/7

ツールで勝つのが最大の夢。
以前はセルヒオ・トゥ(現バーレーン)と一緒に住んでいた。
以前はシクロクロスも行っており、ジュニアの国内選手権で2位になったこともある。
休日には街へ散歩に行ったり、バーでコーヒーを飲んだりする。


Alessio Surian

イタリア
2002/7/19

これまでレースを走った形跡が一切無く、SNSもやっていないように思われる謎の選手。(MTBをやっていた可能性あり)


Max van der Meulen

オランダ
2004/1/13
183cm 67kg

パンチャー
クライマー

自身と同じオランダ出身のデュムランが憧れだった。そしてU-23カテゴリー1年目の2023年に所属するチームとして選んだのは、そのデュムランを育てたDSMのデヴェロップメントチームだった。
しかし、病気、脳震盪などにより思い描いたようにレースをすることはできなかった。そんな中でもバーレーンが声を掛けてくれ、WTチーム入りまで提案してくれた。DSMの首脳陣ともよく話し合い、将来のことを相談したが、WTチーム入りまでを提案してくれることはなかった。(多少の衝突はあったものの)DSMのチームを今でも悪くは思っていないが、その差は大きかった。
DSMデヴェロップメントは育成に重きを置いており、CTFはレースそのものに重きを置いていると感じており、自身にはバーレーンのスタイルが合っていると感じている。
登りとTTが得意。
好きなレースはLBLとブエルタとロンバルディア。
ニックネームは"Lightning McQueen"(カーズに登場する架空のキャラクター名)である。その由来は彼がとても速いからである。なお、Stravaの名前も"Lightning McQueen"にしている。
平坦があまりに速すぎるため、Menno Huising(現ユンボ下部)は「Maxとリカバリーライドには絶対に行きたくない。リカバリーライドなのに彼が速すぎて家に着くころにはクタクタになってしまうから。」と語っている。
イタリア語は独学とDuolingoで勉強している。
2025年からのバーレーン入りが既に決まっている。

2022 Chrono des Nations MJ 8位
2022 ジュニア欧州選手権RR 5位
2022 Ronde van Vlaanderen Juniores 4位
2023 Paris-Roubaix Espoirs 6位


Mika Vijfvinkel

オランダ
2005/6/1

両親がF1のMika Pauli Häkkinenファンで、それにちなんで名前が付けられた。
2022年はAG2R Citroën U19 Teamに所属していた。2023年はCannibal - Victorious U19 Development Team(ジュニアチーム)に所属しており、Bahrain - Victoriousと連携しているチーム間での移籍となった。
山が得意だが、以前シクロクロスをしていたのもあり石畳などの悪路も得意。
シクロクロスではジュニア世界選手権で7位になったこともある。
趣味はNetflixやYouTubeで映画を見ること。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?