中学生日記 〜遊戯王編〜
TOYOTAの嘉陽すげえ。
中学の時、対戦したことあるけどダルビッシュモデルのNIKEのグラブで、ダルビッシュ選手みたいな投げ方で、器用なイメージだったなあ。今ほど球が速いとかでは無かったけど。あと背番号3だった。
とある放課後の昼下がり。
俺らはグラウンドへ向かう。そう。
決闘者(デュエリスト)として。
決戦の舞台は一塁側のベンチ。
男達の熱い戦いが繰り広げられる。
皆それぞれペアになってデュエルを繰り広げる。
まさに遊戯王部。いや、決闘者の本能。
しかし真のデュエリストを目指す俺
場にはモンスターもいなく劣勢に。
このターン切り札を引かなければ負け。
こんな所で負ける訳には行かない。
あんたが今ここで倒れたら舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの。ライフはまだ残っている。ここを耐えればマリクに勝てるんだから!
川村、死す。 わけにはいかない。
運命のドロー。
「俺のターン!!!ドロー!!!!」
チャッチャチャッチャチャーラララーラ(熱き決闘者たちがここで流れる)
キタアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!
ブゥーーーン(車の音)
バタン(ドアが閉まる音)
皆「やばいやばい片付けろ」
一同、ここで野球部だった事を思い出す。
どう考えても最悪のシチュエーションだ。
コーチ「はい、お前ら集合。」
コーチ「今遊戯王やってたやつ帰れ」
皆「.........」
デュエリスト達、帰宅命令により帰宅。
やむを得ないので帰り道にあるジャスコ(現ÆON)で遊戯王のパックを買って帰る。
そんな日であった。
次回、中学生編最終回。
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