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【書く習慣】#7 懐かしきmixiと今に繋がる私

先日、約10年ぶりに元彼から連絡が来た。
どれだけビックリしたかって……!!!

最初は単なるミスかと思って。
でも「謝りたいことがある」らしい。
私には思い当たることがなくて、ますます相手間違っているんじゃないか?と思ったけど、こういうのって気になっちゃうじゃない?
もしかして、本当に何かあったっけ?と、その「何か」を探しすべくSNSをいろいろ漁ってみた。
とはいえ、別れて少しした時にトラブルに巻き込まれたくなくて主要なSNSは全部ブロックしてたからヒントになるようなものはなくて。
ほとんど存在も忘れてたmixiを開いてみることに。

こういう時って、なぜかmixiもあった!って思い出すのよね。
おまけにガラケー時代のアカウント情報なのに覚えてるもんで一発でログインできちゃったよ。

5年前の日付でその彼から謎のメッセージは来ていたけど、明らかにこれじゃない……はず。
なんか、セールスみたいなメッセージ。
いや、もしこれだと言うのなら、まじで謝られても意味がわからない。
連絡を取るための口実にしてはお粗末すぎる。

気になって寝つきが悪くなったから思い切って返信することに。
その後、時間を合わせてちゃんと話すと……

想像通り、mixiなんてかけらも関係なかったさ!!!

10年前に言った言葉を後悔していたらしい。
私がSNSブロック祭りしたのも、言葉にブチ切れてしていたと思っていたとか。

ふふふ、私のことわかってないな。笑

正直な話、今となっては彼のお詫びもどうでもいい。
いや、当時聞いていたとしても怒ってないだけじゃなく気にもしていなかった私には必要じゃなかったけど。

それより、10年ぶり?それ以上ぶり?にmixi開いて、懐かしくなったよ。
どうやら前に見た時に日記は全部消してたみたい。
残ってたとしても、高校生の私がポツポツ書いていただけで大したことは書いていなかったはず。
読まれると恥ずかしいポエムみたいな内容でもなかったはずだし。

当時は次の日学校で顔を合わせた時に「昨日の見たよ」とか話のきっかけになってたから下手なことを書くと学校で恥ずかしい感じになるところまでがセットだったと思う。
公開設定しているのも「どうしたの?」とネタになる。
そういう年頃で、そういうSNSだった。

久々に見て懐かしくなったのは紹介文の欄。
友達がいいところとか、こんな人だよ〜とか書いてくれてるところ。

ありがたいことにいいことを書いてくれる友達ばかりで、久々に見ると「当時の私にはこんなパワーがあったんだっけ」なんて思ったりも。
なんだか胸が熱くなった。

開いたついでにもうアカウント消しちゃおうかと思ってたけど、何だか自分の青春の一部で、友達が書いてくれた言葉を消すのが少し惜しくなちゃって。
学生で今とは悩みが違ったがゆえに、真っ直ぐ突き進んでいた感じ。
今も全く同じように進むのは難しいけど、あの頃みたいに突き進みたいし、そう書いてくれた友達に「変わってないよね」って言ってほしくなった。

今は疎遠になってしまった友達もいるけど、どこかで会っても恥ずかしくないように進んでいたい。

最近は「普通」とは少し違う進み方をしていることが、なんとなく胸を張れない感じがしていたけど、そんなこともないのかも。
もちろん誰かのために王道を生きる必要もないし、違うって言っても道を外れているわけではないし。

たった一つの(正直、どうでもいい)連絡が、まさか過去に運んでくれるなんて。
過去のSNSは大抵の場合、黒歴史的な何かが詰まっている。
決して黒歴史ではなくても、今見るには恥ずかしい何かが。
でも、今回は暖かい何かに触れた気がした。

いい過去に出会えた気がする。

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