Parkhotel Valkenburg


Parkhotel Valkenburgについて

2006年にRuiter Dakkapellenというアマチュアチームが発足したのが起源。2014年にParkhotel Valkenburg CTというチーム名でコンチネンタルチーム登録された。
その後チーム名を変えながら続いてきたが、2024年にふたたびParkhotel Valkenburgというチーム名に戻ってきた。
なお、2023年まで数年間ABLOC CTというチーム名だったが、ABLOC(ノンアルコールビールなどの製造企業)とParkhotel Valkenburg(ホテル)のオーナーはどちらも実業家のJos van de Mortel氏が所有している企業である。
Xやインスタグラムの投稿に常につけられている "#RideToWin" が示す通り、このチームは勝つという目標を常に持って活動している。
オランダのジュニア選手の育成にも力を入れており、本チームのジュニアチームとしてGoudenbod-Parkhotel Development Teamがある。

https://parkhotelvalkenburg.nl/


選手

Mathis Avondts

ベルギー
2003/6/15
173cm 62kg

スプリンター

元々シクロクロス選手だったが、腰痛を患ってしまった。しかし、ロードレースではそれほど腰が痛まなかったためロードレースに転向した。
とはいえ、現在でも毎年シクロクロスレースを10レース以上は走っており、2022年にはアルペシン下部に所属していた。
スプリンターではあるが、自ら動くのも好き。
アイドルはカヴェンディッシュ。
好きなレースはロンド。
フライドポテトにはマヨネーズとケチャップ。

2021 ジュニアベルギー国内選手権RR 8位


Joost Brinkman

オランダ
2003/8/24

2022~2023年はDSM下部に所属していたが、怪我や病気により結果を残すことはできなかった。
MTBやシクロクロスといったバックボーンがあり、2020年にはMTBのクロスカントリーでジュニアオランダチャンピオンになった。


Yanne Dorenbos

オランダ
2000/9/15

スプリンター

2019年の冬のトレーニング中にハムストリング、ふくらはぎを負傷し、車で数分くらいの場所にあるスーパーマーケットにさえいけないほどけがが悪化してしまった。その怪我のため1年以上レースに出られない状況が続き、サイクリングをやめようかとも思ったが、両親やガールフレンドの支えにより怪我からの回復に努め、再び自転車に乗ることができた。
2023年はケルンファルマの下部チームに所属し、8月からはケルンファルマでトレーニーとなった。トレーニーとしてボルタポルトガルを走ったが、人生で初めての1週間以上のステージレースで、次の日に向けての食事、水分補給、回復の仕方を学んだ。
しかし、2023年は精神的には良い年とは言えなかった。オーバートレーニングによる疲労の蓄積、15歳から師事してきたトレーナーの死。
2023年は忘れるべき年として2024年は力強くスタートしたいと思っている。
トラックも行っており、ポイントレースやオムニアムに出場している。ジュニア時代にはポイントレースでヨーロッパ王者になったこともある。

2022 U-23オランダ国内選手権ITT 4位


Maxime Duba

オランダ
2004/10/2
194cm 75kg

Streetjump-ABLOC(現在のGoudenbod-Parkhotel Development Team)から2023年に昇格した。
自転車以外にはゲームをするのが好き。主にGTAとレーシングゲーム。
モンヴァントゥを3回登ったのが今までで最高の経験だが、同時にかなり疲れた。


Philip Heijnen

オランダ
2000/5/25

父がサイクリストで、自然と自転車に乗り始めた。家の庭が広かったので、庭で走り回っていた。
トラックの方を主に行っており、チームパシュート、ポイントレース、オムニアムなどのオランダ王者になったことがある。2024年のパリオリンピック出場にも意欲を見せている。
イタリア語を勉強したいと思っている。


Lars Hohmann

オランダ
2001/9/5
192cm 73kg

好きなレースはパリルーベで、走るのが夢である。
フォルクスワーゲンが好き。
毎朝朝食にミルクとチョコレートポップを食べる。

2018 ジュニアオランダ選手権ITT 9位


Vincent Hoppezak

オランダ
1999/2/2

チームパシュートやオムニアムで国内王者に輝いたことがある。
2024年にBEATから移籍してきたが、引き続きロードとトラックを組み合わせたスケジュールで活動する予定。


