【引き寄せの法則】四日目・実践
この記事は【引き寄せの法則】一日目・調和 二日目・環境 三日目・勢いの続きとなっています。
よければ先に、そちらをご覧ください。
こんにちは。
谷塚総合研究所・イタコの塚本です。
今日は、前回の記事に引き続き、引き寄せの法則から。
調和が方向を示す。
願望というのは、なにも言語化できるものだけではない。
もっとも強烈に人を惹きつける願望は、感情によって生じる。
感情は脳の原始的な部分から生じるので、言語化されるものより正直に、自らの気持ちや思いを反映する。
感情をコントロールするのは言語だ。
言語化された感情は、言語によってコントロールすることが出来る。
だが感情というものは様々なメッセージを含んでいるので、一概に言語化するとすべてが明らかになるのかと言えばそうではない。
言語化される願望であれば、それに越したことはない。
願望を実現するための第一歩は、願望を持つことだから。
でも、全ての状況において願望を持とうとするなら、脳は疲弊してしまう。
言語化するというのは、脳にとってものすごく負担になる。
感情であれば、より反射的に私たちの思いを反映するので、私たちにとってとても活用しやすい。
まずは、感情を整えよう。
人間は、望むものが何かと問われると明確に答えることが難しいが、望まないものは何か?と聞かれると、それをスラスラと答えることが出来る。
望むものを認知するのは、人間の発達した部分の脳の役割。
望まないものを認知するのは、人間の原始的な部分の脳の役割。
発達した部分の脳を活用するには、リラックスして安心できる環境に身を置く必要がある。
そのような環境に身を置く時間を確保するのは、とても難しい。
逆に、人間の原始的な部分の脳を活用するのために必要になるのはストレスだ。
一日の大半は、このストレスという負荷が脳にかかっている。
このストレスを活用せずに、引き寄せなんて使えない。
ストレスは、自分が何を望まないかを教えてくれる。
引き寄せを説明する多くの分野で、ストレスはなるべく感じないのが望ましいという記述を目にするが、あれは嘘だ。
ストレスなくして、自らの願望に気づくことはとても難しい。
ストレスとは、正しい道から自分が外れている指標になる。
自分自身がストレスを感じる時は、自らの願望に気づくチャンスだ。
自問してみる。
「この経験の中で、理想の私と調和がとれていない部分はどこか?」と。
発見できたのなら、それが自分の捨てるべき経験だ。
時間がかかってもいい。何度繰り返しても構わない。
ただ「この経験は自分にとって必要ないものだ」と気づき、ただ捨てる。
その繰り返しによって、自分自身の環境を変化させることが出来る。
調和とは、リラックスして望む物事に意識を集中させることよりも、
望まない物事から、自分にとって必要のない環境を切り離すほうが楽だ。
環境を構築する。
先述の通り、人の脳を活用するには二つの環境の使い分けが必要だ。
リラックスとストレス。
ストレスは、自らが望まないものを教えてくれる指標となる。
それは、人間の原始的な部分の脳から発せられ、反射的に意識に上ってくるのでわかりやすい。
望まない物事に意識を向けること自体が悪なのではない。
ただ、望まない物事に意識を向け、それを手放さないのであれば、
その経験は繰り返し自分自身にやってくる。
「この経験の中で、理想の自分にふさわしくないのはどこか?」
だが、リラックスすることを忘れてはならない。
人間の発達した部分の脳の役割は、計画を立てること。
その部分の脳が活動的でないと、人は動物的な行いをすることになる。
短絡的で利己的。
一日数分でも構わない。
未来をクリエイトする時間を設けること。
ただリラックスし、自らの未来に思いを馳せる。
そのような時間は無駄だと思うかもしれない。
だが、人生の計画なしに時間を浪費していても、自らの人生が好転することはない。
いわゆる貯金だ。
未来の自分のために、いまという時間の資産を蓄える。
どれだけ忙しく日々を送っているとしても、必ず未来への時間の蓄えを用意するべきだ。
たとえ些細な積み重ねであったとしても、時間とともに必ず自分自身の人生をより良いものとする。
全く重要に感じない時間だろう。
だからこそ、必要なのだ。
環境は、そのような無駄な時間を捻出することで構築される。
変化に対する代償を支払う。
構築された環境というのは、すぐに変化を感じさせない。
だが、自ら掘ったくぼみを流れる水と同じで、環境の変化は必ず現実を変える。
「置かれている環境に、相応しくない人間は存在しない。」
自ら環境を変化させていくと、おのずと現実が変化する。
あまりにもあっけなく、とてもシンプルに。現実は変化する。
私たちは、その変化を恐れる。
代金を支払わずに商品を持ち出すのと同じだ。
世界は私たちに現実をプレゼントする。
それは、私たちが掘ったくぼみに、水が流れるのと同じで、全く自然なことだ。
努力して掴みに行くものが、自然と私たちの目の前に姿をあらわす。
目の前にやってきたということは、あなたにふさわしいのだ。
ただ「ありがとう」と感謝して、それを受け取る。
恐れは感謝に転換すればいい。
あなたにふさわしくないものは、あなたの目の前に現れることはない。
あなたが変化したのだ。
ただ感謝して、それを受け取る。
あなたはそれをせき止める必要がない。
それは、あなたのものだ。
まとめ
・現実を変化させるには、環境を作り直す。
・環境が変われば、嫌でも現実は変わる。
・ストレスは望まないことを。リラックスは望むことを私たちに認識させる。
・ストレスを感じたときは、望まない部分はどこか自問する。
・毎日意図的にリラックスする時間を設け、人間の発達した部分の脳を活用し、人生の計画を立てる。
・すぐに結果が現れなくとも、環境が変われば現実は変わる。
・やってきたなら、恐れずに受け取り感謝する。
連載した引き寄せの法則。
これで終わりにします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。