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【引き寄せの法則】一日目・調和


オカルト?科学的根拠がない?

2006年にスピリチュアル・ニューエイジ分野に革命を起こした映画「ザ・シークレット」

いわゆる似非科学である「引き寄せの法則」に魅了された、私もその一人だ。

思考は現実になる。夢はかなう。

まるでどこかの宗教の勧誘か?ともとれる教えの数々は、根拠が乏しく、法則と名付ける割に再現性は薄い。

当時10代の若者だった私は、そんなことお構いなしにのめり込み、様々な場所で学び、その教えの恩恵を受けようと実践した。

それで、引き寄せの法則は、存在するのか?実際に作用する法則であるのか?

私には分からない。

では、引き寄せの法則というものは存在せず、全てはでっちあげだったのか?

私はそうと思わない。

なぜなら、私はこの法則で、多くを得たから。


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こんにちは。

谷塚総合研究所・神に選ばれし男、塚本です。

ロンダ―・バーン著「ザ・シークレット」より、引き寄せの法則についての連載。

初回の今日は、概要の説明と調和について。


引き寄せの法則から、私が得たもの。

当時、何をするわけでもなく、ただ何かをしたい。
自分には何か出来ることがあるはずだとエネルギーを持て余し、何者かになりたかった私は、多くの本やネットからとっかかりとなるような知識を得ようと必死だった。

もちろん、運命的な出会いやインスピレーションが空から降ってきたような体験ではなかったが、私は紹介する本書を手に取り読んだ。

ぶっちゃけ「よくわからん」というのが感想だったが、とりあえずやってみようと、本書にある内容を実践し生活してみた。

しばらくしてから当時路上詩人として生活していた私は、同業者の詩人に出会い、意気投合して彼を自宅に泊めた。

彼は私の本棚から本書を手に取り「ずっと読みたかったんだ」と読み続けた。

翌日彼が家を出る時、私は彼に本書を渡した。
「私は、本じゃなくてDVDが欲しいから、自分で手に入れるよ」と。

胡散臭い成功体験に聞こえると嫌なので簡単に書きますが、実際DVDを手に入れた。
4000円程度で買えたのですが、当時の自分にとって4000円は高かった。
それに、本書から学んだことを実践するいい機会だと思い、買うことをしなかった。

路上詩人の活動から知り合った方の家に招待されたとき、面白いから見てみな。と渡されたDVD。どんな内容だったかはもう覚えていない。
そのDVDの外箱を開け中を見ると、そこに「ザ・シークレット」があった。
「中身が違ったね」と彼は言うが、私にとっては間違いでも何でもない。

詩人の友人との出会い。本書を読み彼に渡したこと。私は自分でDVDを引き寄せること。
それらを伝えると彼は「そのDVDは君の手に渡るためにあったんだ。持って帰りなさい。」と。

実際に引き寄せの法則を体験した私は、そこからのめり込むように学んだ。

それから実際に、多くのものを手に入れた。

その手段や方法に説明のつかないものも多く、私は自身の経験から
「少なくとも私自身には、引き寄せの法則が存在し作用する」
と、自ら結論付けている。

他の人にも効果があるか?知らん。

でも、私が学び経験した「引き寄せの法則」についての多くのことが、それを実践する誰かの役に立つだろうと考え、ここで記事にします。


引き寄せの一歩目・調和

引き寄せの法則に関連する書籍は多く、私自身も数十冊と読み学んできたので、どこから知識を得たのか分からないものも多いです。

めんどくさいんでもう、自論にしちゃって解説します。
引用しようにも、どこから引っ張ってくればいいか分からん。

おススメ書籍はいつかリンク張っておきます。


まずは、調和です。

願望を実現した自分そのもの。になってください。
映画を見て登場人物に共感してしまうような。
小説を読み、その場に自分がいてハラハラしてしまうような。

そのイメージが明確である必要はありません。
だからと言って、明確にゴール設定するのが悪いわけでもない。

肝心なのは、その目標と調和しているかどうか?
具体的でも抽象的でも構わないのです。
方向さえ示せば、その方向に向かいます。

そして物事がすすみ、新しい世界が展開するにしたがって、目標は嫌でも具体的になってきます。
とにかく調和。

「周波数を合わせる」とか「波動を整える」とかってやつ。
日本人にはなじみのない言葉だから、私は「気」って言葉に言い換える。
「気に障る」「気が立っている」「空気を読む」「気が滅入る」
気を感じ学びたいなら、道場やヨガ教室に通えばいい。

映画とかでも、楽しむためには没頭する必要がある。
その世界にのめり込み、その世界の住人となり感じること。
これが調和。

自分が欲しい・体験したいと思う物事の始まりには、必ずこの調和が存在する。
その世界の住人となって、体験を感じること。
引き寄せの起点は思考ではなく調和だ。

常に私たちは、この世界に存在する何かしらの世界に調和している。
私と私の兄弟では、同じ環境にいながら調和している世界が違うので、おなじものでも見え方が違ってくる。
自分がどんな世界と調和しているのか理解しよう。

同じ仕事・同じ勉強をしていても、それによって得られる感じ方は人それぞれ。
「つまらない仕事だ」「とても面白い勉強だ」と。
私たちの仕事は「この目の前の世界をどのように感じたいか?」を選択・決定すること。

「この勉強は、将来必ず自分の役に立つ」と決めれば、その通り役に立つ。
「この仕事は、私の億万長者への道のりの第一歩だ」と決めれば、その通りになる。

言葉は、自分の調和をコントロールするための、最も扱いやすい武器だ。
「嫌だいやだ」と言っていればその通り嫌になるし、
「楽しい」と言い続けていれば、嫌でも楽しくなる。

いわゆるアファーメーションは、言葉を繰り返すことで効果があるわけではなく、言葉によって調和する世界を方向付けることで効果が生じる。
世界観を持たなくなった言葉は、いくら繰り返しても意味がない。

映画の世界であれば物語の結末がどのようなものであれ、自らの感情が揺さぶられ感動し、現実世界に戻ったときの余韻が大きければ名作だ。
私たちの人生も同じで、みんないつか死ぬわけで。

生きている今という時間の中で、心が動かされるような物事を望んでいる。
その世界観に没頭し、これが私の人生だと胸を張って言えるような物事を。
私たちは結果を恐れ怖がるあまり、自分が望む世界観に没頭するのをためらっているのではないか?

自分の人生の傍観者であっては、冷めた目で映画を見るのと同じで、そこから生まれる感情の波を楽しむことは出来ない。
いまここにいる以上は、いまここに調和し感じることが、自分の人生を生きる最短距離になる。

引き寄せは、今ここから逃避するために使うのではなく、今ここにいる自分の主人公となり、映画のような世界で望む現実を創造するための手段だ。
調和し、その世界の住人となることで、私たちは私たちの持つ力を活用することが出来る。

この世界の出来事・結果に色を付けるのは自分自身だ。
この物語の行く先は、私たちがどのような世界と調和しているかによって変化する。
ただ、望む世界に没頭し、それを感じ、その世界の住人となること。
それが引き寄せの第一歩になる。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。

しばらく連載します。