さて、話を探偵さんの時代に戻します。まさかの、不倫相手が増えて頭が混乱するかあちゃん。心はグサグサいろんなものがささり、結構末期。このまま死んでしまうのではないかと思うくらいのなんとも言えない日々を過ごしていました。探偵さんとのやりとりをしながら、最後の偵察日を決めました。これが、最後。予算の関係上これ以上お願いすることもできません。たった1ヶ月だったけど、かあちゃんにはすごく長くてすごく辛い日々てました。このあと、証拠をもらいどんな感じでとうちゃんにつきつけるか、そんなこと
そんなこんなで季節は秋になりました。とうちゃんは相変わらず深夜帰宅。子供との時間もあまりなく、かあちゃんは、義母との生活と仕事と家事育児に疲れはてていました。モヤモヤも続いたままで、ついにじじいが3人で話し合いをする提案をしてきました。本当はじじいの手に乗るとじじいの土俵に引きずり込まれるので絶対に話し合いなどしたくなかったのですが、少しでも好転するならという淡い期待でつい話し合いすることにしてしまいました。かあちゃんは、この話し合いに聞きたいこと言いたいことを言うために紙に
不倫を疑いながらも会社の手伝いをする毎日。子供たちは、かあちゃんの深夜の帰宅と義母の存在にストレスを感じ始めました。しかし、今ここで休むわけにはいかない。歯を食い縛り頑張りました。そんな中とうちゃんは、仕事を理由にやはり深夜帰宅。一体いつになったら軌道にのるの?という疑問もあったけど、遅くに帰宅したとき、遅かったね。の一言に逆ギレされたので、なにも言えませんでした。会社の売り上げは爆発的にあがり、一年二年は赤字覚悟が二ヶ月目には黒字になりました。お金はあるけど、なんだかとても
会社を立ち上げ数日がたちました。とうちゃんは、毎日午前様の帰宅です。かあちゃんも、お手伝いに行きましたが別々で出勤しているので、別々に帰宅します。とうちゃんの両親が東京からきてくれたので、子供たちの心配はとりあえずありません。しかし、かなりの荷物を持ってきて、いつまで泊まるのかもわからず、かあちゃんは仕事と家庭と子供のことで頭がいっぱいになりました。それなのにとうちゃんは相変わらずさとたろうの話ばかりします。我慢をしていましたが、さすがにキレました。 かあちゃん「さとたろう
とうちゃんの不倫疑惑は今回に始まったことではありません。四年前に仕事を独立したときから、徐々におかしくなりました。 四年前の春頃独立をしたとうちゃんは会社を立ち上げるために日々忙しく動き回っていました。かあちゃんも内助の功をすべく、小学生の子供たちに寂しい思いをさせながらも家族一丸となって協力しあいました。しかし、会社を立ち上げるときなぜか一人だけ前職のときの同僚をつれてきました。かあちゃんはその頃からなにか変だな。と思い始めました。 女の勘 ってやつですね。 案の定
探偵さんにお願いをして、怪しい曜日に仕事場所で待機してもらいました。基本、私はメールで担当の方とやりとり。この日の何時にドコドコに行ってくださいと連絡をします。そして、2回目の張り込み日。担当の方から連絡がきました。 「本来なら全ての調査が終わるまではお知らせしないきまりですが、かあちゃんさんが毎日不安な日々を過ごされているようなので、少しだけご報告します。依頼された女性ではない方と、ラブホテルに行っています」 ( ̄▽ ̄;)ちーん どういうこと?いや、確かに怪しい人何人
初めて探偵事務所の扉を叩きました。人生において、お世話になるだなんて思ってもみませんでした。ネットで探しこの地域では一番大きそうなところを見つけました。怪しいとこもたくさんあり、不倫されて凹んでるのにぼったくられては本末転倒なので、慎重に選びました。 コンコン 「はーい。どうぞー🎵」 年配の女性の声 かあちゃん「かあちゃんです。よろしくお願いいたします。」 探偵「はーい。どうぞどうぞ。おかけになってください」 個室で机とテレビ、パソコンとなぜか一輪の花。そして、い
不倫が発覚したけど、今後どうすればいいのか、ナオミに相談した。 1.不倫相手に直接、内容証明を送りつける 2.とうちゃんとかあちゃんと不倫相手とその旦那と四人で話し合いをする 3.もっと証拠を集める(現段階ではラインのやり取りだけ) 今すぐにでも問い詰めたい気持ちを抑えじっくり考えた末、探偵をやとって3のもっと証拠を集めることにした。旦那を信用できなくなったけど、子供のためにも自分のためにも家族を守るためにも、揺るぎない証拠を掴み、全員に認めてもらわなければ失敗に終わ
こんにちは、はじめまして。かあちゃんです。 2019年夏から狂い始めた普通の主婦のお話です。涙あり、憎しみあり、笑いあり、呆れあり。どうぞよろしくお願いいたします。 これはフィクションか、ノンフィクションか、信じる信じないはあなた次第。
こんにちは、かあちゃんです。物語の登場人物を紹介します。 かあちゃん 40代パート主婦 とうちゃん 40代 医療従事者 こじこ 娘 中学生 まめぞう 息子 小6 つぶぞう 息子 小4 じじい とうちゃんの父 ナオミ かあちゃんの姉 たけ かあちゃんの弁護士さん はじはげ とうちゃんの弁護士さん さとたろう とうちゃんの愛人 その他 女A 女B とうちゃんの愛人たち さて、ここからホラーの始まりです。ハンカ
こんにちは、こんばんは、かあちゃんです。 2019年7月 悲劇は突然やってきました。いつものようにお掃除をしていたかあちゃん。その日もせっせとお掃除していました。ふとパソコンを見ると…なぜだか胸騒ぎがしました。とうちゃんのログインされたままのフリーメールになにかを感じたのです。もちろん旦那とはいえ人のメールを覗いてはいけません。今までに一度も触ったことも見たこともありません。でもその日はなぜだか胸騒ぎがしたのです。見てはいけない。でも気になる。そんな葛藤をしながらついにパン