見出し画像

アメリカ在住お母さん、映画館で面白ARMY達に出会う(YTC in Cinemas鑑賞記)

チチです。
アメリカの田舎町で唯一一緒にアミ活してくれてた奥さんが、昨年末で日本に帰国してしまい、本格的に孤独を深めているとです。
このとき一緒に行ってくれた韓国ドラマ好きの奥さんね↓

上記PTDの時と同じ、我が家から車で10分、全席ラグジュアリーシートのイケてる映画館でYTCの上映があると知ってから、さてどうしたものか、配信も観たし最悪行けなくてもまぁ……それか息子らを道連れにするか(最終手段)……東京のような大都会と違いコミュニティが狭すぎる故、ボッチ参戦に踏み切れずにいた小心者のお母さん。

そんな折、優しい非ARMY(だが、世を賑わすカルチャーとしてのBTSに興味を持ち、また、お母さんがBTSに狂っていること温かく見守ってくれているママ友)の奥さんに上記のような誘いとも愚痴とも取れるような曖昧な話をもちかけたところ、行ってみたいよ!と天使の一声をいただき、行ってきました!2月4日(土)、YTC in Cinemas!

田舎なもので2Dのみであり、日本のような特典とかムビチケがどうのとか?はたまた応援上映?4DX?!とか気の利いた選択肢はありませんが、ユルユルのアメリカの映画館に楽しいARMYがたくさん集っていたのでレポしたいと思います!

強火ユンギペン率いる10代グループ

ただでさえゆとりのあるラグジュアリーシートで、そう多くない座席が埋まるということもなく、いつものように静かな上映前。
我々の一列後ろに、PTDモチーフ?のフードタオルのようなものを羽織った御一行が入ってきた。4人組で、ごく普通の白人の10代女子達。カワイイねぇ。この年代の子を前にするとどうしても保護者人格が降臨してしまい、人知れず目を細めるお母さん。
てかそのフードタオルいいなぁ。
激しくはしゃぐということもなく、内輪でコソコソキャッキャと控えめな雰囲気で、さすがこの辺の子たちはお上品だなと感心していた。

ところが。

暗転し、「HYBE」だかの文字が映し出されたその瞬間
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”」
とおよそカワイイお顔に似つかわしくない重低音のダミ声が聞こえてくるではないか。
「I love you, ユンギィィィィィィィ!!!!!!」
と今にも崩れ落ちそうな声で叫んでいる。

おいおいお嬢さん、まだ画面HYBE(文字)だけよ。

唐突な雄叫びに少々驚いた様子のママ友に
「あ、いまの叫び声のユンギィィィっていうのはSUGAの本名。ミンユンギだから。だいぶ本気なんだと思います。」と小ネタ解説を挟んでみる。

MIC Dropでユンギが姿を現す時さぞかし大興奮だろうなぁ、この時のスタイリングはヘアも衣装も神がかっていたし…とひとりニヒルにほくそ笑んでいたら、その瞬間は予想を裏切らず
「んぎゃぁぁぁぁ!!!!ユンギィィィィィィ!!!」
と無事情緒決壊の様子。強火カワイイ!!微笑ましすぎる!!!

この子らこのテンションで最後まで持つのか?過呼吸ならないか?と若干心配していたが、アミボムを振り回しながら叫んで踊って終始楽しそうだった。この4人組は基本ラプラペンらしく、というより、その日の場内の声援はラプラへのそれが総じて大きめで、若いアメリカ女子を虜にしているアジアンビューティーなラプラを改めて誇りに思うなどした(謎目線)。

ダブルデートを楽しむ大人たち?!

我々の同列端から4席を陣取っていたのは、シックにドレスアップしたマダムとそのパートナーのおじさまのダブルデート風の2カップルだった。

まず、場内に「おじさん」がいることに少しビックリしたし。
いや、いていただいて全然良いし、むしろ嬉しいし、何ならワッサワッサってハイタッチしてハグでもしたい位ですけど、でも、特にアメリカだと大人が、ましてやおじさんがボーイバンド推す文化は基本的にないし、やっぱり不思議だったのは否めず。

案の定、盛り上がる周辺をよそ目に、お酒呑みながら足組んで軽くリズム取る程度で、アダルトな会なんだな〜なんて思っていたら!!

