我が家のお神さんと鬼嫁
久しぶりに、家族ネタです。ある意味現実逃避していたというか、家族は、まぁ大丈夫だから!という油断があったというか。あまり触れておりませんでした。今回とあるアクシデントをきっかけに、氣付かされたことです。
久しぶりのため、長文になりました。
まず。わたしは、心の中で家族をこう位置づけていました。
主人→旦那さん。いつもごっつぁんです。
亡き義父→仏さん。墓参りは出来るだけ行くよ。
義母→お神さん。なんだかんだで絶対的。マザコン旦那の神的存在。おろそかにしたらバチ当たる
長男→親友。面白いし、すげー良いやつ。
次男→彼氏。黙って話を聴いてくれて、一緒に料理をしてくれる、守ってあげたい繊細男子。
そんなお神さんが、転んで怪我をし、我が家の生活は一変する模様。
きっかけは、旦那が自分の「吉方」とされる真西の神社に行く事になり、ワタシは、2人で行く事をまず提案しましたが、家族全員で行く事に。
神社の駐車場から皆の後ろを黙ってトコトコ歩いてきたお神さん、声がしたので振り向くと、木の根の飛び出していたところにつまづき、転倒していました。
80歳を過ぎ、出歩く機会も少なくなり、老人カートが本来必要だったのですが、すっかり忘れておりました…。
左手首と右膝がみるみる腫れ、骨が折れているかもと、休日対応の接骨院から、緊急外来を勧められました。
緊急外来で、整形外科医が不在。
診察からレントゲン、その後整形外科医の先生が
わざわざ駆けつけてくれ、CTまでやりました。
医療現場が大変な中、ほんとうに頭が下がります。
時間にして6時間近い病院滞在。左手首は、骨折でした。ギブス、三角巾で固定。
介助が必要となりました。
帰宅後、ヨメのわたしはほぼ初めて、
お神さんの体を拭き、着替えを手伝いました。
お神さんの衣食住、身の回りの介助に関して。
旦那は、義母のトイレとかお風呂とかはちょっと…的にそそくさ。
ちなみに緊急外来付き添いも、どちらか1人に限られ、トイレが理由でワタシが付き添いました。
は?実の息子でしょ?という思いは隠せない。
わたしは陣痛の時、お神さんに背中をさすって
もらいましたよ。
その恩義を思い返しましたけどね?
普段、義母がやってくれていたこともやるのよ。
せめて他の家事引き受けてよ?とアピールする
隙もなく。仕事も言い訳にしそうだし、
普段から家事をやらない彼はあまり多くを当てに出来なそうだ…。
ワタシだって、とある企業のフルタイム社員で、イラストのオーダーもいくつか頂いてる身です。
洗濯物取り込みやお風呂掃除は息子2人にお願いする事に。
旦那は、会社では仕事バンバン引き受けてる立場だけど、家庭では仕事振り上手なのよね。ふーん。
買い物や地域の行事付き合い事は頼むよ。
そうか、これは介助だけど、いつ始まってもおかしくない介護のレッスンね。先日、テレビで阿川先生を見てこんな著者を手にしたばかりでした。
ようやく読み始めた矢先の、アクシデント。
ところで、吉方ってはずが、お神さんが、しかも神社でこんな事になるなんて。いや、そもそもお神さんと相性が良くなかった場所なのか、最近、お神さんを家族が疎かにしていたからなのか?
答えは出ないけど。
お神さんが、疎かになる背景。
高齢者は昔話が多くなり、話を繰り返すから、
家族は、聞き流す。
同じ質問を初めてするかのように何度もしてきて、家族はイライラを隠せない。
傾聴を学んでいるワタシでさえ、
真面目に聴く事が難しい。
旦那や息子達がエンドレスな応答に、イライラとしている中、反面教師のつもりで、ヨメのワタシは、質問に比較的淡々と返し、時には話題を変えたり…こういうもんだと悟る努力を密かにしてはいました。
これは他人だから出来る事なのだと、旦那や息子には考えを押し付けずにです。
そんな事と向き合ううちに、いまは元気にしているお神さんの、今後のお世話についてを考え初めていたので、今回の件はあまり動揺はしていないワタシですが、
また今後、家族の中での揺さぶりは何かしらあることでしょう。
ただ、歳を重ねるにつれ、確実に家族はランクアップしていくと信じたい。
チームとしてね。
ヨメとしては、そんな中気負わず、ワタシらしくやりたいものです。旦那見習って振り上手のフリ上手になるかな?ん?なんか鬼嫁テイスト?
ちょっと皮肉めいた内容にはなりましたが、
ひとは陰陽ありますからね…。
鬼嫁福嫁。うまく、使い分けたいものです。
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