Hagens Berman Jayco


Hagens Berman Jaycoについて

アクセル・メルクス氏が運営する名門育成チーム。
ジョアン・アルメイダ(UAE)やヤスペル・フィリプセン(アルペシン)など、ワールドチームに多数の卒業生がいる。
タイトルスポンサーのHagens Bermanは集団訴訟および原告訴訟の法律事務所である。
JaycoはTeam Jayco AlUlaの関係者でもあるオーストラリアの実業家ジェリー・ライアン氏が所有するキャンピングカー製造会社である。
なお、Team Jayco AlUlaの傘下チームとなったわけではないため、Team Jayco AlUlaの一員としてスポット参戦することはできない。


選手

Kasper Andersen

デンマーク
2002/7/1

スプリンター
パンチャー

2020年のジュニア欧州選手権RRではビットナー(現DSM)、ドゥリー(現ロット)等を下して優勝した。
スプリント力があり、集団スプリントで上位に入ることもあるが、自分に最も合っているのはいくつかの丘を越えるハードなレースの後の小集団スプリントだと思っている。また、デンマークの平坦なレースを経験してきたので横風も得意。
2022年にUAEのトレーニーとなった。UAEのキット一式が入っている箱を開けるときはクリスマスプレゼントの箱を開ける少年のような気分だった。
UAEの一員として参戦したレースではヒルシの勝利に貢献することができ幸せだった。また、レース以外の時間でUAE内で唯一のデンマーク人だったビャウからたくさんのアドバイスをもらった。
2023年のPostNord Danmark Rundtではヤングライダージャージを2日間着用した。
ストラーデビアンケが好き。

2018 ジュニアデンマーク国内選手権RR 8位
2020 ジュニア欧州選手権RR 優勝
2022 Giro d'Italia Giovani Under 23 第1ステージ3位


Evan Boyle

アメリカ
2004/6/27
187cm 77kg

初めて自転車に乗ったのは3歳の頃で、祖父に手伝ってもらいながら乗ったことを覚えている。「他の子供たちよりもずっと持久力と根性があった」(母親談)特性を生かし、小さいころからトライアスロンや水泳やサッカーをやっていた。それからはしばらくサッカーと水泳をやっていたが、15歳の頃にサッカーで足首の靭帯を断裂し、そのリハビリとして自転車に乗ったのがきっかけで、自転車にハマり、18歳の頃からレースに出始めた。
TTと逃げが得意。登りの能力を向上させ、逃げ切りで勝利を掴めるようになりたいと思っている。
実家ではPoppyとCocoaという名前の犬を飼っており、一緒に戯れるのが好き。
ロッキー山脈をバックパッキングで旅してみたいと思っている。
ニックネームは "Big country"

2022 ジュニアアメリカ国内選手権ITT 5位
2023 U-23アメリカ国内選手権ITT 2位
2023 アメリカ国内選手権ITT 4位


Matthew Cole

イギリス
2005/1/12

イギリス国内の世代別TTチャンピオンになったことがある。
長い登り、短い登りとも得意で、小集団スプリントなら勝負できるスプリント力もあると自負している。
2023年の8月のレースで集中治療室で数日過ごすほどの怪我をしてしまったが、順調に復帰している。
いつかアイアンマンレースに出てみたいと思っている。
ニックネームは "Matty the Bullet"


Nino de Jong

オランダ
2003/11/19
177cm 64kg

父は元サッカー選手だった。
自転車を本格的に始めたのは17歳の頃。
少し登りがあるレースが自分に一番合っていると思っている。
2023年は肺の感染症の影響で思ったように走ることができなかった。
行きたい国はインドネシア。
好きな食べ物はガーリックソースのバーベキューチキンピザ。
ニックネームは "Wervelwind van Steenbergen" (ステーンベルゲンの旋風)


Adam Holm Jørgensen

デンマーク
2002/9/1
191cm 68kg

丘陵系のレースに強く、スプリント力もそこそこあり、TTも速い。また、決断力があり、ロードキャプテンとしてかなり優れていると自負している。
2022年はラヴニールのステージ優勝など、好成績を残すことができたが、2023年は事故や脳震盪などで思ったように成績を残すことができなかった。しかし、2023年後半はジェイコのトレーニーとなっていた。
オリンピックに出場するのが夢。
行きたい国は日本。

2019 ジュニア欧州選手権ITT 4位
2022 Tour de l'Avenir 第3ステージ優勝、第4ステージ2位
2022 U-23版Gent-Wevelgem 4位
2022 U-23デンマーク国内選手権ITT 2位
2023 U-23版Eschborn-Frankfurt 5位


