もりもり3日日記
金曜日は楽しみにしていた同僚との約束でしたが生憎の天気。お店の中や美術館内で過ごしたので困ることは無かったのですが、場所が庭園美術館だったので、やはり天気が良かったら尚良かったのになあと思ってしまいます。
美術館併設のレストランの平日ランチコースは時間入れ替え制で意外とタイト。積りに積もった話が止まらず、超ギリギリになって追い出されました。
しかもスパークリング・白・赤少量ずつのワインセットで気分も上がってしまい、盛大に上司の悪口大会を。悪口を言わなそうな、お淑やかなイメージの同僚でしたが、意外と溜まっていた鬱憤が噴出してちょっと嬉しい。エスプリの効いた言い回しも最高でした。
ここ数年何度か予約を試みても入れなかったので、久々にこのレストランに来られて美味しいランチとお喋りができて嬉しかったです。
一緒に美術展を観ていると、目の付け所が面白く、ひとりで行くのとは違う楽しさがありました。
お酒も好きなことがわかったので、今後ちょこちょこ飲みに行ったりもできるといいな。
美術展の後は更にカフェでお茶をして、ケーキも食べてお腹いっぱい。雨が止んだ夕方は少し庭園を散歩して、最後は近くの食器屋に寄り、元々わたしたちと同じ場所で働いていたというスタッフともヒソヒソと愚痴を言い合いました。わたしは初対面でしたが、とても良い感じの人で、この人がまだいたらな〜と思ったりもしました。
そして帰ってから、ちゃんとグラタンとサラダとスープを作ったわたしは偉い。
土日は夫と一緒の休日。
土曜日は夕方、沖縄民謡歌手の古謝美佐子さんのコンサートに行きました。
一年前にTBSラジオの臼井ミトンさんの金曜ボイスログという番組で、沖縄特集のゲストに来ていたのが古謝さんで、その時ラジオ越しに聴いた歌声に感動して機会があればコンサートに行ってみたいなと思っていたのでした。
コンサートは東京では5年振りだそう。音源で予習したりも何にもしなかったので、一体どんなものが聴けるんだろうと思って行ったのですが、素晴らしかったです。
夫の高橋さんがシンセの演奏をしていて、曲の合間の古謝さんとの掛け合いも面白かった。
曲の途中から、文楽が出てきたのもびっくり。文楽を初めて観られてラッキー。表現力に感心しました。
沢山の沖縄民謡が歌われて、その都度曲の背景の説明もしてくれて、沖縄の歴史の勉強にもなりました。
古謝さんの歌声は魂を震わせる、本当に素晴らしいもので。これぞギフトだなあと、感じ入りました。
ものすごくパワフルな会は3時間にも及び、たっぷりと力を分けてもらいました。
ありがとう古謝さん！そしてありがとうミトンさん！
今月はエンパワーメントの機会が多いなー。
日曜日も夕方からの用事。
2日前に義実家から毎年恒例のカニが送られてきましたが、これがありがたいけど、毎回悩まされる。
まずわたしは手が痒くなるのでカニの調理はできない。なので毎回夫が処理することになるのですが、夫も「美味しいけど、美味しさに大変さが見合っていない」と言っていて毎回腰が重そう。
今まではそう言いながら、鍋にしたり焼いたり友人を呼んで一緒に食べてもらったりしていたのですが、今回は料理に使うと言うことで、午前中からひたすら一人でカニをほぐしていました。
そんなわけで昼ごはんはカニチャーハンとカニ玉。かなり贅沢…。美味しかったです。
残りのカニはひとまず冷凍。
次の週末にカニクリームコロッケを作る予定だそうです。だとしたら、すごく楽しみ。
夕方は映画。最近観に行くことが多い映画制作会社ネツゲンの最新作ドキュメンタリー「NO選挙、NO LIFE」。UNIQLOやAmazonなどに潜入取材している横田増生さんとのトークイベント回。
映画、面白かった〜。去年の参院選に出馬していた人への取材の様子は、それぞれの候補者の主張が面白く、笑えるところも感動してしまうところもあり。密着していた前田さん、ヘトヘトだっただろうなと…。わたしだったら絶対に体力が持たない。映画を観て、話を聴くって大事だし面白いことだな〜と改めて感じました。
トークイベントの横田さんのことはわたしは全く知らなかったのだけど、めちゃくちゃ面白い人でした。潜入取材するような人だったから変な人に決まってるんだけど。去年の参院選では維新の会の候補者のボランティアに潜入していたのそうで、その話も最高。
地味に、指の使い方が変わっているのも気になりポイントでした。「3つ」と言いながら、人差し指と中指と小指を出していた。独特過ぎ。
夕飯はポレポレカフェでカレーです。ここのキーマカレーは本当に美味しい。ポレポレで映画を観たら、ここのカフェは必ず利用です。おやつも美味しい。
ここ数日はそんな感じでした。