Stef Koning

オランダ
2004/3/18

ジムと自動車会社で働いている。
自動車会社では主に自動車部品を販売している。
パラシュートなしでスカイダイビングをしてみたいと思っている。(パラシュートなしについても冗談ではなく)


Jelte Krijnsen

オランダ
2001/5/12
184cm 73kg

元々スピードスケートを行っており、スピードスケートのトレーニングの一環として自転車を始めた。
好きなスピードスケートのレース距離は1500m。理由はハードなレースだから。
自転車選手になっていなかったらElfstedentocht(100年以上の歴史を持つが、氷の厚さの条件が厳しく、通算で15回しか開催されていないスケートのレース)を走りたかった。
フリジア最高のスポーツはfierljeppen(棒高跳びの要領で以下に遠くまで飛べるかを競う)だと思っている。
デュムランとサガンが好き。

fierljeppenの動画


Callum Macleod

イギリス
2000/3/8
175cm 55kg

パンチャー

2022年のサツカツアーでは身体絞り切って挑み、登坂でいい走りをすることができたが、自分に合っているのはこれではないと思った。自分に合っているのはパンチの効いた短い登りだと思っている。
2019年にアンダー1年目U-23でイギリス国内王者に輝いたことがある。
少年時代のアイドルはカヴェンディッシュだった。
接骨か理学療法を学びたいと思っている。
ゴルフが好き。

https://veloveritas.co.uk/2023/01/20/callum-macleod-jan23/

2022 Turul Romaniei ヤングライダー4位
2022 Sazka Tour ヤングライダー8位
2022 Sibiu Cycling Tour ヤングライダー7位


Steijn Oosterveld

オランダ
2005/11/6

Streetjump-ABLOC(現在のGoudenbod-Parkhotel Development Team)から2024年に昇格した。
サイクリストになっていなかったらアマチュアのサッカー選手になっていたと思っている。
化学を専攻している。
トレーニングの後、愛犬と散歩に行く。


Jesper Rasch

オランダ
1998/3/22
178cm 71kg

スプリンター

究極のキャリア目標はラジオツールを発信すること。
サイクリングジャーナリストの仕事もしている。実際にプロトンを走っている経験を生かしながら新しい視点を提供できるように努めている。
ただし、客観的に記事を書くため、自分が所属しているチームと同じカテゴリーであるコンチネンタルチームについての記事は基本的に書かないようにしている。
ルーマニアのステージレースで2頭の野生のクマに遭遇した。
サッカーが好き。

https://www.linkedin.com/in/jesper-rasch-b02abb10a/?originalSubdomain=nl

2023 Veenendaal-Veenendaal Classic 8位
2023 ZLM Tour 第2ステージ9位
2023 Tour of Taihu Lake 第3ステージ2位
2023 Tour of Hainan 第5ステージ優勝


Martijn Rasenberg

オランダ
2001/11/9
194cm 78kg

ルーラー

194㎝と、プロトンの中でもかなり高身長である。
叔父は地元のサイクリングクラブの創設者の1人で、また別の叔父もアマチュアで成功を収めたサイクリストだった。
叔父と父とレース会場に行っていた。行きにはそのレースで起こりうることについて話し合い、帰りは何がうまくいき、何がうまくいかなかったかについて話し合っていた。
アレルギーがあるのでペットは飼わない。
大学では経営学を学んでいる。

2023 ZLM Tour 第1ステージ5位
2023 Tour of Qinghai Lake 第4ステージ8位、第6ステージ7位、第7ステージ4位、第8ステージ5位


Mike Schuch

オランダ
2002/12/27
183cm 64kg

リンブルフ付近に住んでおり、リンブルフの丘でトレーニングを行っている。
グラベルと登坂が好きなので、ストラーデビアンケが憧れのレース。
2024年の目標はU-23のLBLで好成績を残すこと。
イタリア語を勉強中。
チェスが好き。