Alastair Mackellar

オーストラリア
2002/1/20
184cm 69kg

逃げからの展開や、丘陵地形のレースが得意。小集団なら勝負できるスプリント力もある。
チームが全体的にとても若いので、2024年のチームでは最年長選手であり、キャプテン的な存在としても期待されている。
ツールのステージ優勝が夢。また、オーストラリア人としてダウンアンダーも狙ってみたい。
モナコGPを現地で観戦してみたいと思っている。
ピザの上のパイナップルは許している。

2020 ジュニアオーストラリア選手権ITT 2位
2021 Volta a Portugal em Bicicleta Santander 第6ステージ2位
2022 Giro Ciclistico della Valle d'Aosta 第3ステージ4位
2023 U-23オーストラリア選手権RR 優勝
2023 U-23オーストラリア選手権ITT 優勝


Hamish McKenzie

オーストラリア
2004/9/13
176cm 70kg

TTスペシャリスト

父はトライアスロンをしていた。それに倣って最初はトライアスロンをしていたが、水泳とランニングがあまり好きではなかったので、そのうち自転車だけをやるようになった。
元イネオスのリッチー・ポートは生まれが近く知り合いなので、時々アドバイスをもらう。
TTが一番得意だが、クラシックレースも狙っていきたいと思っており、石畳で自分を試してみたいと思っている。
2023年はU-23カテゴリー1年目ながらU-23世界選手権ITTで3位に入り、シーズン後半にはジェイコのトレーニーとなった。
2023年はARAに所属していたが、2025年のジェイコ加入とセットでハーゲンスバーマンに加入した。
勝ちたいレースは世界選手権ITTとロンド。
ニックネームは "Hammer" で、由来は本名のHamishから。
犬派。

https://www.aca-cycling.cc/general-news/rising-stars-secure-team-jayco-alula-contracts/

2022 ジュニアオーストラリア国内選手権ITT 優勝
2022 ジュニア世界選手権ITT 2位
2023 U-23オセアニア選手権ITT 2位
2023 U-23世界選手権ITT 3位
2024 U-23オーストラリア国内選手権ITT 2位


Darren Parham

アメリカ
2005/4/12
178cm 68kg

レースを始めたのは15歳の頃だった。
2023年のジュニアアメリカ国内選手権RRで優勝した。
ジュニア時代はスプリントも登りもできる万能なライダーだった。登りの能力を向上させていきたいと思っている。また、TTが好きで、TTの能力も上げたいと思っている。
ブロッコリーの乗ったピザが嫌い。
行きたい国はタイ。

2023 ジュニアアメリカ国内選手権RR 優勝
2023 ジュニアアメリカ国内選手権ITT 9位


Maxence Place

ベルギー
2004/1/18

もともとサッカーやテニスをしていたが、ツールを見て12歳の頃に自転車を始めた。
当時憧れていたのはフルームとジルベールだった。
2021年から2年間AG2R Citroën U19 Teamに所属していた。
脚質はパンチャーかクライマーで、獲得標高が大きいレースが好き。また、雨は苦手ではない。自分の一番の長所はメンタルだと思っている。逆に弱点はスプリント。
ロードではワウト派、シクロクロスではマチュー派。
祖母のルーツがイタリアにあり、自身もイタリア料理やジロが好き。一番好きな食べ物は祖母が作るスパゲッティ。
ワロン出身だが、オランダ語も話せる。
ノルウェーのフィヨルドでハイキングをしてみたい。
イタリアの血が流れていることもあり、ピザの上のパイナップルはNG。

https://archives.velo-club.net/post/interview-champions-de-demain-maxence-place-ag2r-citroen-u19

2021 La Philippe Gilbert juniors 第1ステージ4位、第2ステージ2位、総合優勝


Samuele Privitera

イタリア
2005/10/4

祖父が自転車の大ファンで、その影響で7歳から自転車に乗り始めた。
自身をクライマーだと思っている。また、長いレースが得意。
タイプとしてはヴィスマのクスに近いのではないかと思っている。
アルメイダが在籍していた時からハーゲンスバーマンを知っており、このチームのジャージを着用するのを名誉に感じている。
コンタドールやバッソ、バルベルデが好きだった。特に目標としている選手はバルベルデ。
テニス観戦も好き。
パイナップルに限らず、果物をピザに乗せるのはイタリア人として許せない。
猫派。

2023 ジュニアイタリア国内選手権RR 4位


Adam Rafferty

アイルランド
2005/10/4

23年までハーゲンスバーマンに所属しており、現EF所属のDarren Raffertyの弟。
幼かったころからサッカーをしていたが、兄に倣って7歳の時にサイクリングを始めた。
現時点ではTTが一番得意だが、登りを強化し、GCライダーになりたいと思っている。
行きたい国は日本。
ニックネームは "Raff"

