絵師さんがiPadを買うときに気をつけてほしいこと

Apple Pencilは必ず純正の新品を買う

これは必ず意識してほしい。公式互換品のLogicool Crayonは筆圧に対応していないし、それ以外のタッチペンはまともに動くかすら怪しい。純正品の半額以下というプライスは魅力だが、それに気を取られて「iPadでほんとうにやりたかったこと」が出来なくなるようでは、iPadに決して安くはない金額を出した意味がなくなってしまう。
また、メルカリ等で中古品を(たとえ新品と謳われていても)購入するのも止めるべき。手厚いと評判のAppleの保証は受けられないし、バッテリーがヘタっているかもしれない。そんな博打を打つくらいなら、黙ってAppleにお金を落とそう。

Apple Pencilの充電残量は常に意識する

Apple Pencilの充電池は結構繊細なようで、充電スッカラカンの状態で数日放置するだけでも電池が劣化して、充電できないただの棒になるケースもあるらしい。さすがに極端な例だと思いたいが、用心するに越したことはないので、充電の残量には気を配っておこう。常にiPadに磁石でくっついている第二世代はともかく、Lightning端子に直差しする第一世代は、iPadの電池ウィジェットで定期的に充電残量を確認しておくとよい。また、付属の変換アダプタを使えば、iPhoneやiPadを充電するLightningケーブルで、Apple Pencilを充電できるようになる。iPadに直差しするのは見た目も悪いし引っかけて壊しそう……という場合に活用しよう。

Night Shiftはオフにする

ブルーライトによるダメージを軽減し、睡眠障害を防ぐといわれるNight Shiftだが、画面の色調がゴリッゴリに変化するので、色を繊細に操る必要のある絵師さんの使用用途とは全くかみ合わない。絵を描くときだけオフにするという手段もあるにはあるが、オフにし忘れて絵を描きだしてしまった時の絶望感は尋常じゃないし、ヤバいくらいの手戻りが発生する可能性もあるので、常時オフにすることをおすすめする。

以上、絵師さんがiPadを買うときに気を付けてほしいことを書きなぐってみた。気づいたことがあれば追記する予定。このnoteが何かの助けになれば幸いだ。

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