見出し画像

甲状腺がん+肺転移の術後4日目

ICUから大部屋に戻ってから夜は咳が出て眠れない日が続いていた。
不思議なのは日中はそれほど咳が出ないのに、夜になると出る。
そして咳が出ると止まらない…
相変わらず痰は出なくて咳のみ。
喉の奥に乾燥した部分があって、それが違和感となり、刺激になって咳が出て止まらなくなるから眠れない。

眠れないのはそれだけではなかった。

眠りに入りそうになると急に息が止まるような感じで、少し苦しくて目が覚め、息をして落ち着く。
落ち着くがそこで目が覚めてしまって眠れなくなる。

そういう症状も少しずつ良くなるのかな?と思いながら過ごしていた。
実際他のところは少しずつ良くなっていた。

この日はシャワー浴の許可がおりたので、創部を保護してもらってシャワーを浴びた。
術前に大きく切ると言われていて、怖くて傷口を見ることができなかった。
術後約2年経ったが、術創はほとんどがわからなくなり、ごく一部3センチ程度がわかる状態になった。
普段つっぱる感じがするのは傷跡が残っているところ。
突っ張るのは体重が増えたせいなのかな…

この日で抗生剤の点滴は終了して、カルシウムの点滴のみになった。
この頃はよく手が痺れていて、医師にそのことを伝えるが、テタニーではないんじゃないかと言われていた。
痺れるほどカルシウムは低くないと言われる。

そうなのか…
痺れると言ってもすごく気になってしょうがないというほどでもなく、微かに痺れているかも?という感じだった。
じゃあ気のせいなのかな?と思おうと思ったが、点滴をすれば落ち着くような気がする。
微妙なしびれでそれ以上ひどくはならないので、気のせい?気のせいじゃない?を繰り返す毎日だった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?