2023 Omloop Het Nieuwsblad U23 7位
2023 Course de la Paix Grand Prix Jeseníky 山岳賞


Nils Sinschek

オランダ
1998/6/24

ルーラー

サンウェブ(現DSM)の下部チームに所属していたことがある。
リンブルフ出身で、「リンブルフの地形で練習していたからか、生まれつきか分からないけど」登りは得意。しかし、自分に合っているのはリンブルフのような短くパンチ力のある登坂ではなくもっと長い登坂であると思っている。
自転車選手になっていなかったらヨガの先生になっていたのではないかと思っている。
サッカークラブのハンブルガーSVの熱狂的なファン。
亀が好き。

2017 U-23オランダ国内選手権ITT 7位
2018 U-23オランダ国内選手権RR 5位
2019 U-23オランダ国内選手権ITT 3位
2020 U-23オランダ国内選手権RR 5位
2023 Tour of Qinghai Lake 第2ステージ優勝


Jan-Willem van Schip

オランダ
1994/8/20
194cm 84kg

ルーラー

194㎝の長身、積極的なレーススタイル、そして何よりも独特な幅狭ハンドルで一目で分かる選手である。
トラックではマディソンとポイントレースで世界チャンピオンになったことがある。
幅狭ハンドルが流行っているプロトンの中でも特にエアロなハンドルを使っている。しかし、他の選手から「そのハンドルを自分も試してみたい」と言われることは決してなく、むしろその逆で、悪口ばかり言われるという。
そういった経験が積み重なり、自身は「変人」として見られており、プロトンに歓迎されていない風に感じ、ネガティブな気持ちになったこともあった。
自宅には、自作のタイムトライアルバイクとクレイジーなポジションでアワーレコードを更新したスコットランド人であるグレアム・オブリー(※)のポスターが飾られている。
ファンスヒップはネガティブな気持ちになった時にこう考える。
「グレアム・オブリーだったらどうするだろう?」
2021年のベルジャムツアーでは、レース前に通常よりさらに独特なハンドルを使用できることを確認していたものの、レース後にUCIにより禁止だったことを通告され、失格となった。
アンテルマルシェのタコ・ファンデルホールンは親友で、一緒に住んでいたこともある。
トラック競技での2024年のパリオリンピック出場を予定している。

※グレアム・オブリーは同性愛者で、躁うつ病であり、「自分が何者であり、自分が何をしたか」を受け入れるのに非常に苦労し、自殺未遂もした人物。(現在も存命)

2017 Ronde van Drenthe 優勝
2018 KOGA Slag om Norg 優勝
2019 Baloise Belgium Tour 第1ステージ優勝


Otto van Zanden

オランダ
2004/10/27

Streetjump-ABLOC(現在のGoudenbod-Parkhotel Development Team)から2023年に昇格した。
チームで恒例となっている、「新加入選手に指示通りに何かをやらせる」という企画では、母親に「僕が末っ子だという理由でチームメイトに嫌な思いをさせられているんだ。」と自転車をやめたがっているような風な電話をさせられるというよくわからないミッションをやらされた。(直後に母親にドッキリであることは伝えた)
プレステでFIFAをすることが多い。
トレーニング後のコーラが好き。

2023 Sibiu Cycling Tour ヤングライダー5位


Luke Verburg

オランダ
2001/5/12

スプリンター

7歳でシクロクロスとロードレースを始めた。
StravaのKOMを獲得するのが趣味。
シクロクロスは今でも毎年走っている。
好きなサッカーチームはフェイエノールト。家族全員がフェイエノールトのファン。
大学で法律を学んでいる。好きな法律は私法。

2022 U-23オランダ選手権RR 8位
2023 U-23オランダ選手権RR 2位
2023 Sibiu Cycling Tour 第1ステージ8位、第4aステージ5位、第4bステージ6位


Niek Voogt

オランダ
2001/1/15

2023年に所属したScorpions Racing Teamが解散したため、本チームに移籍した。

2023 Course de la Paix Grand Prix Jeseníky 第3ステージ5位


Meindert Weulink

オランダ
1999/5/15
175cm 62kg

クライマー

現在スウェーデン語を勉強している。
大学では建設を学んだ。現在は住宅建設の企業に勤めている。
自転車に乗りながら周りの家々を観察している。

https://www.linkedin.com/in/meindert-weulink-503399167/?originalSubdomain=nl

2022 Sibiu Cycling Tour 第3bステージ6位

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