桃太郎伝説~OGRE~第三章
桃太郎伝説~OGRE~第三章
第三章・火猿のヨイチ
登場人物(3人)
Mark XII
狂犬のケンジ
火猿のヨイチ
Mark XⅡと狂犬のケンジは鬼ヶ島に向かい旅を続けていました。
狂犬のケンジ「Mark XⅡさん、なんで徒歩なんすっか?バイク使いましょうよ!」
Mark XⅡ「歩いた方が、修行になりますよ。」
狂犬のケンジ「なるほど!勉強になりまーす!」
Mark XⅡと狂犬のケンジが歩いていると
大きな木の上から人が降りてきました。
火猿のヨイチ「おい!おい!お前さん!Mark XⅡだろ?」
狂犬のケンジ「おい!てめぇー!何もんだぁ?」
火猿のヨイチ「おっと!これは失礼!ワシは!火猿のヨイチてんだぁ!よろしくなぁ!」
狂犬のケンジ「おぉ!おぉ!てめぇ!何なんだよぉ?あぁ?こっちはなぁ、鬼退治があんだよぉ!邪魔するなら食いちぎっるぞ!」
火猿のヨイチ「おっと!喧嘩なら受けてたつぞ!ワシは喧嘩は得意でのぉ!」
狂犬のケンジ「あぁ!?やってやんよ!来いや!」
Mark「待ちなさい!騒がしい人達だ…やれやれ…ところで、ヨイチさん。あなたは何用で?」
火猿のヨイチ「おっとと!これは失礼!実はワシも鬼ヶ島に連れてて欲しいんじゃ!」
狂犬のケンジ「ちょ!おまえ!?」
Mark「いいでしょう!来なさい!」
狂犬のケンジ「いいんですか?Mark XⅡさん!?こいつ怪しいすっよ!」
Mark「大丈夫です。彼に邪念は見えませんでした。それでは、ついてきなさい!」
火猿のヨイチ「おう!ありがとぉな!」
狂犬のケンジ「おい!おい!言っとくが、Mark XⅡさんの一番のお供は俺だかんな!てめぇは!下っ端の下っ端だ!」
火猿のケンジ「おぉ!そんな事、ワシは気にしてないけぇーの!」
狂犬のケンジ「くぅ~こいつムカつく!!!いつかボコボコにしてやる!」
火猿のヨイチ「なんじゃ?喧嘩したいんか?ええぞ!喧嘩は大好きじゃ!」
狂犬のケンジ「あぁ?やってやんよ!この猿野郎!」
Mark「やめなさい!全く……やれやれです。ところでヨイチさん……」
火猿のヨイチ「なんじゃ?」
Mark「チャーハン食べます?」
火猿のヨイチ「ええんか?ちょうど腹ぁ減っとったとこじゃ!助かるわ!」
狂犬のケンジ「ちっ!ムカつくやつだぜ!」
火猿のヨイチ「おぉ!うめぇのぉ~!ガハッハハハハハハ!」
そして、火猿のヨイチを仲間に加わり
Mark XⅡたちの
旅は続きます。
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