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Pink Shirt Day

2月26日はPink Shirt Day です。ピンク色のシャツを着ていじめ反対の意思を表示します。教育に携わる私にとっても大切な日です。

はじまりは カナダから

この日が始まったのは2007年カナダのノバスコシア州のベールィックの高校生の二人によってです。当時同じ高校の後輩ががピンクのシャツを着て学校に来たことでからかわれ暴行に遭いました。それを知った二人はいじめを防ごうと行動に出ました。彼らはクラスメイト達にピンクのものを身に着けるように呼びかけました。そして彼らもT シャツを配布してました。その結果学校はピンクの色の服やアイテムを身に着けた生徒たちであふれ、いじめがなくなってゆきました。


運動は世界規模に

2007年の二人の高校生デイビッドとトラビスによるの親切な行為の後、CKNW(NPO法人)はいじめに苦しむ他の青少年を助けようと思い立ち、多くのスタッフがピンクのシャツを着て、ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブを支援するための資金を集めはじめました。

それ以来、このアイデアは年々大きくなり、世界的な支援と参加を得ています。現在では、日本、ニュージーランド、中国、パナマなど、世界中の国々が独自のいじめ防止募金活動を行っています。

実際、昨年だけで約180カ国の人々がソーシャルメディアへの投稿や寄付を通じてピンクシャツデーの支援を共有しています。

ピンクシャツデーは毎年2月の最終水曜日に開催されます。次回のピンクシャツデーは2024年2月26日で、いじめ防止活動への意識向上への啓蒙活動などが行われます。

いじめによって命が失われている現実

残念ながら、現在でもいじめによって命が失われている現実があります。

近年では身体的なものだけではなくソーシャルネットワークを使ったサイバーブリングも深刻化しています。

こういったことで大切な命が失われてはなりません。私たち大人が子供たちの心のシグナルにすぐに受け止められるようにしないといけないなぁと思っています。

書くのは簡単ですが、実際に行動にするとなると大変なことです。大人も子供と共に立ち上がらなければなりません。

私もクラスルームでの子供たちの動きを常に気を付けてみてゆきたいと思いました。

この運動を立ち上げた一人のトラビスさんのインタビューを見つけました。
彼の勇気と行動力に多くの人がインスピレーションを受けていることでしょう。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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