UAE Team Emirates Gen Z
UAE Team Emirates Gen Zについて
UAE Team Emirates Gen Zは2024年に発足した、UAE Team Emiratesの下部チームである。
主にU-20カテゴリーのライダーで構成されており、UAEおよび世界中から未来のサイクリストを育成することを目的としている。
選手
Abdulla Alhammadi
UAE
2000/1/30
2022年にUAEチームエミレーツのトレーニングキャンプに招待され、参加した。
2022 U-23UAE国内選手権ITT 2位
2022 U-23UAE国内選手権RR 5位
2023 アラブ選手権ITT 3位
Mohammad Almutaiwei
UAE
2003/11/28
2024年に自国UAEで開催されたTour of Sharjahでは中間ボーナスタイムを活用してヤングライダージャージを1日着用した。
2022 U-23UAE国内選手権ITT 優勝
2022 U-23UAE国内選手権RR 優勝
2023 U-23アラブ選手権ITT 優勝
Owen Cole
アメリカ
2004/5/1
184cm 70kg
父親がサイクリストだった影響で自転車に乗り始めた。
MTB出身で、6つの種目で世代別国内王者になったことがある。
2023年初めまでロードレースにはほとんど出たことがなかったが、同年のU-23アメリカ選手権RRでTeam Visma | Lease a Bike DevelopmentのColby Simmonsに1インチ未満の差で勝利した。
現在はほぼロードレースに専念しているが、オフシーズンにはMTBに乗る。
大学では生物学と運動科学を勉強している。ヨーロッパを転戦しながら大学に通うことはほぼ無理だが、長い時間をかけてでも卒業したいと思っている。
憧れのレースはフランドル。
2023 U-23アメリカ国内選手権RR 優勝
2023 U-23アメリカ国内選手権ITT 9位
Luca Giaimi
イタリア
2005/1/12
TTスペシャリスト
メカニック的な部分や空力学的な部分に興味があり、新しい素材やポジションを研究している。
イネオスとも密接に連絡を取り合っていた。
フランドルが一番自分に合っているレースだと思っている。
少年時代のアイドルはサガンだった。
トラックも行っており、チームパシュートのジュニア世界&欧州王者になったりしている。
チームから2031年までの契約も提示されたが、2029年までの6年の契約(2年間下部チーム、4年間エリートチーム)を選んだ。これほど長い契約を提示された理由の一つは、2029年にアブダビで建設中のベロドロームでトラック世界選手権が開催されるためである。
英語をあまり喋ることができず、チーム選びのネックとなっていたが、UAEは半分イタリアのチームでイタリア語でも意思疎通ができるため問題なかった。
2023 ジュニアイタリア国内選手権ITT 優勝
2023 ジュニア欧州選手権ITT 5位
2023 ジュニア世界選手権ITT 6位
Gal Glivar
スロベニア
2002/5/1
171cm 62kg
パンチャー
小集団スプリントに強く、20分未満の登りならこなせるタイプ。バンチスプリントでの勝利が狙えないことは本人も認めている。
2024年のチームの地元であるTour of Sharjahでは横風分断後の小集団スプリントでボーナスタイムを獲得し、個人TTで優勝し、山岳で耐え抜き総合優勝を果たした。
2023年にUAEのトレーニーとなっていた。
2019 ジュニアスロベニア国内選手権ITT 優勝
2020 ジュニアスロベニア国内選手権ITT 優勝
2022 CRO Race 第1ステージ5位
2023 CRO Race 第6ステージ3位、総合5位
2024 Tour du Rwanda 第7ステージ3位
Jonathan Guatibonza
コロンビア
2004/6/1
スプリンター
自転車に乗り始めたのは8歳の頃で、いとこと自転車に乗っていた。
幼少期のアイドルはサガンで、スプリンターになるためにトレーニングを積んだ。また、幸運にも体質がスプリンター向きだった。
コロンビアではクライマーが多数を占め、レースでもチーム内でスプリンターが優先されることはほとんど無かったため苦労した。
手本にしているのは地元が同じセバスティアン・モラノで、15歳の頃から知り合いである。(エリートチームと下部チームではあるが)2024年はチームメイトとなる。
2023年のVuelta a Colombiaではステージ1勝を挙げ、ミゲル・アンヘル・ロペスの10ステージ全勝を阻止した。
最大の夢はロードレース世界王者になること。
Abdulla Jasim Al-Ali
UAE
2003/1/17
2023年のTour of SalalahではGrega Bole(元バーレーン)についていくことができた唯一のライダーであり、総合2位となった。
2023 U-23UAE国内選手権ITT 優勝
2023 U-23UAE国内選手権RR 2位
2023 U-23アジア選手権ITT 5位
Duarte Marivoet
ベルギー
2005/2/2
185cm 59kg
Duarteという名前はポルトガルでよく使われる名前で、父親が名付けた。
2022~2023年はBORAのジュニアチームに所属していた。BORAには直属の下部チームがないため、2024年にドイツ籍のCT(おそらくBORAと提携しているTeam Lotto Kern-Haus PSD Bank)に所属させるプランを提示されたが、あまり魅力的には感じず、新設されるUAEの下部チームを選択した。
ジュニア時代のリザルトはTTが中心だが、クライミング能力を向上させていきたいと思っている。
ポガチャルに色々教えてもらうのを楽しみにしている。
レムコが好き。
通信教育でスポーツマネジメントを学んでいる。
2022 ジュニアベルギー国内選手権ITT 優勝
2022 ジュニア世界選手権ITT 8位
2022 ジュニア欧州選手権ITT 4位
2023 ジュニアベルギー国内選手権ITT 優勝
2023 ジュニア世界選手権ITT 7位
Anže Ravbar
スロベニア
2005/5/11
2023年のジュニア欧州選手権ロードレース(VAM-bergフィニッシュ)で優勝した。
シクロクロスを走り、石畳や悪路も得意。ある程度の登りはこなすが、長い登りは厳しいので、ポガチャルやログリッチよりもファンアールトに近いタイプであると本人は語っている。
2023 ジュニア欧州選手権RR 優勝
Gibbe Staes
ベルギー
2005/10/9
2024年のクールネブリュッセルクールネでは全体の最年少選手としてUAEの一員としてスポット参戦したが、「スタートリストに自分の名前を見たときは驚いた」と語るほど突然の参戦だった。(ルイ・オリヴェイラが負傷のため)本人はDNFだったがウェレンスが2位に入り、いい経験となった。また、フランドルの雰囲気を存分に味わうことができ、「あのフランドルの雰囲気は魔法のようだった」と語った。
2022 Ronde van Vlaanderen Juniores 9位
2023 ジュニアベルギー国内選手権ITT 6位
Pablo Torres
スペイン
2005/11/10
2023年はスペイン自転車連盟のジュニアランキングで同世代のMarkel Beloki(現EF)らを抑えて1位となった。
2023 ジュニアスペイン国内選手権RR 6位
2023 ジュニアスペイン国内選手権ITT 8位
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