2022 Chrono des Nations MJ 6位
2022 ジュニアアイルランド国内選手権ITT 3位
2023 ジュニアアイルランド国内選手権ITT 優勝
2023 ジュニア世界選手権ITT 8位
2023 ジュニア版Chrono des Nations 3位


Bizay Tesfu Redae

エチオピア
2002/12/5

2021年はTeam NIPPO-Provence-PTS Contiに所属していた。
2023年のエチオピア国内選手権RRでは元ジェイコのグルマイやカハルラルのハイルマイケルらを下して優勝した。

https://www.wielerflits.nl/update/ethiopisch-kampioen-bizay-tesfu-redae-tekent-in-2024-bij-axeon-hagens-berman/

2018 ジュニアエチオピア国内選手権ITT 2位
2019 ジュニアアフリカ大陸選手権ITT 3位
2023 エチオピア国内選手権RR 優勝
2023 エチオピア国内選手権ITT 3位


Mattia Sambinello

イタリア
2005/11/3

父は元サッカー選手。父や叔父が自転車好きで、その影響を受けて8歳ごろから自転車に乗っている。自転車に専念する前は水泳や乗馬もやっていた。
2023年はイタリア国内のレースを中心に好成績を残した。
いくつかのイタリアチームからもオファーを受けていたが、自身の成長のために海外に出たいと思っていた。
ジュニア時代はスプリントがありながらも登りも得意なライダーだった。
ニックネームは "Sambi"
趣味は釣り。


Artem Shmidt

アメリカ
2004/1/30
191cm 76kg

父が元サイクリストで、その影響で自転車に乗り始めた。最初の頃は主にトラックをやっていて、ロードも時々走っていた。
TTが得意で、U-23カテゴリー2年目ながらU-23カテゴリーのナショナル選手権で優勝した。また、TTの力を生かした逃げも好き。集団内の位置取りは改善していきたいと思っている。
ライダーとしての能力の他に、人間性を評価されている。
ワウトが好き。
バスケットボールが好きで、好きな選手はレブロン・ジェームズ。よって好きなチームはレイカーズ。
行ってみたい国はデンマーク。
ロシア語やスペイン語も少し話せる。
Netflixを見ながら食事をするのが好き。

2021 ジュニアアメリカ国内選手権RR 3位
2021 ジュニアアメリカ国内選手権ITT 4位
2022 ジュニア世界選手権RR 5位
2022 ジュニア世界選手権ITT 6位
2022 ジュニアアメリカ国内選手権RR 2位
2022 ジュニアアメリカ国内選手権ITT 2位
2022 Kuurne - Brussel - Kuurne Juniors 6位
2024 U-23アメリカ国内選手権ITT 優勝


Gonçalo Tavares

ポルトガル
2004/8/27

クライマー

最初はMTBに乗っていた。
モルガドとは同胞で同世代のため、これまではモルガドの陰に隠れてしまうことが多かった。
登りが得意で、TTも好き。本人曰くアルメイダに似ているタイプ。
2023年終盤にGPワロニーで隣にマチューが来たのは一生忘れられない経験になった。
コーチがUAEの関係者であることもあり、UAEのトレーニングキャンプに参加した経験もある。まだサインはしていないというが、2025年のUAEとの契約が近いことは本人も否定していない。
ジロが好き。
チョコレートが乗ったピザが一番嫌い。
行きたい国は日本。

2022 ジュニアポルトガル国内選手権RR 2位
2022 ジュニアポルトガル国内選手権ITT 2位
2022 U-23ポルトガル国内選手権RR 優勝
2022 U-23ポルトガル国内選手権ITT 2位


Ben Wiggins

イギリス
2005/3/26
183cm 78kg

ブラッドリー・ウィギンスの息子。
3歳の頃から自転車に乗り始め、本格的に競技を始めたのは14歳の頃だった。
2023年のジュニア世界選手権ITTで2位になった。
TTと石畳が好き。5~10分以上の登りが苦手なので、登坂力を向上させていきたいと思っている。
ルーベとロンドで勝ちたいと思っている。
トラックではマディソンでジュニア世界チャンピオンになったことがある。
ロードレースの方に重きを置く予定だが、トラックも続けていくつもりで2028年のオリンピック出場が目標。
リバプールファン。
標高8000m以上の山に登ってみたい。

2023 ジュニアイギリス国内選手権ITT 2位
2023 ジュニア世界選手権ITT 2位

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