Dynamite で突然マダムがヒューーー!!言い出して、グラス持ったまま立ち上がって踊り出したし!それでおじさまも釣られて踊りだしちゃうし!!

でたなDynamite 新規!(お母さんはButter新規です)

なるほど、美味しいものでも食べた後、呑みながら踊るジャズバーみたいな映画館の使い方もできるというやつね(夜7時45分からの上映だった)

英語曲ってのは本当にファン層の裾野を広げたんだな。一部では色々言われがちなDynamite 以降の活動だけど、よりたくさんの人に色々な形で幸せや喜びを届けたのは間違いなかったんだよ、と胸が熱くなるなど(だから目線)。

大幅遅刻からフルスロットルの古参2人組

チケットを購入する際に席を選べるのだが、埋まっていたはずの隣の2席に誰もくる気配がない。
払い戻しなんてできるのかな?本当に各席がだだっ広く作られているので、スースーと寂しい感じがして、たくさんの人と盛り上がりたかったお母さんとしてはちょっと残念だなぁなんて感じていた。

英語曲が終わってセトリも後半になり、大好きなMa Cityのイントロが流れ出したその時!

1人はでっかいMANG、もう1人はSHOOKYとRJを抱えて猫耳?らしきものをつけた2人組が走って隣の席に入ってきた!!!

思わず、え?今から??って笑いながら叫んだし。

そして入ってくるなり席にも座らずフルスロットルで飛びまくって歌いまくる。助走なしの全力疾走。
合いの手的なものもバッチリなので相当年季が入っている感じだ。

配信の際に「ジョングクどうしちゃったのかな?」と若干心配したDopeのキリングパート飛ばし、彼女らももともと認識していたようで、手を前に伸ばして爆笑しながら
「なんでやねーーーーーん!!!!」
って超ハイテンションでジョングクにツッコんでた。
正確には英語なので良くわからないが、多分、そんなニュアンスのことを叫んでいたと思う。

このマインド、見習いたいし!
ジョングクだってウジウジ大丈夫かなとか言われるより、へーーーイ!て極めて明るく無遠慮にツッコんでもらう(そしていうても大して気にしてない、むしろイレギュラーを楽しんでる)方が好きに決まってる。
病める時も健やかなる時も、例え大幅に遅刻した時も、大らかな心で推しとの時間に感謝し、最大限楽しむこの感じ最高じゃないか。

かと思ったらYoung Foreverは涙ぐんでいるようだったし、いや高低差!

帰りのお手洗いでも一緒になって、何やら4年前のライブの時はどうのこうのなどと話して盛り上がっていたのでおそらく古参アミさんだよね。多分映画もこの回だけじゃない故、とりあえず今日はMa Cityくらいからでいっか!的な感じだったのかも?

このノリとフットワークの軽さ、勉強になった!(なんの?)

帰ってからも神コンテンツ目白押しで幸せな1日

その他にも、一番後ろの列はアミの団体で固められていたらしく、全員アミボム持って立ち上がり、終始場内を盛り上げてくれていました!
1年前のPTDライブビューイングに比べるとコロナへの配慮的な感覚も完全に無くなり、またガチのARMYさんが多かったおかげでアットホームな雰囲気ながらアメリカっぽく自由で緩い鑑賞ができ最高に楽しめました。

幸せな気持ちで帰宅したら、なんとコールドプレイのヒョン達がウットちゃんつけて愛に溢れた The Astronautカバー、さらにはアルゼンチンのビハインドと素晴らしい動画が上がっててまた感動。
ねえクリスすんごい坊主にしてるけど、それもしかして…(多分バンタンモンペの勘違いです)

以前、ウットちゃんとの写真を上げてくれたベースのガイさんのインスタを少し覗いたらなんとも私服がオシャレで好き系だったのでフォローしてるんですけど、クリスの前妻グウィネスがハーイ君達元気い?なんてサラッとコメント残したりとかしてて、良く考えたらなんですかそのカオス。
関わった人たち皆理解し合って、最終的に仲良しですみたいな。アレですな、界隈全員、愛情深くてほんと人となりが良いし、器がでかいし、人間が出来ているんでしょうね。

ってね、今一度ガイさんのインスタ確認したら、投稿ほとんど消えてました。ジョングクだけじゃなかったのか、こういう手法は!

ああまた、いつものように、最後は映画の話からガイさんインスタまで話ぶっ飛んでしまいました。

読んでいただき、ありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?