不完全を教えなきゃならない事もある。

久しぶりのプライベート投稿です。

人間には、誰もが陰陽あります。
いわゆる長所短所があります。
誰もが分かっている事。

昨夜。次男が久しぶりに思い切り悔し涙を流しました。
彼は学校に行っていません。小学校３年生の後半から不登校で、７年生になった今もです。
退屈ではあるものの、穏やかに過ごしていました。
そんな彼が久しぶりに泣きました。

お母さんの手伝いをしていたか？おばあちゃんの見守りをもう少しできるか？こんな話を出張帰りのパパから確認が入り、
もともと料理をしたり家庭的な次男ですが、
私の部屋にやってきて泣き出しました。

「やっていない人に言われたくない」

私は彼が精一杯なのを知っていたし、パパも分かっているはず。だけど言葉というのは、怖いものだなと…

パパは泣いている次男を見て謝っていました。彼の真意がパパに伝わったかは分かりませんが、わたしは胸がギュッ、としました。

完璧になろうとしなくていいはずが、人は気づけば完璧をどこかに求めがちです。

不登校の子ども達（お兄ちゃんは今は通信高校生ですが）から学んだ事は沢山ありました。今も、もちろんそれは続いてます。

兄弟ともに表面化されていない胸の内を、どうにか分かってもらいたいと、分かりたいと思う反面、もっと大らかに行きたいと思うのです。

自分の事できなくて周りのこと何が出来る？
これは次男の涙に込められたメッセージだと、受けとりました。

私は我が家の認知症のおばあちゃんにも、
まだまだ不器用さが見える息子達にもそして、なにかとあれこれ心配しているようで、割と気付かない事も多いパパにも、大きな改善を求めていません。
だって自分が完璧じゃないから。
自分が一番周りは二番のひどい母親ですはい。だけど、自分を一番大事に出来るのは自分なんだよ？

自分を大事に出来ないなら
学校に行けなくてもいい
良い会社で働かなくても。

どうにかして生きることを続けてほしい
出来たら健康に…。

まだ若いのに、自ら断たれた命を思うと。
これはちょっと重い話なので、触れませんが

これからは不完全を受け入れるという事も伝えていきたい。
それらを含めて完璧になるのだから。

自分にも周りにも求めすぎない。

悔し涙を、流した後の次男は気分スッキリ。
鼻詰まりも治ったようでした。
新月前の浄化…かな？

そうやって、何度でもやり直せる。
また新しい時間のはじまりです。