見出し画像

手伝いに最適な人数

手伝いに最適な人数をご存じですか?
正確は4人です。5人目からは邪魔になるので、むしろいない方がいい。

学生の頃、大掃除や文化祭の準備、部活の合宿など、大勢でなにかをする時に「あっち手伝って」と言われて、必要以上に人が集まってしまうという経験は誰しもあるでしょう。

長年観察してきたのですが、そう言われてすぐ動けるやつは出世します。自分が何をしないといけないかわかっていて先頭を切って動けるのだからそのリーダーシップはどんな場面でも活きるでしょう。

次に、そのリーダーの取り巻きが慌ててついていきますね。そいつはリーダーについていけば自分も1軍の地位は守られたと思っているやつです。それは確かにその通りで、そいつはそこそこ出世します。

ここで概ね人手は足りましたね。
それから動くやつはバカです。バカにも2種類あって、「やる気ある風アピールバカ」と「わけのわかっていないバカ」です。

やる気ある風アピールバカの方が少し賢いです。こいつは人手が足りているのはわかってるけれど参加意欲アピールのためだけに移動します。少し遅れて到着して、やっぱり足りてたかぁみたいな芝居を打ち周囲へのアピールは欠かしません。

わけのわかっていないバカは人手が足りているかどうかもわかってないので、とりあえず人の流れに乗って移動します。基本的に何も考えていません。

ただ、こいつらは余剰なので邪魔者と言う点では変わりありません。

一方、孤高の賢者は動きません。全ての状況を理解し、今行っても邪魔になるだけとわかっているのです。しかし賢者はしばしば全くやる気のないやつだと誤解されます。邪魔にならないことでその場の役に立っているのに。

賢者がやる気ある風アピールバカより低い評価を受けるのは、みんな本当のことがみえていないからです。

賢者は多くを語らないためわざわざ説明しません。私は賢者ですが、「わかる人だけわかればいい。」そう思っていつもむっつり立っていました。

皆さんは学生の頃、どのポジションでしたか?
全くやる気のないやつの中に賢者がいたことに気づいていましたか?それとも、あなたも孤高の賢者でしたか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?