見出し画像

【書く習慣】#1 自分にとってnoteは何か見つめ直す

noteって自分で自由に発信できるんだ!
学生の時に流行ったブログみたい。

そう思って色々調べると、以前のブログのように個人で簡単に始められるけど、「作品」になる一面があることを知った。
インフルエンサーの中には「統一感があるといい」と言っている人もいる。
作品として発信していると、出版社の目に留まって書籍化することになったものもあるという。
確かに、本屋でも「noteが書籍化されました」と見かけたことがある。

私がnoteを始めたときは「出版したい」なんて大それたことは考えていなかったけど、一瞬、本当に一瞬というか超音速くらいのスピードで頭の中によぎったのは否めないかもしれない。
何というか、副業くらいのお金に繋がったら嬉しいな、と。

だから、ネットの誰が書いたのか分からない「統一感」というキーワードにしっかり引っかかった。

とにかく、ものを書いてお金を稼ごうと考えるなら、自分で発信してみた方がいいと思って「習うより慣れろ」の精神で自分のnoteを開設してみた。

結果はというのも適切な表現ではない気がするが、とにかく現時点で大失敗。

私がここでいう「大失敗」は、ライターの執筆規定に沿っていないとか、文章が稚拙で読み手を引き込めていないとか、そういう話ではない。
そもそも、書けなかった。
全然更新できない。書けない。
それも時間的にどうしても無理という話ではない。

統一感に引かれた私は、最初に「街歩き系」のnoteを執筆しようと考えた。
毎日ではないけどランチ外食が多いので、その時に食べに行くお店の記事を書こうと思った。
実際に数件書いてみた。
まだ公開していない記事もあるけど、なんせ難しい。

まず、大抵のお店はすでに多くの媒体で取り上げられていたり、Instagramなどでインフルエンサーが発信している。
既出の記事を超えて、もしくは「この素人感がいいやん」と思われる結果につなげるのは本当に難しい。

さらに、1人での訪問では存分に紹介するほどは飲食できない。
胃がもたない。
実際には食べていない人に「食べたい」と思ってもらえるような記事を書くことは簡単なことではない。

考えてみれば当たり前なことだが、始めてみるまでは「好きなことが発信できるならできそう」と思ったものだ。
うん、よくそう思ったなと、今では思う。
仕方ない、経験がないことは分からないこともたくさん出てくる。

ここで、自分が勉強していることなら!と思い立って、SHElikesでの学習について書こうと考えた。
アウトプットにもなるし、考えもまとめられそうだし、一石二鳥くらいの気分で。

もちろん、ここでも問題が発生する。
学習したことを文字化して表現するとは言っても……例えば、講座の内容は公開してはいけないものもあるのでは?と境界線に悩む。
デザインの原則はここの専売特許ではないから、公開しても問題なさそうな気はするが「お金を出して講座を受けている」その内容を一個人が無料で発信していいものなのか……
著作権とか引っかからないだろうか……

そんなこんなで、勉強のアウトプットではなく、個人の感情にフォーカスすることにした。
その時、学習が思うように進んでいなかったこともあり、誰得か分からない「気持ち」みたいなものを発信した。

もしかしたら「ああ、私も」と共感してくれる人もいたかもしれない。
でも「読者が読みたい物を書く」というライターの原則にはマッチしない気がする。
執筆とはいえ素人のブログのようなもの。
ライターの原則とか、偉そうに言える立場でも何でもないんだが。

「副業の足がかりにしたい」と欲をかいていた私は、統一感や読者が読みたいものを書くことに妙に惹かれたし、こだわろうとしていた。

先を考えれば、こだわることが悪いわけではない。
でも、そもそも「慣れるために発信してみよう」という目標は全く達成されない。
書いていない、発信していない、これでは慣れも何も生まれない。

人が読みたいと思う記事が書けるかは分からない。
もしかしたら、いくら練習してもセンスがないかもしれないけど、そんなの今は分からない。

本当は、日本語教師に関連することもいろいろ書きたいし、SHElikesと自分の気持ちの変化みたいなものも書きたい(自分と向き合うためだけのものかもしれない)、CITTA手帳の自分なりの使い方も公開したいし、過去のものだけど旅行のことも発信したい。旅行に関しては解禁したら過去だけではなく積み重ねていきたい。

ん?
プロでもないし、インフルエンサーでもないし、ただの一般人の私が統一感とか、今の自分には最重要でもないことをそんなに気にしなくてもいいのかも。
その時の気分に合わせて書きたいこと書いて、とにかく「公開する」ボタンをポチッと押しちゃえばいいのかも。
何をカッコつけてこだわっていたんだろう。

そう思って、書き連ねてみたら、この時点で約2,000字。
書けるやん。
まずは自己満でも書いてみたら、私書けるんだ。

あわよくば、文章が洗練されてくるとか、読んでくれる人が増えるとか、そういうことが起きればモチベーションにもなるけど。
とにかく思いのままでいいのかも。

ブログも雑記ブログとかいうからね。
どこかに食べに行って「書きたい」と思えばお店の記事を上げればいいし。

【どこにでもいる飾らないアラサーの日々】
ちょっと力を抜いて。
がんじがらめになって動けないくらいなら、適当に動き出せる範囲で。
止まっているより、少し進んでみる。

誰得なのかなんて気にせずに……
興味があったら覗いてみてください👀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?