夏コミで熱中症にならないために、明日の開場までにできることをまとめてみた

今回の夏コミは例年と比べてもかなり過酷です。僕の友人も熱中症で救護室に搬送され(幸い軽症でしたが…)、迎えに行きましたが、救護室も熱中症で搬送されたと思しき参加者でパンク寸前の状態…。
というわけで、明日(最終日)の開場までにできる熱中症対策をまとめてみました。

1. 日差しを遮るものを用意する

つばの広い帽子、サンバイザー、タオル等何でもいいので、とにかく顔に直射日光が当たらないようにする。
特に入場前の待機列は日差しを遮るものが何もなく、地面からの照り返しもあるので相当キツい。万一倒れた場合、救護に時間がかかり命に関わる可能性もあるため、朝から並ぶ場合は必ず対策しておくこと。

2. 飲み物は必ずスポーツドリンクにする

飲み物はアクエリアスやDAKARAなどのスポーツドリンク(経口補水液やポカリは最後の手段なのでノーカン)にすること。
よくボトルごと凍らせてくる人がいるが、思ったより溶けず、飲めなくて泣くケースが経験上多い。2本用意して1本だけ凍らせてくる等工夫しよう。
凍らせる1本にはアクエリアスのパウチパックがおすすめ。コンビニやスーパー等で容易に入手でき、安価でコンパクト、後述する身体の冷却用にも使えるので、マジで全参加者にオススメしたい。

割とお茶(緑茶や烏龍茶)を持ってくる参加者を見かけるが、お茶系は
  ① カフェインが含まれるため、身体から水分を余計に出してしまう
  ② 水分の吸収効率がスポーツドリンクと比べると格段に低い
ため絶対に避けること。
※実際僕の友人もこのパターンで、水分補給してるつもりが逆に水分を出してしまい、熱中症になってました。

3. 汗の処理をしっかりする

これだけ暑いので、どうしても汗はかいてしまう。というか、人間は汗をかくことで体温調節をしているので、汗はガンガン出すものと考えよう。
ただし、汗をかきっぱなしは不衛生だし、万一頒布物や戦利品に汗を垂らしてしまったら大惨事なので、こまめに汗はタオルで拭うこと。
温泉タオルのようなもので充分なので、2~3枚用意して、ベチョベチョになったら交換する。交換したタオルを入れておくビニール袋も忘れずに。
また、スポーツ用のインナーウェアは速乾性をウリにしていることが多い(汗をかいてもすぐに乾く)ので、こういった環境でも快適に過ごせるかもしれない。

4. 身体を涼しく保つ工夫をする

外は直射日光、中は高温多湿で体温が上がり、熱中症になりやすい環境が整っている。水分補給以外にも、身体を涼しく保つ工夫をするとよい。
その点で凍らせた飲み物がとても優秀。直接素肌に当てると逆に凍傷になるので、タオルを巻いて温度調節をするとよい。
ハンディ扇風機やうちわ、扇子も便利だが、周りの環境に配慮して使用すること。冷感スプレーも同じく。
瞬間冷却材(ワンパン入れると冷たくなる奴)は便利そうだが、意外と持続時間が短い上に、使用後の処分に困るので避けるべし(持ち帰って冷凍庫に入れれば保冷剤として使えるが、持ち帰るのが面倒)。

5. (一般参加者向け)用が済んだらさっさと帰る

こんな過酷な環境で1日活動できるのは若い人だけです。アラサー男女は自分の体力過信しちゃダメ。用が済んだらさっさと帰りましょう。交通機関も割と空いてるし、おっきな紙袋は非参加者にとっては邪魔な荷物です。邪魔者扱いされる前にトンズラするのが賢いオタク。
よく言われることですが、家に帰って戦利品を嗜むまでがコミケです。


6. 早く風呂入って飯食って歯磨いて寝ろ

なんだかんだ言っても、前日の睡眠に勝るものはない。というわけでこれ読んだらすぐ寝よう。夜ふかし、ダメ、絶対。


以上。
救護室のスタッフも僕らと同じ参加者です。同じ参加者同士、できる限りお互いの手を煩わせないように、楽しいコミケにしていきましょう。

2019/08/11 17:43追記

コミケット準備会から、4日目一般参加者への注意事項が発表されました。参加予定の方は必ず確認してください。
https://www.comiket.co.jp/info-a/TAFO/C96TAFO/C96Day4.html
また、環境省と大塚製薬の熱中症ハウツーがわかりやすかったので、一緒にリンクを貼っておきます。
http://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/






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