見出し画像

【仕事の出来事】ミスを報告するのは誰の仕事?

ここは、普段の仕事で思ったことを吐き出すところ。
見ている誰かにとっては、私の感覚がおかしいと思うかもしれません。
でも、お互いに「そういう考え方もあるんだな」で、いいでしょう?
書いておいてアレですが、感覚が合わないと思ったら流してくれていいのです。

と言うのも、私がわざわざ人目につくところに愚痴とも言える内容を吐き出しているのは、実際の仕事環境で収まらなくなったから。

そんなこんなで過ごしていましたが、ちょっと限界です。
寝つきが悪いし、頭の中から仕事のネガティブな面が離れない……
まだ、それ以外に症状があるわけではないけど、そろそろ私も相手を攻撃しない方法で自分を守らないとよくないなと思ったわけです。

吐き出して発散して、仕事で一緒に過ごす時間はできる限り穏やかでいられるようにしたいと思います。

登場人物

貿易関係業務
登場人物A:私・パート契約・日本人・日本のクライアント対応
登場人物B:正社員・外国人・日本オフィスと外国オフィスの連絡業務
フィクション含む

ある日、日本の法人クライアントから「納品指示として伝えた内容と違う状態で納品されている」と連絡が来ました。
私、内心かなり焦る……
ミスした云々より、この納品分が全部作り直しになったとしたら???と、一人でドキドキしましたが、まずは現状確認としてBに連絡しました。

A「クライアントさんからこういう内容の連絡が来てるんだけど、指示書と工場スタッフの対応が同じだったかどうか、現地に確認をとってください」
B「あ…自分かも」
A「自分かもとは??思い当たることがありますか?」
B「工場に伝えるときに間違えて伝えたと思う」

おお……
間違えたんじゃ仕方ない…か。

人間だもの。

責めてもどうにもならないし。
と思った瞬間!!!

B「工場に聞いても意味ないけど、どうしますか?」

言い方!
そして、なぜ何も自分で一旦考えないのか。

A「私はこの後、状況をクラインとに報告しないといけないし、謝らないといけないんだけど、どうしたらいいと思いますか?」
一旦聞き返してみる。

B「さあ?だって、もう納品しているし。」

ん????
このBさん、上司はクライアントの担当にするのは日本語力が心配と話すけど、ひとまずOKレベルではあるのよ。
つまり、日本語を言い訳にするのは無理がある。

なぜ、この対応ができるのか???
疑問でしかないけど、就業時間前でダラダラしている時間もないし、待ってもこの人の中には答えらしきものや反省した態度とかないんだなーと思って、

A「まず、”自分かも”の”かも”をきちんと確認してください。工場スタッフに納品分が全部同じ梱包になっているか、念のため再確認してください。今後の対応はクライアントの意向もありますが、現状の報告を責任者にしてください。全部終わったら、クライアント連絡の内容を検討するので報告してください」
B「はあ(ため息)私がですか?」

え?
他に誰がミスの報告をしろというのでしょうか。
私でしょうか?

どの仕事であっても、同じような考え方の新人さんはいるかもしれませんが、ミスの報告は自分でしましょう。
そして、取り返しがつかない状況に悪化しないように、早急に報告しましょう。

誰だってミスの報告は気が重いですよね。
でも、自分でしないともっと気が重い事態に発展するかもしれません。

自分で報告しないことで懸念されること

①正しくない情報が混ざる

本人が報告しないとすると、今回の場合は私が報告することになります。
私だって「嘘ついてやる!」なんて考えは一切ありませんが、伝え聞いたことを報告することになるので「〜だと思います」「〜はずです」と不確実な言い方の情報が増えます。
その情報を元にBに連絡がいくと、上司から来た連絡を取るのがもっと嫌になりませんか?
そして、Aが言っていることは違う!など、正しい正しくない…と情報が堂々巡りです。
誰にとっても手間が増えるだけで、意味がありません。

②「報告もできない人」になってしまう

どんな仕事でも、どんな環境でも「報告」って大事な仕事ではないでしょうか。
社会にはいろいろな人がいるので、アイデアを出すのが得意な人もいれば、いろいろな情報をまとめるのが上手な人、データを分析するのに長けている人など……あげたらキリがありません。
でも、どんな人でも「報告」が必要です。
全く報告しないで仕事が進められる人はいないのではないかと思います。
フリーランスでも顧客とのやり取りがありますから。
さて、そう考えると「報告ができない人」は会社にとってリスクになるのではないでしょうか。
そんな人を会社は雇い続けたいと思うでしょうか。
無下に辞めさせることはできなくても、事実上そのようにことが動いていくことはありますよね。

③そのときに必要な最善の対応が検討できない

クライアントに迷惑をかけている以上、そのトラブルを収めるべく動く必要がありますが、ここで誤った対応をとると事態が大ごとに発展するかもしれません。
そのため、できるだけ最善の策をもって対応するには、まず状態を正しく理解する必要があります。
ここで対応を誤ると「誠意のない対応」だと思われて、今後のクライアントとの関係性も変化するかもしれません。

④自分で対応できる範疇を超えている

そもそも、一個人の社員が責任を取れる内容は限られています。
それこそ「損害分を全部補填しろ!」なんて言われても大抵の人には無理ですよね?
企業間のやり取りです。100万、1000万の損害分を補填できますか?
どうやっても無理な納期に一人で対応できますか?
私は無理です。
万が一、自分に降りかかってきたら、全力で会社にすがりたい。伏して謝るから!!!
自分で対応できるなら言わなくていいという意味ではありませんが、出来もしないのに報告もしたくないとは何事、何様でしょうか。

結局、どんな形で報告したのかは分かりません。
一切報告もされなかったので。

今回はクライアントの対応も最小限で済みそうだし、厳しいお叱りも受けなかったので運が良かったですが、このBさんは絶対またミスしますよ!
なんでかって……ミスとちゃんと向き合っていないから。

今度はミスとの向き合い方を振り返ってみましょう。
いい話も残念な話も、毎日働いていると話は尽きません。

では、今回はこの辺で。

#私の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?